卒業制作発表

卒業制作発表
以前、自分が講師を務めたHlywd Agent Japan様の映像カリキュラム「モーションインフォグラフィックス講座」の卒業制作発表の日。
卒業式の父親の気持ちで作品が上映されるのを眺めました。
もちろん、普段は着ないスーツで臨みます。全く似合わないんだけどね。
僕の勝手な礼儀作法です。
なんか、もう、自分が手を動かして何かを作るのとは全く別の嬉しさがあります。もちろん、もっとあれを伝えたい、これを伝えたかった、という思いは沢山あります。もっと時間があれば、伝えたことが様々な解釈で料理されて、更なる表現に昇華していくのだろうな、という嬉しい期待と共に。
自分が講評をする立場に立つなんて、以前の僕では全く考えられない。
・・・と言いながら、前々職ではあれこれ講評してたか。そういえば。わはは。偉そうにも。
動画を作る喜びを、一人でも多く伝えられたら、それは本当に嬉しいことなのです。様々な皆様に、素敵な仕事、素晴らしい環境を、与えてもらってると、感謝しています。
そう、今回の僕のテーマは「楽しい」と思ってもらえるか否か。
今の世の中、チュートリアルやノウハウはいくらでも(それこそ動画で)転がっています。元・学校屋としても、学校に学びに来る意味、を問われていると思っていました。
そこで、どうしてもクリアしたいテーマを自分に課していました。(同時に、初回授業で受講生に伝えて、僕からの約束としていました)
1・チュートリアル動画をぱっと見て理解できるレベルのオペレーションスキルを身につけてもらうこと
2・家に帰ってワクワクしながらAftereEffectsを立ち上げるような「作る喜び」を感じてもらうこと
3・そのワクワク感を削ぎ落とさないレベルで、ショートカットや作業効率手順など「動画制作のための段取り力」を身につけてもらうこと
…僕は、そのテーマをクリアできていたのでしょうか。
写真は、発表会~講評会後に出てきた学校スタッフ手作りのベーグル。
そして夕食は、あまりの嬉しさに富山の幸の盛合せ。今回の授業では、富山・北陸とご縁がありました。
本当に皆様、ありがとうございました。
まだまだ、がんばるよ。
そして最後の一言は、やっぱりこれ。
「キーフレームを!見た目で適当に打ったら!駄目!」
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