久々にRustyの看板を磨く。

 知る人ぞ知る僕の昔の屋号「Office Rusty」。

 もう8年位前ですね。00-01年ごろ、その名前で制作事務所っぽいことやってたんだよな。

 今思うとよくもまあそんなことが出来たものだ、と思いますが、若さって怖いですね。傍若無人な26歳でした。当時金もないまま結婚もしてしまったために、怒涛の日々を送っていた記憶があります。というか当時から既にこのブログはじめてたので、その恥は全て記録されてますな。それもまた怖い。

 その後再上京したりサラリーマンしたりして安定を確保しようとするも、そもそも人格が不安定なために訳のわからない日々をすごしておりました。当時は「もう二度と独立など考えるものか」
と考えてましたね。思い出したくないほど追い詰められてました。ブログ見返すとその苦労思い出してしまうのですが。

 今、改めて独立を考えるかといわれると、今奉公している場所に対するご恩が強すぎて、そんな事は微塵とも考えないのが実情ですが、独立そのものに対する恐怖心はだいぶ薄れてきました。

 8年前、自分自身でつけた屋号「Rusty」。色々あって、上京(と言う名の逃げ)の後、4年ほどは「もう二度と見たくない!」とまで思っていました。精神的にも、完全に逃げてたんですよね、当時。でも、最近、改めて見直したときに、すんなりと受け入れられるようになってきました。受け入れた、と同時に、そのとき迷惑をかけた人たちに対してもちゃんと報いないといけない、と襟が正される気持ちになりました。

 その気持ちを込め、改めて「Rusty」の屋号を大事にしよう、と思い直してます。

 いや、だから、起業とか独立すると言う訳じゃないんです。自分がつけた屋号を、ちゃんと誇らしく持ちたい、と言うだけなのです。

 因みにRustyは、ミュージカル「スターライトエクスプレス」の主人公の名前です。ロンドンに見に行ったんだよね。確か。ミュージカルそのものは詳しくないけれど、そこにおけるエンターテイメント性、伝統と圧倒的な実力の世界、子供たちにも親しみやすい筋書き、完璧に計算された舞台装置、そして夢。僕が仕事で演出したいものがまさにここにある、と感じたのが、この「スターライトエクスプレス」でした。その想いを込めて、屋号にしました。同時にスタートしたパソコンスクールも「RustyRed」。いやーん僕ってセンチメンタルなネーミングしてるじゃない。中二病っぽいわ。男のセンチメンタルは大嫌いなのですが。名前の由来、自分ですら覚えてなかったよ。もう一度錆びを落として、看板をきれいにしないとな。

 「Rusty」を屋号にすることを決意させた、このミュージカルで一番好きなシーン。失意のラスティが「神は自分の中に居るのです」的な天啓を受ける場面です。こう書くとベタベタだな。でも、歌唱力と迫力があまりにレベル高すぎて、ベタなストーリーを吹き飛ばしていました。人の声の威力、歌の力って本当に凄いです。

できれば歌詞を見ながら効いていただくと、よりこの良さを理解してもらえるかと思います。本当は現場で生の歌声を聞くのが一番でしょうけど・・・もうやってないんだよなぁ。

 Rustyの「I can achieve Anything!(Only you , Have the power within you)」で、心から感動したのです。で、その年に起業して結婚しちゃったんだよな。単純な男だな僕は。

 でも、ホントはこういうストレートなの好きなんだよね。

 もう一度、屋号に恥じない何かを見つけていきます。

 ううむ。若いなぁ。青いなぁ。僕。そういうキャラを楽しんでいる最近です。最近職場ではおじいちゃんキャラになっているので、バランスとってます。

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