劣等生

 一昨日、せっかくいい話を書いていたというのに、なぜ君は
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 高校時代も劣等生で、昼からしか授業に行かず、一時間ほどで帰ってくるダメ生徒でしたから。
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 という本題と違うところに突っ込んでくるのだ。ええT.T。
 そうですよ。別に隠したり吐露したりすることでもないのでスルーしてましたが、僕高校時代ほとんど学校に行かない生徒でした。ほら、おかだだいし、かわはぎ、「そんなことない」と、ここフォローするところね。(この二人こそが高校の同期)
 まあ全くフォローが期待できないのでそのまま話し進めますが、僕の高校時代は、高校受験で1.01倍の倍率にも関わらず失敗して滑り止め校に行き、人生ひねて劣等気分を満喫してた時代でした。むしろ奇跡。落ちたの奇跡。
 自堕落生活は今も変わりませんが、ベッドから起きたら11時で絶望して、笑っていいともを見てから登校し、学校に行ったら行ったで授業中ずっと寝てて、女の子と語った時間は多分トータル5分以内でした。クリスマス、なんだよそれ。バレンタイン?死ね
 女の子にもてないだけならまだしも、部活ライフもしてない、更に勉強では進学コースの70人中71番と言うありえない順位を取ったり(就職コースの生徒に負けたっぽい)、偏差値0と言う数値(物理)を取ったりと、どこをどう切り取っても面白くない燻った生活を行っておりました。思い出させるな。
 おかげで僕が大学に合格したときは「一校三大奇跡の一つ」と呼ばれたわ。在校生1000人以上居るのに。未だに記憶されてるとしたらそれはそれで悲しい。15年ほど前に挨拶に行ったときは「あのできなかった山本が」「あの、全く勉強しなかった山本が」と、それはそれで羞恥プレイされましたよええ。
 うちのかみさんとも15年近くの付き合いになりますが「そういえば貴方って、全く高校時代の話しないわよね。」と言われるくらいに自分の中でも封印してます。だから思い出させるな。
 まあそんな非常に全うな非リア充ライフの王道を満喫した16~18歳でしたが、読書とか映画とか、お一人様的な遊び方は非常に充実してました。うん、確かあの頃は毎週映画館に行ってました。今からすると浴びるくらいに映画見てたよ。うん。レンタルビデオ含め。
 そんな時代を超えて、今に至るのですが、まあ学校生活と変わらない生活を大人になってからも続けるものでして。朝起きない。時間守れない。根性ない。劣等生は何にも変わりません。
 そうそう、時々ね、劣等生というレッテルが貼られないで見られることがあって、時々うろたえるのですよ。なんかいろいろできる人、みたいに見られることがあって。それは単純に人生苦労してきただけなのです。こんなにもダメ男なのに。そういう目で見ててください。僕が楽なので。ちゃんと真の姿で見てくれよう。ラベリング論には興味ないけど。
 結論も何も無いけど、僕はきちんとまとめることもできない劣等生なので、コレで終わり。

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