5月といえば!

 けんかやま!
 さーいよいよ僕の祭り語りが解禁される月が来ましたよ。皆さん用意はいいですか。ここ最近、ブログで熱い語りが少しづつ顔を出してきた理由はただ一つ、5月15日のお祭りが近づいてきていたからに他なりません。日本最高の祭りと信じて疑わない、僕の心であり魂である伏木神社例大祭「けんかやま」まであと半月!今の僕なら豚インフルエンザも逃げていきます。
 もうこのブログを長年見ていただいている方には「また始まったか」と言われそうですが、そうですまた始まったのです。諦めてください。僕の頭は祭り一色になっているのです。地元ヤンキー魂ここに極まってます。僕の本性は田舎の長男坊です。将来の夢はOBや先輩と仲良くさせてもらいながら高校の同級生と結婚し20歳で子供の顔を見ることです。いや、冗談じゃなく、本当はヤンキーになりたかったんだ、と今更ながらそういう志向がある事に気がついた30代です。どうやっても間に合ってません。
 そんな趣味もあり、僕は地元の祭りが大好きです。愛してます。
 特に伏木の街は港町。荒っぽい漁師気風が残るこの街の男の人は本当にかっこいいのです。このかっこよさを少しでも身につけて生きていきたい。そういう気持ちもこめて、毎年この祭りを目に焼き付けるのです。コレ見て男惚れしないやつは男じゃない(断言)。
 けんかやまとは…富山県高岡市において5月15日に行われるお祭りです。
 6台のやま(曳山)が街を練り回し、お互いのやまをぶつけ合う(かっちゃ)というハードなお祭りです。
 詳細を説明するには100時間ほど必要なのですが、とりあえずここまでにして実際の映像を見てみましょう。曳山は全国各地にありますが、ここは特に荒っぽく色っぽいと評判です。
 市中引き回し中のやま。プロはこの引き回しだけでうっとりします。 

そしてかっちゃ。地響きと歓声。男を感じます。

 どんなに親に不義理を働いても、この祭りの日だけは必ず実家に戻るのです。かみさんからも「一年分のエネルギーを充電しておいで」とほったらかし御免の許可をもらっています。この日一日は朝から深夜まで体力の限り伏木の町に張り付くのです。
 なかなかYoutubeにも上がらない、かっちゃ後の勝どきとやまの入れ替え。この間もどきどきするのです。

 僕の会社の先輩に、「大きな工場とか仏像とかにドキドキする」という趣味の方が居ますが(ね●●さん、貴方のことです)、もう、ぜひ、見てもらいたい、この祭り。大きな存在に畏怖する、恐れながらもついていきたい、というこの感覚、ぜひ分かち合いたいです。もう丸一日ドキドキしっぱなしのハッピーデイを送れること間違いありません。ハッピーどころか、男の魂を再確認できます。これが男です。gomaさんも、東京に居るよりお近くに居ると思いますので、是非この日は富山までお越しを!
 とりあえずニコ動アカウント持ってる人でここ見つけた人は下記必見。富山の放送局が作ったドキュメンタリー映像です。
 いかにこの祭りが地元民に愛されているか。本当に祭りを愛するという意味、特に祭りの少ない地方の方に見ていただきたい。祭りがどれだけの人の魂になっているか。経済や政治ではない、宗教とも違う、純粋に祭りを愛する人々で共存が成り立つこの世界。この感覚が解る人とこそ、僕は一緒に活動したい。真剣に、そう思う。
 

「5月といえば!」への1件のフィードバック

  1. やばいYoutubeでけんかやま映像見てたら興奮してきて全く眠れなくなってきた。

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