オッドトーマスの霊感


 今日は連休一日目。映画を見たりゲームをしたり本を読んだりと、ゆったりと過ごしました。
 海外小説を読むのが苦手(翻訳文体で好きな人がいないのです。原文はなお更)な僕は、どうしても日本の小説家やエッセイに偏るのですが、その中でもクーンツは読み続けています。
 とはいえ、やはり読了スピードは遅く、ゆったりと時間のあるときにのびのびと読んでいたのですが、さすがにサスペンスの巨匠。ラスト100ページに入ってからは一気に加速し、本を置く間もなく最後まで読んでしまいました。以前、同じクーンツ著の「ウォッチャーズ」「戦慄のシャドウファイア」「アイスバウンド」を読んだときにも同じ状態(本を置けずに一気に読了)になりましたが、こういった畳掛けの記述ができる人は本当に尊敬します。娯楽がなんたるか、よく解って楽しませてくれます。
 プロット自体が目新しいわけではないのですが、文体自体に力とリズムがあります。翻訳モノなのに。原文で読んでみたいですが、僕は英語と言う言語は勉強しちゃ駄目だと亡くなった祖母に強く戒められていますので残念ながら原文を読むことはままなりません。ちなみに祖母は存命です。
 何も考えずにゆっくり本が読める時間、この後どれだけそういう時間を持てるのだろうか・・・。忙しくなりそうな気配です。

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