わいせつ先生

 最近世の中をお騷がせしていますわいせつ先生。なんかわらわら出て来ちゃったよねえ。中学生にセクハラしたり下着取ったり、なんかうらやましいこと一杯やってるねえ。そんなに世の中ロリコンが多いのか。よーし、おいらも負けずに先生になってやる。

 冗談はさて置き、まったく別の世界のように「わいせつ先生」の記事を読んでいたのだが、あららいました。いましたよ身近に。こんなところに「わいせつ先生」が。

 僕のは富山県立T高校三年生。
 はい、これだけでぴんと来た人、あなたは相当「わいせつ先生」通です。そんなもんなりたくないだろうけど、まずは朝日新聞の12月20日の記事より

 自分が勤務する高校の女子生徒宅に忍び込んで制服などを盗んだとして、富山県警 井波署は20日、同県小矢部市西福町の県立高岡高校教諭、XXXX容疑者(38)を盗みなどの疑いで逮捕したと発表した。XX容疑者は容疑を認め、「この5年間に約30人の女生徒宅などから計約150回盗んだ」と供述しているという。自宅の家宅捜索で制服や下着約300点が見つかったほか、盗品の画像をパソコンに取り込んで管理していたという。調べでは、XX容疑者は19日午前3時ごろ、富山県東礪波郡内の女子生徒宅に侵入、制服や下着など4点(6000円相当)を盗んだ疑い。被害者宅近くにXX容疑者の乗用車が放置されていたことなどから、事情を聴いたところ、犯行を認めたという。XX容疑者は英語の担当で、3年生のクラスを担任。独身で、両親と同居している。調べに対し、前任校に勤務していた1994年夏ごろから、気に入った教え子の女生徒の住所を名簿で調べ、犯行を重ねていたと供述。繰り返し侵入していた生徒宅もあったという。

 わははははは。こんなところでわいせつ先生とのコネクションがあるとは。本名まで新聞載っちゃったよ。とりあえずそのまま抜粋です。新聞に載ってない様々な襞を弟から聞かせてもらったよ。
 残念ながら(?)弟の担任ではなかったということなのだが、三年間英語を教えてもらっていたとのこと。しかも面白いのが、この高校の三年生、全国的に英語の点数がトップクラスだったらしいんよ(うちの弟はどうか知らんが)。その上、この先生、週に一回はこの「秘め事」やってたみたいだけど、その時間帯はほぼ午前2時~3時。でもこの先生、毎朝八時にはきっちり登校してたらしい。さすが、趣味を真剣にやる人は仕事もきっちりこなすんだなあ、と、別の意味で感動。
 しかも、発覚した日が進学面談の日だったらしいではないか。校長先生まで総出で平謝りだったらしいよ。
 94年頃から30人を150点…、ちょっと計算しました。一年につき六人のターゲットを决め、各人から五点ずつという計算になります。手当たり次第ではなくて、きちんとターゲットを絞ってるところがまた人間くさいというか、すごいというか…。犯罪行為を楽しんでたのではなくて、ちゃんとポリシーもって趣味の下着ドロをやってたんだということを実感。しかも下着をスキャニングしてデータ保存してるぞ。熱の入れ方が半端じゃないなあ。別の方向にその力を生かせばなかなかすごいことが出来ただろうにねえ。
 思わず、弟の高校の文集から、先生の顔や同級生の顔、見ちゃったよ。ごめんなさい。
 しかし、下着盜んで何が楽しいのだろうか。それだけの根性があるんなら、もっと大胆にわいせつしなさい!
 …ごめん。方向を全然間違えました。こんな事、やってはいけません。
 でも、趣味に熱を入れることは、仕事にも力が入るのだということを改めて思いました。です。
注-記載当時は容疑者名も実名で記載していました。まだインターネットも発達しておらず、「忘れ去られる権利」等も話し合われておりませんでした。決して犯罪を助長するつもりはありませんが、だからといって本ブログが本容疑者を無期限に記録し続けて、エゴサーチで常に名前が出てくるようにする必要性もないと思い、改めて本名記載を削除いたしました。(2014.12.31)

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