暑い日に飲むものと言ったら

 暑い日が続きます。
 こんな日は昼真っからビールでもあおってすっきりしたいですね。
 といいたい気持ちも本物だけど、ちょっと僕はここで本当の気持ちを伝えたい。
 「夏は麦茶でしょ」
 なんというか、ここでビールと言わないと大人扱いしてもらえないと言うプレッシャーからずっと「夏のビールは美味い」といい続けてきましたが、正直言います。実はビールより麦茶が好きです。暑い夏のさなかの麦茶は絶品です。ビールと麦茶と並べられたら迷わず麦茶選びます。僕の中のキングオブ飲み物は麦茶です。ウーロン茶より緑茶より麦茶です。この感覚を共有してくれる人は居ないかしら。
 本当は居酒屋よりも居麦茶屋が欲しい。いろんな銘柄の麦茶が飲みたい。むしろ麦茶だけで酔っ払うことも可能。いや、もちろんビールも美味いです。ビールも好きですが、それ以上に麦茶が好きです。もっともっと麦茶好きは世の中に多いと思うのですが、なぜか余り出会いません。誰か仲間になってください。

とどまるところを知らない

 「とどまるところを知らない」の言葉が氾濫してると感じるのは僕だけでしょうか。
そんなにとどまる必要も無いけれど、とどまらない存在も多いのも国家経済安定上よろしくないと思うのですが、いかがでしょうか。
とどまるところを知らない保育料滞納問題 -北海道新聞
ファッション誌「KERA」のモデルもこなしていたMeguとボーイッシュなAyumuの2人が醸し出すビジュアル的なインパクトももちろん、彼女等のファンキーなキャラクターと音楽的な進化は留まるところを知らない -某バンド紹介文
トドの被害はとどまるところを知らない -NHKニュース

 ちょっとは留まろうよ。特にNHKニュースさん。
 また、変なところに突っ込みますが
 日本語の意味的には「留まらない」で通じるところを敢えて「とどまるところを知らない」と書くことを日本語の機微と取るか冗長な言い回しと取るか。いや、僕もこういう言い回し好きなんだけど、好きなんだけどね。ニュースまでみんな揃ってその言い回ししなくても良いじゃないですか。他にも「どこまでも続く」でも「きりがない」でもいろいろあるじゃないですか。なんかダントツに留まるところを知らない人たちが多い気がします。もうちょっと空気読もうよ。KY。ああこのKYについても思うことがあるのだが今日は言及しない。今日はやめとく。これもKY。
 MrChildrenの楽曲「Tomorrow never knows」の歌いだしを「とどま~らな~い」で歌いだしたら曲が全部崩れる。ナベアツのようになる。
 古いって言った人はそこで正座。

激しい仕事

 2000年代、そして、続く2010年代は成熟社会だといわれている。
 なんだか、90年代の初めにもそう言われていた気がするが、まあ、気にしないでおこう。
 成熟した社会と云うのは、大人の社会だから、人々は、なんというか、ちゃんとした行動をとらなければならない。
 でも、そういった、ちゃんとした行動、言い換えると、ふつうのことばかりやっていると、たまには、思い切り激しいことがしたくなる。そういうことって、あるよね。
 でも、社会生活の中では、あまり激しいことはできない。してもいいのだけど、やっぱり、まわりの目や、おまわりさんの目、そういったものがある。
 そうなってくると、仕事に激しさを求めるようになってくる。世の中とは、そういうものだ。(そうか?)
 そこで、ここでは、激しい仕事の仕方を紹介したいと思います。これによって、僕らは合法的に激しいことを行えることができる、と思う。よくは、わからないのだけど。
 激しい仕事の仕方その1・自分で営業して、
 あり得ないクオリティ&コストバランスで受注した仕事を自分でやる。

 1999年のことですね。当時一番激しかったと記憶しているのが「2ヵ月後にあるイベント成功させろ。予算はお前のプレゼンで取ってきた額の50%」と云うミッションでした。その前にコンペがあり、僕はかなり無茶なクオリティをかなり無茶な安い額で提示し、「後は何とかしてもらえるだろう」と甘くみていたのですが、それをそのまま僕に担当を振りもどされました。任された時お茶吹きました。因果応報です。こちらの持ち道具は映像ライブラリーとロボットとバーチャルリアリティの装置。向こうは海千山千の企画屋さん。こっちは一人。へましても誰もフォローしてくれる余裕が無い状態。いっぱいいっぱい。でも大学の友人のフォローのもと、何とか成功にこぎつけ、今でもその仕事のログが残ってます。うれしい。どのクライアントの仕事かは内緒。
 激しい仕事の仕方その2・納期が守れなくなる。
 Web制作関係の仕事をしてたとき、ニュースリリースに「●月●日オープン」とうってしまった後で、システム屋さんに「できません」といわれてしまい統括してた僕はおろおろしてしまいました。そのままクライアント宅から泣きながらシステム屋さんに夜なべで依頼。2日間の監禁の末、結局できませんでした。出資者に説明に行くときも泣きそうでした。いや、自分のミスなんですけどね。あの時は本当にごめんなさい(遠くに向かって。)その後死んだように寝ました。
 激しい仕事の仕方その3・人事権と決裁権をもらう。
 もう10年以上前のことですね。気がつけば100万単位の決裁権と人事裁量を任せられました。当時24歳。経営も経済も法律も会計も何も知りません。何も勉強しないでそんなこと任せられても困る。と今なら思うけど、当時は怖いもの知らず、というか人事も決裁もよくわかってなかったので、「部長、明日から名古屋行くから50万円頂戴」「社長、あいつ雇い入れちゃった」と云うことが日常で行われてました。いや、本当に勉強になり、激しいながらもありがたい経験でした。よく任せてくれたと思います。決して僕がその会社で能力があったわけじゃなく「こいつ変態だから任せてみよう」と思われたらしいです(後日談)。よくわからない任され方ですが、なんとなく気持ちはわかります。本当に感謝感謝。人事権と決裁権が仕事の肝だ、と云うことも思い知りました。
 激しい仕事の仕方その4・売上を達成しないと一家が崩壊する。
 あー、これもありました。忘れもしない2001年の夏のことです。パソコンスクールを立ち上げた時期ですね。売り上げを作るために、どうにもこうにもなら無くなり、一軒一軒チラシを配っていって、ようやく成約にたどり着いて今月のお給料を作ることができたと思ったらもうかみさんは困窮に耐えられず別居を決意して引越し準備をしてました。新婚時代の苦い思い出です。半年の別居の末、今は一緒に暮らしてるけどね。
 売上を作らないと、大事な人たちが不幸になっていくということを思い知りました。あのときの絶望は今も時々夢でフラッシュバックします。なぜか月末近くに。
 激しい仕事の仕方その5・翌日までに200万調達しないと倒産する。
 その4の別バージョン。思い出したくない。
 と云うか、全部経験談しか思い浮かばないじゃないですか。というか、上記は激しいのではなく、プレッシャーのかかる状況に追い込まれた、と言うのです。これは毛が抜けるはずです。
 このような仕事してた頃も、すでにこのサイト始めてたんですよね、この辺とかこの辺にその地獄ぶりがログで残ってます。
 今はもちろん学校業で非常に落ち着いた仕事をしてます。
 ここでは、学校を良くしていくという仕事の中、制作や営業、経営といった、上記のような激しさは少なくなってます。。。そう思うと、今の仕事は苦しくないじゃないですか。全然ミッション達成できるじゃないですか。そう思い込むことにします。
 もっと激しくしていかないといけないですね。いや、上記のようなプレッシャーのかかる形じゃない意味で。でないと、僕のストレスが溜まっておまわりさんの目を意識する行為や、ステキな大人行為をしたくなってしまいます。もともと社会性が無いもので。なんか間違ってる言うな。