気狂いピエロから始まる連休

 少し、長い休みに入る予定です。
 ここのところ、ひたすらに寝ています。これでもかというくらい。人間はどこまで眠ることが出来るのでしょうか。
 長年、かみさんの病気に付き添って居たことからも、睡眠が人間の精神にどれだけ安定をもたらすかは良くわかっているつもりでした。とにかく、心が穏やかじゃなくなったら、ガンガン寝る。それだけで人間は落ち着きます。いや、本当に。
 人間、少し心が傷ついたら8時間ほど睡眠を取るのが一番だと思います。何より睡眠不足は良くない。精神のどこかに軋みが出てくるものと思います。
 寝るの好きなんですよ。どれくらい好きかっていうと、朝起きてご飯食べたらまた布団に入って熟睡するレベル。24時間中今は22時間くらい寝てるのじゃないだろうかと思います。たまたま起きてる時間にブログ書いてますが、夢うつつのまま布団の中でもiPhoneとケーブルテレビのリモコンと電気毛布のスイッチとエアコンのスイッチ、お茶のポットと茶菓子は全て手の届く範囲に常備されてます。
 そのまま起きなくても生活が出来るのではないか、80日間世界一周ならぬ80日間布団から出ない、なんて生活もできないものかと真剣に考えてます。睡眠は本当に大事です。みなさん、生きてる合間に休憩のために睡眠を取るのではなく、睡眠を取ってる間が生き様で、たまたま余った時間で身体を縦にしているだけではないでしょうか。
 ともあれ、睡眠を十分に取る、その十分の範囲って、今の社会人が考えてるレベルでは足りないのじゃないかと思ってます。
 一日8時間?とんでもない。それだと普通に一日生活した分の体力を復活させるだけで精一杯です。その間におきたトラブルや、心の傷、ショック、驚き、そういったものを身体にならすことを考えたら、一日のうち24時間は寝てないと身体がもたないと僕は考えてます。うん、一日起きて一日寝るレベル。ちなみにうちのかみさんは5年くらい寝たら身体が動き出しました。そういう事例をみてると、睡眠が与える影響ってもっと真剣に体に与える環境を作らないといけないのではないかと思っています。
 てなわけで、ココのところ、連休はひたすら睡眠。ひたすら熟睡。ひたすら安眠。たまにケーブルテレビつけて映画見て、本読んで、ネットして、の毎日です。
 睡眠の合間にたまたま見たのが「気狂いピエロ」ゴダール監督の名作です。僕も5回くらい見てる計算です。(でも前見たの15年ほど前だけどね)
 この映画を消化するのにも、また睡眠が必要です。いや、これこそまさに睡眠の中で映画を堪能しなおすくらいの勢いです。
 気狂いピエロから始まる連休。なかなか楽しげなものです。

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