静かな海のような。夜の潮のような。

 

ここのところ、忙しさがひと段落しており、静養する日々が続いていました。

もちろん学校業やその他継続案件はありつつも、新たに飛び回ることも少なく、静かに日常を過ごす毎日です。

まるで凪のような。

独立以来、ありがたくもご依頼に恵まれており、こんな形で静かな日々を過ごすことはありませんでした。こういう形でお仕事の少ない日々、平常なら「案件が減ってる!また働かないと!」と慌てるところでもあるのですが、なんというか、ある程度心穏やかに入られるようになってまいりました。「まあ、こういう時もある」と。

(いや、内心はそれでも「大丈夫かな…」って心配する部分はあるのよ。)

それでも4年独立して生きてこれれば、潮の満ち引きがあることや、信頼に応えることを日々続けていれば悪いようにはならないという「社会の真理」みたいなものを信じることができるようになってきて、生きること自体にあたふたしなくなってくるものです。本当、不思議なものです。

そして、僕の好きなキャプテンハーロックの名言にもあるように

「男は時々何をしてもまったく駄目だという時があるのだ。やればやるだけおかしくなるだけで、することなすこと無駄な努力・・・・そういう時、男はな、酒でも飲んでひっくり返ってればいいんだ」

ということで、ひっくり返って寝ておりました。いや、これ悪くないのよ。男の生き方として本当間違ってないと思うのです。こんな暑い夏、ひっくり返って寝ながら、時々に、大事な方々に「元気にしてる?僕は元気だよ」と私信を送りつつ、風鈴の音に耳を傾けつつ、歌いつつ、楽器爪弾きつつ、時にはパンツ脱いで(略)な毎日を送る以外何ができるというのか。

というわけで、事務所の大改装も行いました。よりスムーズに、快くお仕事ができるようになるために。

自分の仕事場がだいぶ落ち着いた、気に入った形になってくると…不思議なもので、また仕事が舞い込んでくる。そしてその勢いたるや阿修羅のごとく。なんでいつもまとまってやってくるの。もうちょっとこうWBSというものをだな、理解してだな、こう、年末まで平坦に仕事はやってこないものなのか。また9月末まで眠る暇のない毎日を過ごさなければ。それが好きで生きてるんだけどね。

本当に、幸せな生活をさせてもらってます。

なんとか、価値を作って恩返ししていくからね。

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