大学時代、僕ら夫婦がいたサークルの先輩とランチをする。
彼女は言う。
母校愛が強いわけじゃないんだと。
「ただただ、4年間激しく濃密に共に過ごしたサークル仲間が人生の宝なんだよ。何年ぶりでも、瞬時に18歳に戻ることができ、無条件で信頼できる。私の強い愛はそこにあるだけなんだ。」
僕にとっても、それこそ1日も欠かさず、24時間を共に、同じ釜の飯と同じ屋根の下で過ごしてきた、先輩を含めての仲間たちは、今でも心の拠り所です。
20年経っても、変わらずそばに居てくださることが何よりの救いなのです。ありがとう。
そしてその夜は同じサークルの、同期連中と会食。
こやつらこそ1日も欠かさずに共に4年間を過ごしてきた連中だが、もう、その、なんだ。お腹いっぱいだ。そして、それでも。お互い結婚して子供ができて家を建てても、変わらずに一緒に飲み食い馬鹿話ができる。うるさいよお前ら、と言いつつも、やっぱり大事なのだな、と再認識。
そんなことを考えながら次の企画を考える渋谷午後2時。AndPeople。