自棄になっても祭魂は忘れない。

 あんまり酒を嗜む趣味はないんですけどね。
 自棄になる様な時でも酒の力を借りる事は余りありません。家に帰って八つ当たりして終わり、と言う事がほとんどです。ライブビデオ見たり本読んだり暴れたりしたら自然とご機嫌に戻ります。適当なんですよね、生き方が。
 でも、やはり自分自身の不甲斐なさに対してはどうしても許せなくなる事も有るわけでして。自分の責任範囲の中で、結果を表現出来ない事への焦りを感じているのです。
 兄貴分に恥をかかせる真似をして、力強い結果を示すことも出来ず、そういう状況でもがいても何も生み出せないような、その現在に歯軋りしてしまうのです。
 自分のやってることに何かが足りない。
 焦ってはいけないが、結果は示さなければならない。
 昨日は珍しくかみさんに弱音を吐き、気持ちを整理するのに時間がかかってしまいました。ほんと、すみません。弱音なんて吐くもんじゃないです。大学時代の皆さんは知ってると思いますが、まず酔ったら脱ぎ上戸になり、更に酔ったら泣き上戸です(迷惑)。そのため裸にネクタイだけ締めて泣くと言う醜態を何度晒したことか。(学生時代限る)
 さすがに昨日は寒かったので脱ぎませんでしたが。
 お休み3秒の僕でも、寝付くのに3分かかりました。(3分て)
 
 そんなかみさんが僕の状況を見越して携帯電話をデコレーションしてくれました。(写真上)
 モチーフはコレです。
 http://ichinomiya.tamesou.net/uploads/photos/2233.jpg
 湊町の法被の背中がモデルです。壽は、その仲間の山車をイメージしてます。
 いや、またコレしゃべりだすと長いのですが、しゃべってもいいですか?
 そろそろ祭りの話をしてるときに「変なおじちゃんが怖い言葉しゃべっているよう」と言う目で僕の事見るのはやめてください。お願いしますから。
 ま、簡単に話を進めますと、この蝶々には「チャンピオン」「最重量」「最新」「伝統」と言う意味がこめられています。
 誰も聞いてないと思いますが、参考写真を。
【伏木湊町喧嘩山車 全体像】
http://ichinomiya.tamesou.net/uploads/photos/2483.jpg
【喧嘩見得姿 対上町喧嘩山車】
http://ichinomiya.tamesou.net/uploads/photos/2524.jpg
 安定感、王者。これこそが僕の理想。湊町喧嘩山車の姿です。
 ひねり、智恵、スピード、坂下から迎え撃つ度胸。
 かみさんはかみさんなりに僕を心配して、このデコレーションを作ってくれました。めっちゃ感激。決して他の人なら喜ばない(むしろ困ってしまう)、世の中で僕しか喜ばないツボを押さえているのは、さすが僕のかみさんです。
 ちょっと間違えたら田舎ヤンキーかあっち側の人のようなデコレーションですが、僕は個人的に気に入ってます。
 これを懐に入れて、もう一度ひねりと智恵で、明日も現場に立ち向かっていきます。がんばれ僕。

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