送別会


昨日は飲み会。大学時代の腐れ縁が北海道に移住すると言う事で、(珍しく)僕から率先して送別会を開催。
思えば93年に、同期として同じ大学に入学してから、新卒で入った会社も同じ(というか僕が引きずり込んだ)、退社も同じ、彼がお芝居の座長をやると言えば舞台監督を引き受け(ただ見てただけ)、僕が結婚すると言えば彼に裏方を全部任せたりもした。本当に腐れ縁。
「40期生」と呼ばれる、とある大学サークルの第四十代同窓。その仲間たちも数多く集まってくれて、更には41期、42期、45期の後輩まで駆けつけてくれた。愛知に勤める同期生も上京してくれた。母となって多忙な日々を送っている後輩達までも参加してくれた。彼の人徳だろう。
そんな仲間たちと18時に開会してから延々終電まで、中締めもなく延べ5時間半に渡る飲み会。会話の中身は10代の頃と何も変わってない。というか、変わらな過ぎる。もう100回以上酒を酌み交わしている仲間と、未だに同じ会話でゲラゲラ笑って時を過ごせる事を、どれだけ貴重だと思える事か。
同じ会話といっても、けして後ろ向きに「あの時は良かった」という会話ではなく、「で、これからどうするんだよ」「北海道行ってこういう事やりたいんだよ」「うちらもこういうことやるぞ」ということで今もワクワク出来る仲間たち。
これからを生きていくときに、夫婦ほど近い二人三脚では無く、視界に入る範囲で、共に歩んでいる(そしてこれまでも歩んできた道程をお互いに知っている)仲間たちが多数居ること。前進するときに、これ以上心強いものが有るものか。
ありがとう。そしてこれからもよろしく。多分全員がこの世を去るまで、ずっとよろしく。腐れ縁はどこまでも腐れ縁。
その頃には僕らの子供たちが第70期生とか言ってるのかも知れないけどね。

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