僕にとって4月10日は思い出の日です。
相当過去の事になってしまいましたが、1992年の4月10日、僕は富山の実家を出て、東京都の荒川区にて一人暮らしを始めました。忘れもしない西日暮里ハイム。駿台御茶ノ水一号館。
予備校に通って東京ライフをエンジョイするつもりが、友達も居らず、ただ一人東京散歩を続けながら毎日をくらしてました。(ヒロポンはその頃一緒に上京してきてたけどね)。
何も解らず新宿を歩き、訳もわからず山手線を一周し、本屋とCD屋をめぐりながら日々を過ごしてました。夜はラジオを聞きながらヤクルトスワローズを応援してたなぁ。あの頃が一番多感だったと思います。
それから早16年。一人暮らし歴も長くなりました。元来ヒモ性分なので、実質一人で暮らしたのは2年ほどなんですけどね。ええ、生活力無いもので。それにしても、えらい早く時間が過ぎたものです。
あの時から一体何が変わったのでしょうか?オデコの広さ?おなかの肉付き?
東京に夢を持って出てきたときの感じを、もう一度思い出したいです。
ただ生活するためだけなら、実家に居ても良かったのだから。何かしたくて出てきたのです。30超えるとやりたかった事も忘れてただ生活に追われてしまってます。これじゃいかん、いかんよ。
焦る34歳。まずはお腹の肉を落とさなければ。毛は、うん、ごめん、もう、仕方ないと思ってる。