2008年末に書いたモノ

ありゃ、2008年末に書いた記事、あっぷしないまんま3ヶ月経っちゃった。
 仕方ない。そのままアップします。すごく時期はずれだけど。
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 あっという間に2008年終わっちゃったな。
 正直、おっそろしく早かった。いや、みんなそう思っているであろう事は百も承知だけど、それを考慮しても早すぎる。
 つい先日、初詣行ったばっかりの気がしてます。そして、それから1年経ったなんて本当に信じられません。2008年は僕の中で本当にあったのでしょうか。
 なにやら新陳代謝のスピードが体感時間と比例すると聞いたことがあります。
 となると僕は全然シンチンしてないということか。どうりで髪の毛が(略)
 
 
 いや、まあ、いろんなイベントがあり、出会いがあり、実際には様々な経験をした2008年だったのだけど、なんだか全然そんな気がしない。
 
 一言でこの年を言い表せば「楽」なんだな。きっと。
 
 誤解を恐れず言えば、2008年は本当に楽をさせてもらったんだと思います。
 もちろん仕事をはじめ、様々な挑戦には真剣に向き合ってきたのですが、周りの人の力や自分の心持が、良い意味でも悪い意味でも「緩ませて」くれていたと、今振り返ってみると感じます。
 
 …どっちかと言うと悪いところばっかり目に付くけどね。
 気配り、配慮、先読み…プロダクションでは徹底して教わったことが今年は本当に出せなかったなぁ、と悔やむこともしきりです。真剣に動いた結果でこの状況だと言うことも理解しておかないとね。精神論じゃなく、この年齢でできる配慮を身につけないと。
 
 そして何より、「緩んだ」と真剣に思うのが、自分の肉体と顔です。
 醜い。「見難い」や「視難い」ではなく、醜い。背中や首周りに付いた肉が、今年の緩み具合を見事に表現しています。振り返ってみると、甘えてたんだなぁ、と思います。様々なモノ、様々な人、様々な環境に。
 年相応に身体が衰えてきた?いやいや、この緩み方は半端ないですよ。
 
 
 
 
 
 緩んでる、で一つ思い出しました。
 
 うちのかみさん、「男の甲斐性」について一つのポリシーを持ってます。
 よく男の甲斐性は金or経済力だと言われることが多く、僕もそのように思ってますが、かみさんに言わせると若干異なってしまいます。
「男の甲斐性は金ではない。顔立ちや肉体ににじみ出る凛とした精神だ」との事。
 
 いや、そりゃね、お金稼げるに越したことないし、稼げと鞭で叩かれてます。ええ。
 
 何ですが、かみさんに言わせると「生まれ持っての財産や環境ってものがあるからその人個人の力量と収入はかみ合わない。男の甲斐性は『環境がゼロベースになったとき、一人で立ったときに稼げる力量と、常にそれを持ち続ける精神』だ」と言われてしまいます。
 要は、明日会社が無くなって、親兄弟がいなくなって(縁起でもないですが)、財産も全て失ったと仮定してもうろたえないで生き抜けるかどうかだ、と。そしてそのたくましさ、精神は必ず顔や姿勢に表れるのだ、と。女性は確実にそれを見抜くのだ、と。
 
 うむうむ、それでこそ貧乏街道を突き進む私と一緒に暮らせるヨメだ。と頷きたいところなのですが、実は私も実家に帰ればそこそこのお坊ちゃま(らしい。ヨメ曰く。知らなんだ。)。上記の言葉は「食うに困ったら実家かえって後継げばいいや」と言う甘えに対する叱責でしかないのです。むしろ僕はシメ上げられています。
 
 その上で「ちゃんと自分のスジを通して、お天道様に顔向けできる仕事でプライドと余裕を持って金稼げ。大きな樹にぶら下がるのがイヤならそのスジ通せ。」と言うなかなかハードなお言葉を頂いてます。普通に金稼ぐより厳しいじゃないか。どうしろってんだ。
 
そんなこんなで選び抜いた会社に今在籍しています。なので、ここでならかみさんの言う「男の甲斐性」がちゃんと身につくと思ってたのですが
 
 「あんた、最近顔と身体が醜くなってきてるよ」
 
 と言われてしまいます。うん、自分でもそう思う。
 
 言葉だけ書くと非常にショッキングな言葉ですが、僕自身はかみさんのこの言葉、受け止めてます。本当に弛んでると感じるんです。特にここ半月くらい、いろいろ思い悩むこともあり「顔に覇気が無い」「急激に背肉が付いてきた」と思います。
 
 そんな身体を引っさげての2009年。まずは自分自身を錆び落としするところから始めないといけません。まずはそこからです。
 
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こんなこと書いてからもう3ヶ月経ってるしし。
この状況何にも変わってないし。もっと錆びついてるし。わはは。飯食って寝よう。
 
 
 
 
だから駄目なのだ。
 
 

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