クオリティ

 仕事にはクオリティが要求される。

 それって何ぞや?うまいんか?

 すなわち専門性、ずっとやりこんできた経験則と知識に裏打ちされた能力、およびそこから製作される製作物。

 いろいろやったけど、それが無くて困ってます。器用貧乏。全て人並み。はあ。へこみ気味。

どむどむ

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 知る人ぞ知る日本初上陸のハンバーガーショップ。

 今まで高岡駅側ダイエー地下店と沼袋店の2店しかその存在が明らかにされてなかったけど、先日金沢彦三ダイエー地下にもう一店発見。10年ぶりくらいに食べてみた感想。

 「遠慮しておきます。」

 うーむ、富山にモスやマクドナルドが侵食してくる前(っても7年ほど前まで)はここでしかハンバーガー食べられなかったからなあ。うまいうまいって食ってたんだけど・・・。ハンバーガーに対する舌が肥えちゃったんだろうなあ。ああファーストフード狂いの生活。

 ドムドムのホームページを探したら、なぜか野沢直子のプロフィールが一番最初に出てくるし。

 さよおなら。若かりしころのドムドム。

男盛り

 おいらが男盛りな訳では当然無い。
 電車の中で暇だったから、丸谷才一の小説「男盛り」を読んでたのよ。
 うー、まだおいらには早い話だけど、少しずつ話の内容がわかるようになりそうで怖い。やだな、中年になるの。梶井基次郎の「檸檬」を読める年は当に過ぎたし、「小僧の神様」を読める年ではまだないけど、青年と中年の間ってのは読書には微妙な年頃だな。本からにじみ出てくる物が「未来への希望」じゃなくて「現実(老い)の確認」になってきてるのが分かって、なんだかめちゃめちゃ怖いよ。
 読み終わって疲れて、ちょっと眠って気が付いたら駅を寝過ごしてしまってました。わはは。馬鹿。

あー見ちゃった。

 ずっと見てなかった奴。船が沈む映画と弾をよける映画。
 みんなが「見た」「見た」「見た」「見た」というものだから「見てやるもんか」とずっと思ってたんだけど、ついつい、見ちゃいました。こいつの方ね。
 んで感想。美味しいとこ取りお子様ランチ。でもめちゃめちゃうまいから許す。
 おもしれーじゃん。何で今まで見てなかったんだろ。食わず嫌いはいかんね。やっぱり。でも「船沈み」は見ない。意地でも。どこぞの五反田のDVD野郎んちでちょっと見せられたけど、それ以上は見ないもーん。
 話がそれた。ストーリーが分かりやすいのも好き。やっぱ楽しむために映画見てるわけだから、こねくり回した理屈より圧倒的迫力で見せてくれる方がいいよね。主人公が死んで生き返って強くなって反撃するってーのも、下手すりゃめちゃめちゃチープになるところをそこまでの勢いで気持ちよく見せてくれるもんね。うむ、力技映画。誉めてるんだよ、念のため。(ネタばれ、時効だよね。)
 しかしこの主人公が死んで、異性の愛でよみがえり、強くなるって、キリスト教の発想だね。救世主万歳。逆白雪姫。東洋だったら輪廻しちゃうよ。復活って発想は無いなあ。
 あと、現実がどうあれ、今が幸せならいいと思ってしまうおいらはダメかしら。キアヌみたいにかっこよく、かつあのおねーちゃんと仲良くなれるんならいくらでもマトリックスやっつけに行くけどね。単純な人。
 少なくとも仮想世界で思ったとおりできるんなら、まずはカンフーより弾除けより、髪の毛を生やそうと思います。エージェントはみんなでこ広いから嫌い。
 でも何より嬉しかったのが、エンディングテーマのバンド、Rage Against the
Machine
じゃん。うー、今聞いてもかっこいいじゃん。昔(18の時)好きだったんだよー。いつの間にやらサントラ担当するまで大きくなっちゃったのね。よしよし、ザック、えらい。ちょっと親の気持ちだわ。

 7万ドルのために命をかける。自分の金は取り戻す。
 7万ドルって、多いんか?少ないんか?
 そもそもおいらの人生自体が何万ドルの価値があるのか?
 良く分からんが、この微妙な金額設定はどうなのだろうか?
 おいらが貧乏人だからそう思うんだろうか?
 今日見たビデオ「ペイバック」のお話です。
 アメリカ映画はいつでも主人公はゾンビ並にたくましいし、お相手のマフィアは詰めが甘くお間抜け。「しゃべっとらんと、さっさと撃てや」と突っ込む事も数知れず。でもいいやね。タフである事は何よりも重要。うむうむ。
 筋を通す、というやくざ的なプロットも好きだしね。アメリカンやくざ映画。
 果たして自分がそういう立場の場合、命を張って筋を通せるだろうか?
 通せるようになりたいけど、まだ命が惜しいなあ。拷問はやだし。
 でもマフィアの敵陣にあれくらい簡単に忍び込めるんならいくらでもやったるわ。アクション映画でも類を見ない馬鹿悪役ぞろいかも。結構見ものよ。口は軽いし、弾はあたらないし、わなには見事に引っかかるし。
 そこがいいんだよなあ。アメリカ映画万歳。
 見る価値の無い映画なんてないやね。