次回予告

 明日から熊本に行ってきます。んで、3日くらい更新できまへん。

 一応次回予告しとこうかな。次回のReelin’in the yearsは「X-10、調子に乗ってネカマになる。」の巻。

 あぁあ、言っちゃったよ。これで次回はちゃんと書かなきゃ。

資格がほしい



 うーむ。ちょっと考えちゃうなあ。

 と、言うのは、最近の若者について。ああ、またオヤジトークだ。

 今、僕がやってるパソコンスクールに一人、高校生が来てるのね。まあ、いろいろ訳あって今は高校やめちゃったんだけど。

 その子といろいろ話をさせてもらっててちょっと考え込んじゃうことがあるのよ。いや援交させてくれとかじゃなくて。

 その子は口癖のように「資格がほしい」とか「バイトがしたい」とか「大検を受けたい」とかっていうんだけど、どうも僕にはその言葉がピントずれてる気がするのね。

 そんなことはここに書かずに本人に言えっていわれるけど、実際言ってるのよ。言えば言うほどピントがずれてきちゃうもので。年のせいかしら。うーん、もどかしい。言いたい事は伝わってるのかなあ・・・。





やっぱ「資格」って欲しいものなの?みんな。

 どうも「資格があれば何とかなる」「将来のこと心配だから」「持ってた方が得じゃん」っていう風潮が見られるなあ。資格ってそんなもんだったっけ。

 資格って単に「自分がこれだけのことが出来るっていう責任ある目安」であって、それをもってて何かになるってなもんじゃないっしょ。黄門様の印籠じゃあるまいし。「私はこの資格を持ってるけど、その能力を生かしてこんな感じであなたのお役に立てまっせ。」っていうのが本道でしょ。どうもこの後半部分が欠け落ちてる気がする。要は世の中、人様のお役に立ててナンボでしょ。そこにお金の動きが発生してご飯食べられるわけで。「俺はこの資格持ってる。ゆえに金くれ(or安定させろ)」じゃちょっと一足飛びじゃない?どうしても高校生を見てるとその「人様の役に立つ」っていう一番大事な部分を欠落させて、結論としての「金銭をもらう。安定した生活を送る。」ってな事に結びついてる気がするなあ。まあ、目に見えにくいところだからね。

 「国が認めてる資格はそんなもんじゃない。」とか言ったところで、結局のところ自分のケツは自分で拭くのがこの世のしきたりなわけで。国の庇護をしたたかに活用するのは一向に構わないけど、「俺様は国が認めてる資格を持ってるんだ。だから俺の力を認めろ。俺をいい待遇にしろ。」って、国に甘えるのはちやうでしょ。世の中でいい扱いを受けられるかどうかは結局その人の力次第よ(ここでの力ってのはバイタリティ、優しさ、頭の回転なんかを総合したものね)。





 「資格があれば将来安心」ってのも違うでしょ。医者とか弁護師(あえてこの漢字)の資格ゆうても人様治したり助けたり出来る「経験と知識に裏打ちされた能力」があるからお金がっぽり入るわけで、そこで変なことしちゃいかんわけよ。ああ言ってることがほんまにオヤジだ。資格持つことが一足飛びに金儲けにつながる人は、新聞見て三菱さんとか雪印さんに文句言っちゃいかんよね。

 うん、高校やめて、将来に不安感じてるのもわかるけど、はっきりいっちまやあ日本で食えなくなるなんて事はそうそうないよ。いくら不況ってもね。そこで「めんどくさいことはしたくない。」「俺はそんな職につきたくない」って言ってるから悩んじゃうわけで。そう言う理由で「大検」とか「資格」に一足飛びに走るのは間違いっしょ。目的があって、その目的の手段としての「資格」であって、「資格を取る」事が最大目標になることは絶対にありえないよ。「資格取得」が趣味なら別だけどね。「資格取れって先生が言ってた・・・」お前先生が死ねゆうたら死ぬんか。お前の一生は自分で決めえ。どうしてそう言われるのかよく考えてから答え出せえ。「資格取るのがが一番楽そうだから・・・。」高校辞めるってのはあんたが自ら選択した答えでしょ。高校がいやで辞めたんならそこのデメリットくらい自分で背負い込めよ。あまったれんなって。いや、資格取るのはいいけど、なんでその資格を必要とするのか、ちょっと大事な部分を考えてみてくれよ。今が多感な時期なんだから。今、足を踏み外すとはい上がるのに苦労する道、一番通りたくない道を通ることになるぞ。

 本人に言えって?うん、言ったら目丸くして「なんでそう言われるのかわからない」って顔してた。

 うー。本当に言ってることがオヤジだなあ。「おまえら、甘ったれてんじゃねえぞ!」はい。わかりました。おいら自身が一番甘ったれてるから、人の甘えがうるさく見えるんだろうなあ。

 そういうおいらも資格持ってるぞ。「英検3級」。わはは。



 ほんと、最近思うけど、大卒だの資格だのに捕われないほうが、よっぽど仕事しやすいぜえ。楽しいし。うん、こういうおいらをサポートしてくれる人がいてこそなんだけどね。そういうやり方もある事を知ってから、資格っていう選択肢を考えてもらいたいなあ。その子には。





昔からうわさの「あれ」

あああああ~。やっちゃったよー。


その存在を知ってはいたものの、どこのサイトにあるかわからずに、極力手を出さないようにしてたのに・・・。

 ん?何の事かって。あれですよ。あれ。いわゆる、1・うんこのくさい鳥 2・ダチョウみたいな鳥、要するにこれですよ。はい。その「ダチョウみたいな鳥」レーターって奴を使ってみたわけですよ。わからない方は独自にメールください。どういうものか教えてあげます。使っただけで違法行為になるものなので。でもアダルトサイトとかそう言うんじゃないよ。もっと健全(?)なものだよ。

 で、使ってみた感想。

 すごいね。これはやばいよ。違法行為になるのもわかる。著作権もくそもへったくれもあったもんじゃないね。全データを吸い出して変更してるだけだから、そっくりそのまま残ってるんだよね。なんでディスクのロード時間まで一緒なんじゃ。久々に見たぞ「Disk
Error 07(A,B面逆です。)」のコメント。そんなところまで再現するなや。

 でもなあ、また頭の硬い事言っちゃうよ。これは僕らの世代が持ってる、ノスタルジーとしての「すげえ」と、時間つぶしのゲームだけで、それ以上の感動は無いよね。前にも一度書いたけど、僕らの世代(わあ、この書き方って、オヤジ)って男性大半に、ゲームに対する愛着のめちゃめちゃ強かった時代ってあるんだよね。ゲーム産業の過渡期と少年時代がぴったり一致してるから。「うー、ポートピアって面白そうだけど、コロコロにはチャレンジャーが良いって書いてあるなあ、どっちにしようかな。」って、ゲーム雑誌を読みふけって頭割れるくらい悩んでゲームを選択したり、友達と見栄を張り合いながら「オレ買うよ~。デッドゾーン。」「なんや、おれだってメトロイド買うも-ん。」とか言い合って張り合ったりとかね。小遣いをためてためて買ったゲームがつまらなかったときの落胆とか、「勉強2時間やったらゲーム1時間!」っていう親の目をくぐったりとか、そういったところにやっぱドラマと人間の成長があるわけですよ。ええ、奥さん。クソゲーでも目を輝かせて徹夜でクリアしたりしたなあ。友達とのコミュニケーション、お金の使い方、情報収集、親との戦い・・・。そういう中でリアルタイムにファミコンをやってきてるから、今でもゲームにノスタルジーを感じるわけなんだよね。ただドラクエが楽しいからとか、任天堂のピンボールが良い出来だからとかではゲームってただの時間つぶしになっちゃうわけだ。まあ「己を鍛える」ためにゲームやってる人もいるけど。

 まあ、だから僕にしてみれば「うんこのくさい鳥」レーターは、触ってみて「おお、懐かしいぜえ」なんて言って遊べるけど、それ以上のものではないよね。今の若い世代の人が触っても「それで?」ですんじゃうだろうし。あの混沌としたクソゲーと名作のゴッタ煮の中で育ってきた人が触ってみて面白いものでしかないんだろうな。ikki.jpgfamitekken.jpgこんなにすぽすぽと沢山ダウンロードできちゃったら感動も興奮もないもんなあ。昔のゲームって容量軽かったんだね。このページの容量で「魔界村」一つ入っちゃう。すごいわあ。

 ああでも会社にあったら触っちゃう。「ゴルフ」は名作だなあ。ああ0が切れねえ。ああ4階のババアがやっつけられねえ。ああ青雨城クリアできねえ!ああゴーデス見つけられねえ!ああヤスを逮捕できねえ!ああハートの秘孔をつけねえええ!ああ礼したら一撃でやられちゃったあああ!!!腕が鈍ったよなあ。年だな。

 触っちゃうんだよねえ。コントローラー無いけど十字キーで遊んじゃう。だめじゃん。

 あ、後全然関係無いけど「19」を「ヌィーゼン」と読んだあんたはもうオタク。

冬のにおい

 皆さんは季節をどこで感じますか?


 暑い。暑過ぎる。9月に入ったというのに何でこんなに暑いんでしょ。

 今日はちょっと風が吹いていたからまだいいものの、ちょっと外を出歩いたらそれだけで背中のあたりがじわーと湿ってきます。ああ気持ちわりい。めちゃめちゃ暑いよ。うー。

 暑い暑い言いながら、今日は北陸の現場へまた旅立ちました。ちうか実家なんだけど。

 北陸っちゅうところはこれまた辺鄙なところにあって、新幹線と特急を乗り継がないといけないんですね。ああ、陸続きの海外。埼玉県民がMacマニアのように自虐的に「うち田舎だからさあ」などとのたまってるのを聞くと北陸育ちとしてはいらだってしまいます。なんか上海育ちが「うちは田舎だからさあ」と言うのを聞いている貴陽省育ちの気分になってしまう。あ、この貴陽省の文章かいてる奴も埼玉県民だ。つーん。東京・大阪に3時間以内で行ける場所を田舎とは認めませーん。認められたくも無いだろうが。

 まあそんな訳で、新幹線と特急に乗って約5時間(乗り換え接続時間含む)で実家にやってまいりました。

 東京駅で新幹線に乗り、スキー場のメッカ・新潟県の越後湯沢で特急に乗り換えます。

 ふと、越後湯沢のホームに降りたとき、山の頂きから「ぴう」と風が吹いてきました。


 雪の匂いでした。

 さすがに北陸といえども、この季節にまだ雪は無いのですが、風の匂いは間違いなく雪でした。

 ああ、これからながーい冬が始まるんだなあ。

 18年間北陸で育ってきて、冬の到来前に感じていた匂いが山から下りてきました。

 もちろん越後湯沢の駅もまだ夏草が生い茂っているし、かえるや虫の鳴き声も充分聞こえてきていました。僕のタマ袋も「だれん」と伸びきっていたし、他の感覚器官は充分晩夏から秋を満喫させていたけれど、嗅覚だけは「冬」を意識してました。

 嗅覚ってやばいね。他の感覚が合同で「違う」っていっても、嗅覚の指令一つに負けてしまう。本能っていうのかな。気持ちは一気に「冬」を感じていました。暑いけど「冬」。あの風が夏を押しやって、どんどん下界に冬を運んでくるんだな。まだまだ暑いけど、秋は、そして冬はちゃんと次の準備してるんだなあ。

 冬の風、夏の風。2つの季節を感じることの出来た一日でした。

 日本から四季がなくなりつつある、っていうけど、まだまだそんな事は無いよ。四季それぞれの風景や匂いはまだまだ存在するよ。他のさまざまな刺激が多いから季節に対する感覚を眠らせてるだけで。いまの世代はまだまだ原風景に季節の感情を持ってるしね。北陸には昔ながらの「冬」も生き残ってるぞ。あんまりいい物じゃないけどね。


 こういうすスカした文章を書いてるとカウンターの進みが遅くなります。多数のHP管理者様,ご用心を。

メモ帳とポップコーン

 今日はポップコーンの作り方を皆さんに伝授しましょう。


 一ヶ月くらい前のことになるんだけどね。

 そのころ、仕事でイベント会場をふらふら動き回ってました。特にポジショニングの決まってた係じゃなくって、プロデューサーにくっついていって逐一いらん事を報告したり、プロデューサーのご機嫌を損ねないようにしたりする「AP(アシスタントプロデューサー)」っていう役割を受け持ってました。

 その時にね、いろいろと紙に書き留めておかなきゃいけないことも多くって、メモ帳を購入したんですよ。ええ、奥さん。動き回るんで荷物になるものは持てないし、だからって脳内メモリをオーバーする指令はでてくるしで、メモ帳が必要になったのよね。

 メモ帳って今までほとんど使ったこと無かったけど、これが使いやすいのねえ。荷物にならないし、「ぱっ」と尻ポケットから取り出して、「さっ」と気付いたことをメモして、わぁお、なんか仕事してるみたい。かっこいいぜえ。

 その日は何のトラブルも無く、心地よく仕事を終えてうちに帰りました。いぇい。メモ帳のおかげだね。

 何も問題なく作業が終わったので、いつもの帰宅時間(大体23時前後)よりより3時間くらい早く変えることが出来ました。しかも気持ちよく仕事を終えたので、缶ビールを買って自分で自分を誉めてあげました。よしよし。

 まあ、そういう日っていうのは、仕事が終わってもまだまだ活力もあるわけだ。ちょっと部屋の掃除もして、洗濯もして、なんと行動的な一日でしょ、いやあ、僕ってパワフルだわあ。ん~人間ば・い・あ・ぐ・ら・・・馬鹿。なんて一人でアホやってました。

 そうやって「ふんふーん」と風呂場の掃除もして、洗濯機にかけた服をコインランドリーの乾燥機にかけて、のんびり待つこと30分。


 ぼん!がさがさがさ。


 ふたを開けるといきなり、紙で出来たポップコーンが乾燥機から飛びでてました。今日はいてたズボンを、メモ帳と一緒にそのまま洗濯しちゃったのね。あほおおお。その枚数なんと200枚。一枚一枚丁寧に(?)はがされてくしゃくしゃの紙くずになってました。おおお新発見だわ。紙くずの中に服がうずもれてるのね。しかも紙くずの熱いこと。もちょっとで火事になりそうでした。危険です。真似しちゃいけません。

 メモ帳によって気持ちよかった一日が、メモ帳によって完結してしまいました。コインランドリーでひとり紙くずの山を捨てている自分の背中に哀愁を感じました。このあほう。やれん、ぼけぼけちん。小さい街灯一つだけのコインランドリーに一人、ちょっと男っぽく背中で泣いてみようかとも思ったけど、あまりにも原因が馬鹿らしすぎるのでやめました。

 結局翌日にはまたメモ帳を買いました。でもポケットに入れるのが怖くなったので、使い切れませんでした。わはははあ。

帰京

 というわけで、3日間の期限付きで帰京。

 その日のうちからへべれけに飲んでます。お相手は兄貴やらDJ-HOE?やら。仕事の打ち合わせがそのまま飲み会に突入。神楽坂で大ジョッキ空けてホッピー5杯空けて終電のがしてタクシーで帰ってそのまま企画書書けっていうのはどゆこと?そういう仕事は大好きなのでやっちゃうけどね。

 というわけで今日は徹夜。今2時だけど、明け方にまたReelin書くね。じゃねまたね。

 相当酔ってるーるるる。