サシ

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 休日の夜20時、突然携帯が鳴る。
 用意立てて鳴る携帯なんてないわけで、その意味で携帯はいつも突然鳴る。
 「時間あったら飲みませんか」との友人からの誘い。
 誘われるうちが華、と思う僕は、この日も当然のごとく家を出て飲みに行く。
 (とはいえ、ここ5年ほどは腰が重くなったもんだ、と自省してます。家庭というかまあいろいろで、なかなか家を出られる機会が少なかったのです。)
 「誘ったのは僕だから」と律儀な彼は、うちの近所まで来てくれた。なので、ちょっと近くのダーツバーで語らい。
 男のサシ飲みは大概楽しい。いやもちろん女性とのご相伴もとても楽しいのだが。質が違うやね。詳細はいろいろと差しさわりが出るので割愛。主に僕の家庭生活に差しさわりが出る。
 将来のこと、恋愛のこと、仕事のこと、10も歳の離れた友人でも、酒を前にすると立場は同じ。肩書きのない付き合いが何よりも楽しい。何より、こんなオッサンと対等に飲んでくれるその気持ちだけで嬉しい。
 ここのところ、サシで飲む機会が増えている。
 そして、そういう時は、往々にして何かが大きく動くときなのだと感じている。
 ご縁がね、何かを引っ張ってくれるのです。
 その動きにだけは、逆らわないようにしていきます。
 

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