僕は幸せ者です

僕の仕事が何かと問われたら、こう答える。

「愛されること」。

映像クリエイターでも講師でもない。みんなに幸せな姿を振る舞って、御神輿の上に担がれることが(あくまで)今の僕に「最も求められている」役割なのだ、と。

もちろんこれは人格とか能力とかの問題ではない。僕は何にもすごくない。ただ単に「今僕はこれが最も人様のお役に立てる」から、この役割で社会貢献をして税金を納めようと頑張っているのだ。

というわけで開催してまいりました「山本輔出版記念トークイベント」@神田イゾルデ様。

それこそ千葉委員長をはじめとして大勢のスタッフに協力いただき、募集から運営からグッズ製作から名簿管理、写真動画撮影まで…イベントチームの凄さを垣間見ることができました。

集まりに集まったキャパオーバーの50名近いご参加の皆様…いろいろ年末のお忙しい中、そしてインフルエンザが猛威を振るっている中、お越しいただきありがとうございました!

その中で、僕はただ「自分語り」を繰り広げてきた。さらには完全に時間オーバーしてグダグダになった。ああもう僕の責任だこれはもう一度やるしかない次は芥川賞とってパーティを開くしかない。みんな待っててね。(出版したのはチュートリアル本です)

さらにはなんだ。この僕がサインをするだと。何かお前勘違いしてないか。Did you feel like jesusになってないか。人生で初めて「サイン本」なんてものを書かせていただいて、皆様にお届けすることができました。いいの…本当にいいの…?

自分の名前を50冊書き上げる、それを喜んで受け取ってくださる方がいる。僕の話を聞いてくれる方がいる(本当は大変だったかもしれないけど)…まさに「愛される仕事」だと実感しています。好感度に気をつけて生きていかないと。ホワイト社会は怖いからな。

終わった後、かみさんに言われました

「あなたの話してる姿をみんなキチンとして聞かれるのねぇ…なんかもっと飲み食べしながら聞いてても良い話なのに。あれみたいでしたよ。法事にいらっしゃる住職の講話」

仕事に困ったら仏門に入ることにします。

出版記念イベント開催!

また出版の話です。

今月はこればかり話すというたではないか。

発売日翌日、12月28日に神田で出版記念トークイベントをすることになりました。「なんか変なおじさんが本を売って喋っている姿」をご覧ください。是非是非ご参加ください。僕を祝ってください。僕を売れる作家にしてください!サイン本も売っちゃうよ!

お申し込み&詳細はコチラから!

https://forms.gle/JdjnWwjxaLLLJFqu9

写真は本到着当日、僕と同衾した書籍です。

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山本輔 出版記念トークイベント

<日時>

2024年12月28日(土)

※途中入場・途中退室自由

12:00〜 受付スタート

13:00〜 イベントスタート

・山本輔の独演トーク

・ゲストをお招きしてセッション

・参加者同士の懇親タイム など

16:00 終了

16:30 完全終了

<場所>

神田 イゾルデ

http://isolde.jp/

千代田区神田紺屋町20-1 神保ビルB1

JR神田駅・東京メトロ銀座線神田駅より徒歩2分)

<定員>40名(先着順)

<参加費>

3500円(軽食+1ドリンク付き)

<お問い合わせ先>

山本輔事務局 staff_office@yiyasa.jp

お申し込み&詳細はコチラから!

https://forms.gle/JdjnWwjxaLLLJFqu9

テキストのイラストのようです

移転しました。

一昨年開店した四谷の「Jazz喫茶たすくちゃん」ですが、この度ウクライナ情勢や日本経済の状況、銀行の不祥事、大谷翔平選手の活躍を鑑み、東中野に移転してオープンすることとなりました。

(意訳:四谷のレコード機材を東中野に移動しました)

せっかく移動するならと、全てのベース機材やシーケンサー、サンプラーをセッティングし直し、振り向いたらいつでも使える「自由子供遊びセッティング」を組み直しました。(ベースは記念写真撮ったら乾燥剤入りのケースに片付けます)(ケーブル類の束ねはまだ汚いからちょっと隠し)

そう、僕の物づくりの原泉は「幼稚園児の砂場遊びのように」です。

いつでも絵が描ける。

いつでも楽器が奏でられる。

いつでも映像を作れる。

いつでも本が読める。書ける。

この環境に座ったまま、いろいろ産み出していくのが僕の役割。

さあ、さらにパワーアップした「株式会社彌榮・東中野スタジオ」通称「山倉」まだまだ頑張ります。

とりあえず組み上げて最初にかけたレコードはSteelyDan「Aja」でした。

これか「NightFly」のどっちかからをお神楽代わりにかけないとね。

そして見る人が見たらわかる通り、僕はいまだにエレクトライブ部族である。

本、届きました。

12月27日、全国書店にて発売開始です。

さあこれ読んだ皆様今すぐAmazonで予約です。

実物を見ると…感慨深いものです。

人によっては「全てを自分で作りたい(=自費出版)」という道を選ばれる方もいらっしゃると思いますが、僕はこの

・編集のプロ

・デザインのプロ

・印刷のプロ

達が結集して作り上げてくれ、更には販売に向けて精一杯尽力してくれる環境…ここに感銘を受けるのです。

何より、本を書かせてくれるきっかけをくださった河野緑先生、ソシム株式会社の平松編集長、そしてスクショ作業から文字校正までサポートしてくれた「9人のサポートチーム」、皆様に御礼申し上げます。本当にありがとうございます。

齢五十、こんな形で世に出版物を残すとは。

小説家志望だった18歳の自分に聞かせてやりたい。

「お前40代まで本出せないぞ。50歳になったらいきなり技術書出すからな」

「でも、なんだかんだ言っても自分の文章を世に出す夢は達成できるからな。人生捨てたものじゃないぞ」

誰のためでもない。

僕は僕の「思春期の夢」をどんどん叶えていく。

18歳の自分が、今の自分に出会っても「こんな未来は嫌だ」とは思われない自信がある。まあ「思てたんとちょっと違う」「苦労多すぎ」とは思われるだろうけどね。

その分、ちゃんと社会に還元していくからね。

写真の説明はありません。

クリスマスフェスタ

毎年恒例、グランドハイアットでの、セレブな方々によるクリスマスフェスタ。

ええもう場違いもいいところです。

というかそもそも撮影スタッフなので裏方なんですけどね。なんですけどね。

なぜ僕はブラックタイ(シルバータイ)をしてデヴィ夫人と共にステージに上がっているのだ。

我ながら自分でよく訳がわからなくなるのが、自分が「何のポジション」なのか自己渋滞(誤変換なし)を起こす部分なのだ。

毎年フェスタの上映映像を作らせていただき、気がつくと家族ぐるみで主催の方と親しくさせていただき、気がつくとラジオゲストに出ていただき、気がつくと協賛企業に彌榮を並べていただき…。

でも、いいのです。人様に喜んでもらえる、気に入っていただけるポジションこそが「その人(僕)の役割」であり、僕が「何になりたいか」は関係ないのです。

…そう。ふと「僕はもう一人の身じゃないんだな」という思いがよぎります。

「社会に捨てられたら死ねばいい」「作りたいもの作ってたらいい」「やりたいことやって好きに生きる」と言っていたし、そこの本筋は大きく曲げないのだけど…。

僕がメジャーなものを作ると、(それがどんな作品でも)喜んでくれる人がいる。

僕が「すごいひと(棒読み)」に見えるようになると(実態はどうあれ)、喜んでくれる人がいる。

僕がオシャマな舞台に立つと、喜んでくれる人がいる。

僕が出版記念パーティをすると、喜んでくれる人がいる。

僕が幸せそうにしていると、喜んでくれる人がいる。

…期待に応えるために、自分を曲げたりすることはないし、

期待に応えるために、疲れちゃったりする事はしないのだけど。

でも、みんなの期待に応えて、みんなが嬉しそうにしている姿を見るのは嬉しい。

僕にできることで、みんながハッピーになるといいな。

そのためには、僕が「こんなことやったよ!」と言って「俺の友達にこんな奴がいる!」と言ってもらえるような人間になることは「生きる上での必要条件」なんだな、と。

さあ、来週末も再来週末も、人前に立つよ!

(その間に作るよ!)

さあ僕は一体何者なんだろう。

「本を書いて人の前に立つ」

お前は何をやっているのかと言われたら「人様のできないことをやることで自分の欠損をなんとか埋めさせていただいている変態紳士」と答えます。

11月末に開催されたイベント「ハッピープレビュー 」では今回もまたメインコメンテーター努めさせていただきました。オンラインのイベントもいいけど、こういう現場のイベントも素晴らしいね。

大スクリーンに、出品作十三作品が上映され、それを一つ一つ味ってコメントしていく…そして最後に「変態紳士賞」を渡す。非常に味わい深いイベントとなっています。

いや、映像をこれまで以上に皆が作れる時代になると、それこそクオリティも上がっていきます。そこでは「研鑽」よりも「共に遊ぼう」という気持ちで頑張る方が、どんどん前に出てきます。

僕は変わらず書いて喋る。たまに作る。

僕はまだまだ死なない。求めてくれる人がいる。

まだまだ優雅。まだまだ羽ばたいていくよ。(髪の毛が)

ひみこおまえなにしてんねん。

本が出るよ

今日からフリーランス10年目。

気持ちも新たに頑張ります。

しょっぱなのニュースはこちら。

「商業誌、専門書を出版します」

はい。12月27日発売日です。300ページ越えのボリュームを皆様にお届けします。

本を出すのは、幼い頃からの夢でした。

それも、自費出版じゃ嫌だったの。ちゃんと編集者と戦いながら、商業のルートに乗って、利益を出しつつ本を出す=「売文業」に就きたかったのです。

最初がこのような「専門書・技術書」になるとは思ってませんでしたが…それでもいいの。嬉しいの。僕はもう小説家になりたかったのだけど、まあそれは商業が僕に求めてくれてなかったんだな、と。(まだ諦めないけど)

その中で、ことし一年かけて頑張ったプロジェクト「出版」

いやーーーーーー大変だった!しんどかった!本出すのってこんなに大変だったんだ…!

それこそH編集長にはよくしていただき、応援励まし叱咤激励があるなかで、なんとか書ききった部分が大きいです。そしてスクショをたくさん撮ってくださったAさん、そして添削校正を行ってくれた総勢8名の「添削チーム」…君ら僕が誤字脱字の王ということをよくわかって守ってくれました…。

いやほんと、商業誌の重みってここにあるんです。

僕の執筆内容に対して、デザイナーが、編集者が、数多くの書店が、出版部長が、お金が介在して利益を生み出すためにものすごく奮闘してくれるんです。

そこにはもちろん生活がかかってるから、僕に対するプレッシャーも大きくなります。

この世界、これこそが「出版」です。

僕は最初に編集長にお会いした時から「売れる本出します」と言いました。

そう、僕は本を書く人になる、と決めた時から必ず思ってたこと「売れる本を書く」。それは小説でもなんでも。

後世に残る名小説じゃない。それは後から決まること。

「吾輩は猫である」も毎日載る新聞小説からできた。

ディーンクーンツは「たくさん書き続けること」「名作を描こうとするな」と言った。

そう、商業としての「本」。世のニーズに応える「本」とその中身としての「文」をこれから僕はもっともっと出していきたいと思っているのです。

これからも皆様ご協力よろしくお願いいたします。

出版記念パーティ、千葉さんよろしくお願いします。(名指し)

(表紙、もうヨドバシに出てるから解禁なのよね…)