はい。行ってきました。小江戸佐原のお祭りです。
京都ではもちろん「曳山総大将」でもある祇園祭が開催されているのは承知してますが、今回は千葉県佐原市の本祭を見てまいりました。そのうち日本中の曳山制覇してやるからな。
因みに佐原は川越や栃木と同様、小江戸として発達してきた側面が強いため、江戸文化を根とした祭りが主流になります。なので、「山車(やま)」ではなく「山車(だし)」なんですね。ええ。川越祭も同じく山車が出ますが、非常に似ています。上人形が大きくクローズアップされていたり、車輪は内車輪だったりと、文化圏の違いが見えますね。
夏に10台、秋に14台、更にそれぞれ3日づつと言う、山車マニアにはたまらない町ですね。年に6日と言うことは、2ヶ月に一日曳き山が出ている計算ではないですか。
て、ついてこれるひとー。おーい。
なんでみんなこの話についてきてくれないのだろう。僕一晩中でも語るのに。
お囃子の皆様
鯉。説明無用。
休憩中も粋なものです。
うちのかみさんも佐原では神様扱いされてた様です。
こんなに巨大化してるとは。
見せ場。のの字回し。交差点で大きく回します。
この力強さが祭りの真骨頂です。
応援する女性陣。僕も応援されたい。
2体乗りの名物だし。金時山姥。
彫り物も見事
夜が更け、さらに風流が増します。
タケミカヅチを背負った男の気概。
そして手踊り。
3年ごとに交代する年番(当番町)の提灯。
この重責、この提灯に祭りの伝統が込められています。
仁井宿。鷹!博多に出張しても喜ばれそうです。
でもこの3年は年番を務める区なので、出張どころではないですね。
手踊りのベストショット。仁愛。
て
神は細部に宿ります。
やっぱり曳き山は夜に限ります。提灯の明かりが映えます。
そしてこの祭り、僕が一番感動したのは、「川沿いを進む夏の曳山の風流」と言うこと。
いや、伏木のけんかやまも秩父の夜祭も、町の中に川って無かったんですよね。川面に浮かぶ曳山のシルエットの美しさは、この祭りの一番の見所だと思います。これを見れただけでも、僕はこの祭りに来た甲斐があった。本当に感動した。
ついつい川まで降りて撮影。
川の両岸を曳かれる山車。こんなシチュエーション初めてです。
川岸で夕涼みをしながら、川面に浮かぶ曳山の姿を眺める夏。
こんなプレイを楽しめるなんて僕の人生はなんて幸せなのでしょう。
これにきゅんきゅんくる僕は何かおかしいのでしょうか。
そんなこんなで曳き山三昧な金曜日でした。
日曜日まで佐原の大祭は行ってますので、これを見たみなさん、本日、佐原へGo!
因みに、いつもの佐原はこんな感じ。町中央を流れるこの川が本当に風流です。
たすくちゃん、シャシンかっけー!あっちにもupしてるのかな?
あっちはまだアップできてないー。写真の選別が大変で…。近々いい写真を選んで乗っけます!