産業用バーチャルリアリティ展

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 先日ですが、東京ビッグサイトの産業用バーチャルリアリティ展に参加してきました。
 何で?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、実は結構この手の世界に昔から浸かっていたのですよ。
 96~99年、僕はユニコーンインターナショナルと言う会社に勤めておりまして、そこではバーチャルリアリティシステム「MANDALA」と呼ばれるブルーバックを活用したシステムを開発販売していたり、「IBVA」と呼ばれる脳波活用システムを研究したり、「LifeFormation」と呼ばれるロボットを作ったりと、面白くも楽しい制作&ディレクション業務に日々明け暮れておりました。
 その当時、僕もこの展示会に出展していたのです。
 その当時はまだまだマシンスペックもCGも全てが過渡期であり、今から見ると信じられないローテクなものが沢山出てましたね。でも、有る意味ぶっ飛んだ面白いシステムが出ていたり、どう見てもこれは市場に耐えられないだろう、と思うものでもまず出してみよう!と言う活気もありました。
 その当時僕の出展してたブースでは、今で言うレースゲームで、ハンドルもアクセルもない、ただ首を右に向けたり左に向けたりするだけで、左右に曲がるというシステムを出展してました。97年ごろかな?
 自分の頭部をカメラで撮影し、後ろをブルーバックで抜く事で、ブルーバックで抜かれる面積が左右どちらが広いかで判断するシステムでした。と、書くとすごいシンプルですが、結構面白かったんですよ、これ。
 そんなこんなを思い出しながら、いろいろ見て回りました。
 今回はそのノスタルジーのため、ではなく、大学時代の友人が勤めている企業が出展しているという関係から、呼ばれて見に行ったのですがね。
 それにしても、7年ぶりくらいのIVR展、すごく発展してましたね。細かなセンサーやCG表現なども、非常に高速計算、リアルタイムで感応できるものが非常に多くて、直感的な操作ができるものも増えていました。
 今回は本当に見て回って遊ぶだけでしたが、またそのうちこういうところに携わる仕事がしてみたいですね。
 と書いていて常々思うのですが、僕は一体何屋さんなのでしょう?

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