一生涯の不覚!

 12月3日は僕の人生で非常に重要な日です。
 この日は、山本輔的重要文化財の中でも上位トップ5に入るほど重要な「秩父夜祭」が開催される日でした。
 3日の午後より、2台の笠鉾と4台の屋台が秩父神社を出発し、市街を一日曳き回します。夜は市役所前の団合坂を一気に駆け上がり、冬の夜空を彩る花火の下に山車が集結します。これこそ日本古来からの一大活劇。天下無双の晴れ舞台。武甲の山と空の下、益荒男揃いの勇み声。屋台囃子を打ち鳴らし。4つの屋台と笠鉾の。秩父盆地を轟かす。御旅所麓の坂ノ下。蓬莱島への船のよに。と僕がいくらでもしゃべり続けられそうなほど熱い祭りなのですよ。て、誰も読んでませんね。
 で、僕のここ2日間の予定
 12月3日 仕事休
 12月4日 遅番(13時半より出勤)
 行けるじゃないですか。行けたじゃないですか。
 祭り、行けたじゃないですか。
 朝の西武池袋線NRAに乗って、昼過ぎの秩父に到着。その後一日フィールドワークした後に、所沢か池袋のホテルに泊まって、翌日悠々と出勤…ができるスケジュールであったにも関わらず…
 
 すっかり祭りの事を忘れてました。
あああああああああああああああああおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうがあああああああああああああああああああああああ僕とした事が僕とした事が僕とした事が僕とした事がなんたることだなんたることだ!大体祭りの一週間前からは血脇肉踊り祭囃子をiPodで聞きながら出勤するほどの気狂いピエロのこの僕が秩父夜祭りの日を忘れて居ただなんて!!!!!
「結婚記念日を忘れてたくらいの大ミスだ!」とわめいていたらかみさんに踏みつけられました。
 こんな事、今までの人生でありませんよ。いや、本当に。
 さすがに5月15日伏木曳山祭りを忘れてしまっていたら富士山麓で遺骨になってよしだと思いますが、このレベルの物忘れの犯罪度をテラ豚丼としたら、今回のミスは僕的に賞味期限詐称ですよ。どちらも比較しようがありませんね。まったく。これでは僕の12月のエネルギーが枯渇してしまうじゃありませんか。年が越せないじゃありませんか。
 いや、本当に、冬って曳山や獅子舞がほとんど無いんですよ。僕のエネルギーが足りないんですよ。
祭囃子と漢(オトコ)が溢れる世界はこれから冬眠に入るんですよ。僕はどうやってこの冬を乗り越えればいいんでしょうか。この重大さを誰かわかってくれるのでしょうか。誰か僕を救ってくれるのでしょうか。海は死にますか。山は死にますか。
 確かにこの一ヶ月間仕事の事で頭がめいっぱいになってたと認識してますが、それにしたって祭りを忘れたら僕のレゾンデートルがなくなります。自己否定です。
 はよこのガッコを幸せな場所にして自分は喜び勇んで祭りに行かな。
 そんなこんなで12月は冒頭からへこんでいます。死にそうなので僕を見たら誰か祭りパワーを注入してください。100万パワーほど。だってオラは人間だから。

「一生涯の不覚!」への2件のフィードバック

  1. ちょうど今週の院ゼミで秩父夜祭の話題が出てたので
     「ああ、そういえば今年も行ったのかな?」 と思ってたんですが
    忘れてたんですか、そうですか…(笑) ご愁傷様です。
    来年あたりは、私も行ってみようかと思います。

  2. >gomaさん
     行きましょう行きましょう。来年はツアーを組んで行きましょう。本気でいろいろ解説しながらおいしいスポットご紹介しますよ。

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