最近「ぞなもし」の用法がうちらの間でブームになっているらしいぞなもし。
いや、「うちら」ってどの「うちら」かという問題もあるが、どっかで飼いならされている飼い犬が主から「ぞなもしの用法を研究しなさい」と勅命を承ったらしいのだ。そんな勅命を出す主も主なら、素直に受けてNewtonの青空文庫で「坊ちゃん」をGW中読みふけり、挙句の果てには発熱してしまう飼い犬も飼い犬だな。そんな関係も好きぞなもし。
しかしこの「ぞなもし」って、なんじゃがね。
個人的にはこの「じゃがね」は気に入っているぞなもし。
でもねー、この語尾に「ぞなもし」も含め「~なり」だの「~ざます」だの「~ぴょん」だの「~だワン」だの「~にゃん」だのと付けるのは個人的にはどうも好きになれないぞなもし。なんだかオタッキー少女みたいで(ああ、オタッキーなんて言葉も最近使わないなあ)。オタク少女はど真ん中ストレート気味においらは好みなのだが、しかしそれでも文末に「~ナリ」とか付けて文体の茶を濁している&私はこんな風な文章を書くおもしろ少女(or男)であって、つまんない人じゃないんですよー、文章もそれを書いている人間も当りのやわらかいいい人なんですよー、といった匂いをかもし出しているのが好きになれん、ぞなぞな。そんな文末の話しぶりで文章の和やかさは変わらないってば、もしもし。個人的には言葉遊び大好きなんだけどね。いや、匂いの問題。使うポイントがあってれば問題ないんだけど、むやみに多すぎて辟易。
ありゃりゃ。話がそれた。ぞなもし。
ぞなもし、不思議な言葉だけど、実際どう使えばいいの?
「ご飯が出来たぞなもし」
「この書類をコピーしてぞなもし」
「はい、こちら株式会社X-10ぞなもし」
「愛してるぞなもし」
「もしもしぞなもし」
なかなか当てはまらないものであるぞなもし。おいらもちょっと勉強してみよっと。ぞなもし。そんな暇あるのか。ぞなもし。ないけど、まあ、何とかなるか。ぞな、もし。