兆候があったのは12月末くらいから。
1月2月と、意識はするものの、根性で治そうとするもうまくいかず。
いや、僕自身の話であります。脳みそが動かないのであります。
将棋をやってみたら一目瞭然、本当に1手先が読めない。読もうとすると変な鈍痛がある(これは花粉症のせいだと思うが)。言葉も出てこなければ、目の前に見えているものもわからない。分析以前に認知ができない。
少し前にできたことが全くできない。これって単純に「できない」より圧倒的にまずいことでね。この状態では「できる」と判断して計画したことが全て頓挫するのです。結果口だけで結果が伴わなくなる。狼少年レオ。がおー。ライオンが来るぞー。何かが違う。
30年近く生きてると、悪いときは悪いなりにまとめる技ってものが身についてしまってるのだが、それすらが疑わしい。
休憩を挟みつつだましだまし自分を使ってきたけれど、改善が見えないなぁ。巧くないなぁ。
今まで生きていて、いろんな状況、状態を経験したけど、自分の中にあるトータルなものが信用できなくなっているのは初めてだ。いや、もともと信用できる頭や顔やスタイルや注意力は、はなっから持ってないが、それを踏まえて補うために四十八手を磨いてきたのだ。それすらが信用できなくなってしまった。
まあ、誰だって好調不調はあるし、様々なものを背負って生きてる訳で、僕だけ特別何かがあるわけではなくて、たまたま不調の波がぶつかってるだけなんだと思うけどね。焦りは感じてしまうけど、哀しんでお涙頂戴なわけではないのですよ。
ちょっと、疲れているのかもしれません。
その結果、少し休むことにしました。
こういう状態での休養を「逃げ」と感じてしまい、逃げたと思う/思われるのが悔しく、休養と言う選択肢を逆に選べなくなりいつもスパイラル地獄に陥る自分に対して「休んだ方がいい。後は任せろ。」と指示と段取りをしてくれた上司に感謝です。