ずっと見てなかった奴。船が沈む映画と弾をよける映画。
みんなが「見た」「見た」「見た」「見た」というものだから「見てやるもんか」とずっと思ってたんだけど、ついつい、見ちゃいました。こいつの方ね。
んで感想。美味しいとこ取りお子様ランチ。でもめちゃめちゃうまいから許す。
おもしれーじゃん。何で今まで見てなかったんだろ。食わず嫌いはいかんね。やっぱり。でも「船沈み」は見ない。意地でも。どこぞの五反田のDVD野郎んちでちょっと見せられたけど、それ以上は見ないもーん。
話がそれた。ストーリーが分かりやすいのも好き。やっぱ楽しむために映画見てるわけだから、こねくり回した理屈より圧倒的迫力で見せてくれる方がいいよね。主人公が死んで生き返って強くなって反撃するってーのも、下手すりゃめちゃめちゃチープになるところをそこまでの勢いで気持ちよく見せてくれるもんね。うむ、力技映画。誉めてるんだよ、念のため。(ネタばれ、時効だよね。)
しかしこの主人公が死んで、異性の愛でよみがえり、強くなるって、キリスト教の発想だね。救世主万歳。逆白雪姫。東洋だったら輪廻しちゃうよ。復活って発想は無いなあ。
あと、現実がどうあれ、今が幸せならいいと思ってしまうおいらはダメかしら。キアヌみたいにかっこよく、かつあのおねーちゃんと仲良くなれるんならいくらでもマトリックスやっつけに行くけどね。単純な人。
少なくとも仮想世界で思ったとおりできるんなら、まずはカンフーより弾除けより、髪の毛を生やそうと思います。エージェントはみんなでこ広いから嫌い。
でも何より嬉しかったのが、エンディングテーマのバンド、Rage Against the
Machineじゃん。うー、今聞いてもかっこいいじゃん。昔(18の時)好きだったんだよー。いつの間にやらサントラ担当するまで大きくなっちゃったのね。よしよし、ザック、えらい。ちょっと親の気持ちだわ。