僕はただの祭り好き。目の前の楽しいことしか見ない酔払いと何も変わらない。
みんな、僕のやっている仕事(映像屋)を勘違いしている風潮があるけれど。
僕のやっていることは端的に言って「放蕩」であり、僕の職業は「チンピラ」だ。
学歴関係なし、前科持ちOK、社会的保障なし。
全うな若人、社会人はそんな人生に憧れなんて持っちゃいけない。
僕はもともとダメ人間で、さらには放蕩者に憧れて生きてきてしまったので、自分の原罪として引き受けている。決してなりたくてなったわけじゃない。後悔もしてはいないけれどね。
こうしか生きられないだけなのだ。
こういう人間を受け入れてくれる隙間がある世間様には、ただただ感謝するしかない。
悪ぶっているわけでもない。
今更40代を超えて悪ぶる必要もない。
ただ、下手に「先生業」や、人様の前でお話しさせていただく機会を生業にするようになってから、世間評価がちょっと本質とずれてしまったと思うのだ。
有難くもあり、切なくもあり。
若い方々にはただただ、反面教師にしていただきたいのだ。僕の生き恥を。