富山における御三家問題

まだもめてる。
http://agora-web.jp/archives/2027214.html
富山県民として、なんとなくわかる。

そして、その中の一つのエピソードで、一つ引っかかるものがある。
「進学校の富山中部高校を卒業し、大阪大学に進学した私を含め、富山県の優秀な若者の多くは県外に進学し、そのまま帰ってこない。

実際、富山の企業に就職する人に、富山県の高校出身の人は非常に多い。そして、しょうもない事に、出身高校による学歴差別が酷い。」
「出身高校による学歴差別が酷い。」
「出身高校による学歴差別が酷い。」

はい。これ、全く県外者には理解できないことでしょう。
富山・富山中部・高岡の「御三家」と呼ばれる高校は「エリート」。それ以外は庶民である。

この差別は今でも根深く残っている。
高岡を落ちて滑り止め校に入学した僕は身をもって様々な差別を体感してきた。今でこそコンプレックスはないが、この差別意識の根深さは自分の中に深く残っている。

この「高校カースト」は、このあとどこの大学に行っても変わらない。

ちなみに大学は金大と富大がエリート。
それ以外は、東大に行こうが早稲田だろうがケンブリッジだろうがポンペイ大だろうがデジハリ大だろうが全て「よその国のどこか」であってエリートではない。
(そもそも大卒にエリートもへったくれもないのだが、わかり易い用語なので使用)

富山に戻ったらカーストが一段落ちるとわかって、それゆえに海外(県外)に脱北したというのに、何を好き好んで戻らなければいけないのか(祭りのため、以外に…)と言う気持ちは、心の中に間違いなく存在する。(ちなみに僕は優秀でもなければ若者でもありません)

そういった、富山独自の文脈が根にあってのこの会長の発言なのである。その辺りが、どこまで他県の方々に通じるか…。

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