僕が今の様な働き方を始めた理由の一つに「日本中の祭りを好きなだけ見てまわりたい」というものがあります。
その衝動のまま、佐原市に来ています。(訂正:現在は香取市です)
今日は「佐原の大祭」です。
いや、ここの曳山がまた素晴らしいんですよ。のの字回しや手踊など、味わい深い曳山の風情があります。僕の好きな高岡市伏木曳山とはまた違った祭りの一面が見られます。
この後、夜になると、曳山が提灯を付けて川沿いを曳かれるのですが、これがまた良いんですよ。川面に映る山車の影が(中略)富山でも新湊の曳山が(中略)橋を渡るところとか(中略)熱苦しくなってきたのでやめます。熱中症対策です。
やはり夜の祭りは格別です。
川面に浮かぶ山車の姿は本当に綺麗です。提灯に照らされた山車はどうしてこう琴線に触れるのでしょうか。僕だけでしょうか。
「上に乗ってる人形は誰?」
「ああ、あれは日本の英雄とか偉人とかや」
「英雄って?」
「君、アベンジャーズ見たか?」
「みたー」
「あれや、キャプテンアメリカとかアイアンマンとか、そういうのの日本版や」
「本当に?」
「よく見ろや、あそこに『槌』って書いてあるな。あれ、ハンマーのことや。要するにあの人形はマイティソーや」
「あれは?」
「弓持ってるやん。ホークアイや」
現地で声かけられた観光の子供さんに悪いことを教えてきました