師走。あっという間に今年も終わりが近づいてきました。
サラリーマンを辞めて、ちょうど一年が経過しました。とはいえ、一年以上勤め人じゃない時期を過ごしたのはこれで二回目です。
そういった風態からか「まだ1年しか経ってなかったの?」「十年くらい前からサラリーマンやってないでしょ」という声が聞こえますが、気にしません。
というか、サラリーマンを辞めるとか辞めないとか、正直言うと人生の中で大した意味がないのです。一年経ってみてしみじみ思うことは、「雇われるとかフリーとか起業とか、人間らしく楽しく生きるにはどうでもいいこと」だったのです。
それに気がつけたのが、本当に収穫というかなんというか。
僕は僕である。昼頃ぐだぐだ起きてきて、そこらへんにある本を読み、時に友人とコニュニケーションをとったり街に写真を撮りに行ったりPCと向き合って作品を作って積み木遊びして色鉛筆で絵を描いて酒飲んで寝る。子供と大人のいけない部分のみをエスタブリッシュに洗練されたのが僕。上司や部下に見栄を張らず(居ないから)、世のため社会のため家族のため自分のために見得を切る。そうありたいと願ったのは誰よりも僕と家族です。
頑張ってたくさん編集したら報酬が増える。寝てたら減る。なんとわかり易い社会構造。ストレスがあるわけなかろう、毛がどんどん増えたよ。まだ頭頂少ないけど。
そして「世の中は僕を愛してくれる様だ」という漠然たる自信。今僕と家族にご飯をくれる方がいるということは、そういうことなのです。
この一年、参加した作品80数本(数え方による)。声をかけてくれた方、昔からの知り合いで、お仕事で繋がり始めた方数十人。
「御酒肴(おんさけさかな)は澤山。人気は益々永当永当 右は皆様よりご贔屓とありまして彌榮制作 若連中へくださる!」(富山県獅子舞の目録より)
そうそう、僕は「彌榮制作」を立ち上げました。事業を営む身として、へらへらしてられません。もっと気合を入れて、世のため人のためにへらへらします。
そして去年もこの日(12月1日)を祝ってくれたのは、他でもない、あの新卒の頃勤めた会社「ユニコーンインターナショナル」のメンバーでした。
そして明日も別のユニコーンメンバーに助けられています。僕の故郷はそこだったのか!
とはとは別に、僕の退社一周年祝いじゃありませんが、昨日はグランドハイアットにて社交パーティ。もちろん踊りながら撮りながら記念日を楽しんでおりました。