祭りも終わりました。既に僕は帰京しており、平素の日常に戻ってきました。なので、お祭り狂いの語りごとはこれが最後です。(今後も発作的に始まるけど)。戻ってきたとたん仕事山積み大忙しでスイッチが切り替わってます。
その上で。冷静に振り返って。何より今年は最高に楽しかったです。縁があって四年目、顔を覚えてもらって、少しは山の近くで曳かせてもらって、車輪の近くで梶取って、こんなことさせてもらっていいんだろうか、と思える環境をつくっていただきました。
そして何より、今年は東京からゲストまでお越し頂き、プログラマーの坂本ミチロウ先生がなんと富山初上陸!この祭りを見るために!僕が熱く阿呆なことを語り続けてきた思いが伝わったのでしょうか・・・本当に嬉しいです。
いろいろ写真も撮っていただきましたが、何よりやまの前でお神楽後、鉢巻を締めなおすシーン、夜祭曳きだし直前に自分のポジションを撮ってるときの姿など、ほとんど隠し撮りでもとっていただけたこと、(これ個人的に)すごく嬉しいのですよ。僕、これまでほとんど個人で参加してたもので、なかなか平素の姿を写真に残されることがありませんでした。蝶山車とのツーショットなんてどんなロックスターのツーショットよりも憧れてました。
と、まあ、ミーハーな客人意識はここまで。5年目からは、本当に求められる立場をきちんとわきまえて、出来る価値をより大きく出来るように頑張りたいと考えてます。
一つは、僕がメディア媒体を通じてけんかやまを発信し、数多くの仲間たちやクリエイターを伏木にお招きすること。何かに触発されていい作品を作るきっかけとなってもらいたい。
二つは、僕自身が準備から片づけまできちんと「一年の仕事」を身につけること。
そして三つ目に、後進の育成。いうても、僕らもうおじいちゃんですから。自分がはしゃぐんじゃなくて、はしゃいでいる若者を教育して、礼節持ってはしゃがせてあげたい。そんな不遜な気持ちがわいてくるわけです。僕自身が4年目のペーペーなのですが。
何はともあれ、坂本先生御来伏木、ありがとうございました!
そして貴方がホテルに帰った途端に大雨ですよ。貴方、晴れ男だな。