人間椅子

昨日上げたリストから・・・
・12/8  結婚式ダブルヘッダー
・12/29 大学同期とDHのコラボ
・12/30 秩父旅行
・1/1   寝正月
・1/11  今年 演劇やるかも知れん
・1/12  おいしい結婚式
・1/13  インフルエンザ
・1/14  農協牛乳
・1/15  人間椅子
・1/16  Do Me Baby / Prince
・1/17  お前らみんな大好き
・1/18  豚しゃぶ美味い
から、今日は「1/16人間椅子」を。
 突然ですが人間椅子にはまりました。
 そりゃ日本人たるもの皆さん人間椅子は知っていると思いますが、万一知らない人のためにご紹介を。
 人間椅子は今日本全土で大ブレイク中のスーパーバンドです。90年代前半から今までずっと活躍中の、いまや日本で一番人気があると言っても過言ではないバンドです。
(リサーチ対象:千葉県市川市 一名)
 
 
★Wikipedia★
http://ja.wikipedia.org/wiki/人間椅子_(バンド)
 いや、元々根暗なもので、江戸川乱歩とか泉鏡花とか夢野久作とかに嵌ってた時期はあります。ええありますとも。悪かったな(誰に謝ってる)。でも、この年になって改めて、なんか気持ち的にそちらに傾倒しつつあるのです。
 不忍の池には身投げせし
 をのこの生首笑うとか
 魂魄残りて菖蒲の恨めしや
 女陰の爛れてあの世と舌を出し
 ああもうたまらん。こういう歌詞を朗読するとそれだけで陶酔します。カルモチン飲んで首括っていいですか。死にはしませんけど。この世にゃ未練だらけなもので。このまま死ぬと妖怪になります。誰だ現世で充分に妖怪みたいだなんて言ってる奴。
 ともあれ、人間椅子。若い頃に聞いたときにはさほど何も思わなかったのだけれど、今聞くとすごいね。世界観もさることながら、何よりも凄まじき演奏技量(特にギターの音色!)。ワジー(ギターの人ね)の音を生きてる間に聞けてよかったと思います。
 なんでこれが若い頃に何も感じなかったのか・・・不感症だったのかしら。
 はたまた好みが変わったか?
 年取ってからの方が多感になることもあるのかもね。
 オッサンになるのも捨てたもんじゃありません。
 青二才のまま煮え湯飲んで生き続けてやる。
 そんな自意識過剰な午前1時。
 人間、失格ゥ!

偏狭音楽情報 Vol.5

 と言うわけで、今日の紹介は「BEATIN’ Love / 詩人の血」です。

 「詩人の血」と言うバンドを知っている人はどれだけ居るのでしょうか?

 前衛的ポップミュージックの元祖ともいえる天才辻睦詞の変態バンドです。音と声と歌詞と腰のミックスが最高です。

 こういう中性的な声で生々しく夢紛いの愛を歌われるのが好きですね。

偏狭音楽情報 vol.4




 ダーツ開始一ヶ月目にしてハットトリック達成!うわーい!!
 シングルだけど、いいんです。ハットトリックには違いない!


 ・・・金曜土曜と朝から晩まで一日14時間近くダーツやってるからね・・・たぶん明日も。



 えーと、最近完璧にダーツサイト化しているこの「Royal Scam」、本来はSteely Danのファンサイトであり良質な音楽をお届けするキッチュでナイスでヤングでハッピーなサイトだということを皆さんお忘れでは無いですよね。誰だ未だにハゲサイトなんていってる奴。


 ・・・と言う訳で、久々にダーツ以外の内容、音楽情報をお届けしようと思います。



 【 関口 ノブ子 】


  Links to peppermint-patty


 ピアノ弾き語りの女性シンガーソングライターです。先日の木曜日、ライブツアー「四谷~高円寺横断 中央線の19キロの旅」第2夜を見てきました。


 矢野アキ子や坂本龍一、渡辺香津美っぽい、ふわふわしてるなぁでもなんだか一本筋が通ってんなコイツでも気持ち良いからまあいいや、と言うコード進行の耳に優しい/でも聴き応えのある曲をたくさん演奏してました。クラムボンの曲も一曲演奏してたけど、違和感無く聞けましたね。うん、そういう感じ(どんなだ。)。音楽的素養無いから、上手く説明できないの。ごめんよ。





 関口さんとは大学時代、サークルの先輩後輩の間柄で、色々とお世話になっていました。なんか夜な夜な長電話した記憶もあるなぁ。キーボードマガジンに関口さんの記事が載ってたとかの話題か何かで・・・もう10年近く昔だけどね。

 今回6~7年ぶりに関口さんにお会いしたのですが、その頃と全然変わっていませんでしたね。いや、もちろん大人びて素敵さに磨きがかかったのは当然なんだけど、大学時代のかわいらしい、ほんわかした雰囲気がそのまま残っていました。


 今回、彼女の歌った曲の中に「大きなクモの巣の中で」というタイトルの曲がありました。僕はこの曲が一番心に残っていて・・・この曲を聴いてると大学時代を思い出してしまいました。彼女がどういうイメージでこの曲を作ったのかは分かりません。でも、友人達と過ごした時代があって、離れ離れになって、それでもみんなは繋がっていて(むしろ僕の友人達は繋がり過ぎのケもあるが・・・)・・・と言う思いを歌った曲でした。元来僕はコミュニケーション欲求が強く、ねっとりむっちりな関係が大好きです。こんな思いを柔らかなピアノに乗ってとハスキーな声で歌い上げられると、僕はもうたまりません。とても幸せな気持ちになりました。やっぱり音楽はいいよねぇ、ぷはー(ビールをあおりながら)。


 それにしても、可愛いよなぁ、ノブ子さん。もー大好き。




 この人の可愛らしさとその音楽を体験したい方は、2月7日にツアー最終日のライブが四谷であるので、イッパイ興味ある方もちょっとだけ興味ある方も、皆さん是非。(詳しくは上記公式サイトより)


 うーむ。こうやってみると僕の周りには「内から溢れさせること」を頑張ってる奴らが多いなぁ。Qは舞台やってるし、深雨は原稿を書きつづけてる。多幸詩さんは芝居も音楽を続けてるし、Kazもバンドやってるって言ってたなぁ・・・僕は結局こういう奴らが大好きなのね。こういう人たちをサポートする事で生活できるようになりたいなぁ。そうそう、ダーツばっかりやってる場合じゃない。かみさんたたき起こして、二人バンド復活させなくちゃ。あれ?何でそうなる?


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 「おいおまえさんや」

 「なんだい?」

 「そろそろ真面目に音楽やろうじゃないか。ほれ。」

 「これ何?」

 「僕が若い頃挫折したジャズハノンだ。これを練習してSteelyDanっぽいひねくれコード進行を練習してくれたまへ。」



 –1時間後–



 「おお、おまえさん、どうした。」

 「あのコード進行、駄目。吐き気がする。





 かみさんは7thコードを聴くと吐き気がする特異体質みたいです。

偏狭音楽情報 vol.3

 そういやね、今日、ちょっと仕事の合間に、CD屋に寄ったんですよ。


 ここ2,3年くらいかな。ほとんどCD買ってないんだよね。以前はがしがしお金つぎ込んでたんだけど、最近は、ほら、ねえ、PCで…いろいろ出来ちゃうしさ。おいらの耳はそれほど良くないから、MP3の音質とPCのスピーカでも十分楽しめちゃうわけで。音圧が欲しくなればライブハウスに行けば良いや、って感じてるしね。ああそうそう、先日また東野純直のライブ行ったんだよね。この事も書留めておかないとな。


 で、とんとご無沙汰になってるCD屋なんですが、やっぱりそこは音楽の巣窟。魅惑の宮殿。掘り出し物が見つかる見つかる。


 いやー、やっぱりネットや友人の情報だけじゃなくってさ、自分でCD屋に足運ばないと駄目だなー、と感じました。ジャケット見て音聞いて、てのを繰り返して良いものを見つける、て言う作業を惜しんだら良いものは見つからないんだなー、なんて思います。労を惜しめばそれだけ出会いも少なくなる、と。


 いや、それにしても最近CD屋に寄ってなかったからか、「これは良いわ」なんて思えるものが見つかる見つかる。お金有ったら10枚近く買っちゃうところだったぞ。財布に紐がついてたため結局1枚も買えなかったんだけど。ああジャケ買いしていた独身時代が懐かしい。


 で、今回見つけた中でも特にお奨めなミュージシャン二人を紹介。誰か買え。んで貸して。


 ・日野賢二


 日野皓正の息子だけあって、「幼い頃から音楽と戯れてます」と言う感触が伝わってきます。うむ、なんと言うか身体の髄にミュージシャンの血が流れている感じ。ぽっと出じゃない、熟練の腕前を見せてくれるベーシストです。新アルバムの一曲目「Pop’s」聴いた瞬間たまげたわ。「ジャコパスからマーカスにつらなるベース・スピリットを受け継ぐ」なんて宣伝文句に書くだけの事はあるなぁ。最初見たとき、「んな大口叩いちゃって良いの?」なんて思ったけれど、この文句に負けない実力あるよ。更にはこのCD、ドラムのプージー・ベルがProduceしてる事もあって、ドラムとベースの音のしっかりしてる事と言ったら!低音マニア、ドラム/ベースセクションに音楽の味わいを感じる人は必聴です。ちゃんと飯を食っていけるミュージシャンです。うーむ、はなわと並んで日本のベース界を背負って立ってくれ。あれ?


 
 んで、もう一人


 ・松永貴志


 「現役高校生のジャズピアニスト(17歳)」の文句で現在売りだし中です。ジャズピアニストに年齢は全く関係なく(ジャズで無くとも、ピアニストで無くても、そうなんだけどね。)、売り文句に惑わされずに純粋にこのピアニストの音を聴くに、これまた相当な実力者だと思いました。X-10お奨め印です。彼の音色、音粒がすごく立ってて好きなんだよね。チック・コリアに似た、透明感のある音色です。

 「宿題」「メロン」と訳の判らないタイトルをつけてきますが、タイトルとは裏腹に、ピアノトリオの美味しい所を存分に聴かせてくれます。ドラマーが誰だか分からないけど、とてもタイトで巧いです。ジャズはまず徹底的にタイトなリズムから生まれる、んだよな、やっぱり(一人納得)。


 一生涯に1日で良いから、こういうピアノが弾けるようになりたいな。ベースとドラムと絡み合って、一体どういう世界が見えるのか、インタープレイを体験してみたいと心底思います。



 以上二人のミュージシャン。両方とも、凄く良いですよ。R&B,ファンク好きな方は日野賢二を、Jazz好きな方は松永貴志を、それぞれ聴いてみてくださいね。


 そろそろお時間になってまいりました、「偏狭音楽情報」。お相手は、X-10でした。それでは!






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 因みにこのタイトル「偏狭音楽情報」は、Reelin’ in the yearsの中の(自称)名物コーナーなんだよ。Vol.2を書いたのはねぇ…2000年2月だった気が。

レインボウ・チルドレン

先日の話題でも少し触れたけど、僕はPrinceというアーティストの楽曲を好んで聞くことが多い。


Prince、本名プリンス・ロジャー・ネルソン。現存するモーツァルト、と称する人もいる(つうか僕だが)、音楽の神に愛された存在。本当に、天賦の才を与えられた人とは彼のことを言うのだろうな。年に一度のペースでクオリティの高いアルバムを発表し、それでもなお500曲以上のストックがあると言われる多作家。それが嘘でない証拠に、アングラではプリンスの未発表曲がこれでもかと言うくらいあふれている。むしろレーベルから発表された曲のほうが少ないのくらい。アルバムからはみ出た曲だけで3枚組CDをつくり、普通のアルバム以上のクオリティを保つなんて芸当すらやってのけている。20歳でWEAと独占契約を結び、一切のプロデュース権限を譲渡されて作りまくった。その末、確執が生まれてしまって、繊細な(いや、本当に繊細なんですわ、プリンスって。顔に似合わず)プリンスは名前変更という技に出たらしい。彼の生まれた地、アメリカ・ミネアポリスでは、既に神として奉られているとかいないとか・・・。


おお、なんだかこのサイトの本道である洋楽の話題ではないか。サイト設立2年10ヶ月にして初めての事だ。


しかしそんな偉大なPrinceにも、非常に困った問題がある。


音楽の神に愛されるあまり、他の神様に愛されすぎないのだ。


まず身長、黒人で150cmてどうよ。そしてあの顔、それだけで嫌悪感をもよおす人も少なくない(うちのかみさんとか)。声だって、決して素敵とは言いがたい、つうかなんだあのオカマ声は(慣れてくると麻薬のように聴きほれてしまうけど)。ダンスにしろラップにしろ、作る映画にしろ、どれも決してプロレベルとは言いがたい。本当に、すべての才能を音楽にささげたのではないかと思うほど。私生活でも、レコード会社との喧嘩、Mayteとの離婚、息子の死別…。決して幸せとはいえない生活を送っている。


彼にとって音楽は(えー、僕はプリンスやSteelyDanやQueenやEW,FやTOTOについて語りだすと止まらなくなります。この続きは別に格納しますので、興味のある人は後でじっくり読んでください)


はぁはぁ、ふぅふぅ。あーいっぱいしゃべった。てな訳で、Princeは偉大なのだ。どうだ解ったか。ふふん。<いや、僕は偉くない。


というか、みんな、Princeをもっと理解しろ。理解してくれ。頼む。


前振りが長かったが、これが言いたかったのだ。

なんというか、その、みんなPrinceを見た目で毛嫌いしてないか。際もの扱いしてないか。


うーん、確かに見た目で毛嫌いされても、際もの扱いされても文句いえないところもあるんだけど…。僕だって側にPrinceが来たら、真っ先に逃げる。絶対逃げる。<これでもファンです。念のため。


でも、本当にPrinceの曲は名曲ばっかりです。最初は我慢して、聞いてみて欲しいです。初めは…絶対拒否反応が起きるんだろうけど。いやさ、旨い食い物だって、初めは癖があるじゃん。それとおんなじ。Princeが解れば、君も大人の階段のーぼるー、君はまだーシンデレラーさーってなかんじです。よく解らないですか。そうですか。


ふう、いろいろPrinceについては言いたいことはるんだけど、今日はこのくらいにしておいてやろう。参ったか。

参らない奴には特製のPrince顔写真を1200*1600Pxで叩き送ってやる。

偏狭音楽情報 vol.3

 さて皆さんこんばんは。お久しぶりの偏狭音楽情報です。

今日のお勧めは「ベントレー・リズム・エース」です。

 何なんだこいつらは。毛唐版電気グルーヴか?
 ドラムンベースの大御所だそうだが、おいらにはガキのお遊びバンドにしか聞こえない。エスキモーの姿で踊りまくったり、顔からビーム出したり、なめとんのかこいつらは。
 とまあ、それくらい好きだ。このバンド。
 多分、一過性の「好き」であるとは思うんだけどね。クイーンやスティーリーダンほどの素養の深さは感じないし、一発屋くさいのだが、とりあえずあのリズムをヘッドホンでがんがんにかけるのは心地よい。アルバム「For
your years
only」は、ドラムン好きには心地よいと思うぞ。お勧め。多分早めに消えるから、聞くなら今のうちだぞ。
 おいらはこいつらを誉めているのだろうか?貶しているのだろうか?

偏狭音楽情報 Vol.2

 もう一発。
 今日渋谷HMVで発見したCD「SPEEDKING/SPEEDKING」は良い。
 ジャンルは何だろう?(ラテン+スカ+ハードロック)*テクノリミックスといったところか?カラーとしてはCaptain Jackに近いかな?
 今調べたところによるとこのSPEEDKING、東京スカパラダイスオーケストラとDJ.FPM,そしてDr.YS(サワキヨシヒロ)が組んだバンドらしい。総勢十四人。テクノトラックの上にホーンセクションを載っけてアップテンポでディープパープルを演奏してるんだけど、はっきり言って馬鹿です。誉め言葉として。誰だよ四つ打ちのSmoke on the Waterなんて考えた奴。
 「もう、踊るしかない。楽しむしかない。」テクノとロックとホーンセクションの三身一体はこんなにも心地好いのかと改めて体感。音楽の基本モチベーションは「ただ楽しむことなのね」と思い知らされます。
 出来れば、めちゃくちゃ大音量で聞きたいね。やなこと忘れて、一晩中踊りましょ。てぃーえすぴーおーおんざらん!

偏狭音楽情報Vol.1

 今日渋谷駅前で発見したバンド「トレイシーローズ」は上手い。
  Links to Tracy Rose
 一回聞いてみましょう。インディーズだけど。
 毎週日曜日に渋谷駅前ハチ公口で午後六時~十時に演奏している模様。
 因みに3/10、19:00~には渋谷EggManでライブやる予定とのこと。
 ちょっと行ってきます。

 Vo,G,B,Drからなるごく普通のバンドなんだけど、上手いんだな。僕の嫌いなエレカシとかミッチェルとかみたいなんだけど、彼らよりもっとソフトな感じ。悪く言えば個性がまだまだ無いのかな?
 でも、技術はすごく安定してるし(Bのチョッパーも歯切れがいいし、Gソロもブルース基調のL.Carlton風で聴き応え有り。何曲演奏しても崩れないのがいい)、なにより若くして落ち着いて余裕持って演奏してるのが好感もてます。て、おいらは何様だ。客に対して愛想もいいしね。結構大事なことだよ。
 また、ヴォーカルの男の子の笑顏がかわいいの。うふ。藤原竜也君みたいで。曲間のしゃべりも笑顏で礼儀正しいし、いいわあ。うっとり。
 ・・・はっ。いや、でも、本当に、いいバンドです。あたふた。久々にストリートで掘出し物発見。