like a rolling stone.

これから年を重ねたとして
人生の終末が近づいてきたときに、思考と感情にどんな変化が生まれるのか。
「友人の葬式に多数参加している中で、自分だけが取り残される不安、自分の式には誰も来てくれないんじゃないかという寂寥感」
「自分の経験値が全く世の中に通用しない社会へと変革していく様を見て拡大する、自身の社会的無価値さへの恐怖心」
「抗う感情を抑えきれずに『ワシは昔すごかった』といつしか声が大きくなってしまう幼児性」
「『案外僕の人生、悪くなかったな』という回顧の膨張」
などなど、どういう思考にたどり着くのか。僕もわからない。
でも、今からそれを想像しておくことは、悪いことじゃない。
それは、大事な想像力であり、共感である。
卑近な話で言えば、ビジネスの素にもなるし、小説の種にもなる。
なにより、自分が優しく生きるベースとなる。
それを踏まえて、今を生きること。想像力を駆使した全生涯のロードマップを見て、今の位置を確認して、その上で迷子になることを覚悟の上で。

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