ハラをくくるという事

 出勤前、訳あって新宿に立ち寄り。見知らぬ本屋でちくま新書を購入。

 組織論、アウトロー論は元々好きなので、色々読んでます。カバーをかけずに地下鉄内で読むと、周りの人が怪訝そうな顔を向けます。なんでだろ?
 結構面白いんですよ。はみ出してでもスジを通す生き方、それでもなお最強組織となる組織形成手法にはいろいろ勉強させてもらうことが多いです。
 でも、結局詰まるところ、生き方も組織論も、結論は一つになるんですよね。
(抜粋)
「やくざは渡世入りしたときから、懲役に行く覚悟はできている。権力はやりたい放題のことを勝手にやる。それにとやかく言っても泣き言でしかない。ハラをくくってその時々の問題に正面から対決していくしかない。(略)」
 うーむ。含蓄深いな。シンプルで力強い。
 ハラを据えて生きる事でしか解決できない問題は沢山あります。
 むしろハラをくくれば、何も怖いことはありません。
 20代の頃、会社でそういうことを心底教わったと思っていたのに、結構忘れちゃってるものですね。。。
 今の僕に絶対的に欠けていることで、むしろもっとも必要なことが、この「ハラをくくる」と言うこと。
 おかげさまで、家族は安泰だし、友人も豊富。仕事も楽し。関係良好。
 このご時勢でこの状況に居られることに感謝です。
 でも、いつ何がおきるかわからない。その全てを受け止めてスジを通していけるよう、ハラをくくって生きていきましょう。出来るかどうかわからんけど(そこが腹くくれてないと言うのです)。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください