先日、「あまりにも酷い大人たちの会(通称:酷い会)」というアラレもない名称の会に参加してまいりました。
参加してきた、というか、いつの間にかメインメンバーに入れられていた、と言うべきか。
昨年末に、僕の知るお仲間方が5名ほど集まって忘年会を開いたところ、あまりに一般社会人らしからぬはっちゃけぶりをしたらしく、非常に皆様満足されたそうなのです。
で、その会を再度開催するにあたって、一般社会人らしからぬ人ということで僕がその場にいることになりました。何故。平均的サラリーマンのはずなのに。
ええ、朝まで飲んで非常に楽しい時間を過ごさせていただきました。
暗くならず、深刻にならず、良識を蹴っ飛ばせる無頼の気持ちをフトコロに持ちながら、大人としてのヨシナゴトをつらつらと、腹を割ってお互いに身の上を語り合えたと思っています。
ただ、酷い酷いと言いながら語りましたが、その実そんなに酷くないというのが実感です。
ここに集まっていたのは様々な業界でのフリーランサーやクリエイター、制作会社勤務の方々。
こういった方々って、本当に根が真面目で、良識的な方々が集まってると心底思います。
まあ、僕自身がこのような業界(制作人)の方々と、反り具合が似てるという心情もありますが。
ある意味、自分で自分を律してないと、とたんに足元が揺らぐバランス感覚の中で生活をしている方々だと感じています。
その方々のバランス感覚の中で、非常に研ぎ澄まされたコミュニケーション、会話をすると、酷いといっていてもその実必ず振れ幅が自分の中でコントロールできている状態内での酷さなんですね。それがまた洒脱で、軽妙で、すばらしい。
多分、一番バランス感なく、酷いところに突っ込んでいったのは、僕だったと思います。
僕自身はバランスをとって軽妙に渡り歩いてるつもりなのですが、バランスの中央が人とどうにもずれているらしく、酷い話でいつもながらに周りをひかせてしまいました。ごめんなさい。
「父さんだってな、若い頃は無茶を・・・」なんて台詞、吐きたくないのですが、皆さんの話をまとめると僕の若い頃は少しだけハッチャけ過ぎていたのかもしれません。
僕は唯好奇心が旺盛だっただけです。今でもですが。