ステキな文章を見つけました。久々に、胸がちくりとしました。
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どうしても連絡を取りたい人がいる。
携帯電話が普及して、どこに居ようが、いつ何時だろうが連絡が出来る便利な世の中と皮肉まじりに囁いたとしても番号が変わってしまったらそれで終わり。かと言って家にまで会いに行くという非常識な事もしたくない。
やり直したいと言いたい訳じゃない。これは本心だと自分では思っている。ただ、当たり前のように会って、当たり前のように手を繋いでたあの頃を忘れられないでいるのも否めない。
今頃何をしているのだろう。今度こそ優しい人には出会えたかい。僕が居なくても何不自由なく、僕がいなくても大丈夫な子だからこそ余計に気になってしまう嫉妬。矛盾。忘れよう。忘れないといけない。一歩も先に進めなくなってしまう。
会いたい。連絡がとりたい。やり直したい訳じゃない。
久しぶり何してた?
もう手を繋ぐ事もないだろうけど、お茶一杯で済むような、ほんの少しだけ話してじゃあまたねって。いい意味での脱力感。
そんな恋人たちや
そんな親友たちや
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その昔、大学時代には、僕もある女性と付き合っていた。
本当に、良い関係だった。今でも、そう思う。ああいった信頼関係は、なかなか築けるものではない。
心からの愛情。人を信頼する安心感。生きる事の大切さ、充実感…
生きるために大切なものは、全て彼女から教わった。
それを、僕の心の中に潜む卑怯さと臆病さから、5年をかけて築き上げたものを僕自身の手で壊してしまった。
本当に後悔した。一生を賭けても悔やみきれないほどの後悔をした。大事なものは失ったときに初めて気がつくものだ。
だが、悔やんでいても道は開けない。元に戻るものでもない。今は少しでも、自分のそういった弱さを克服し、周りの人間、特に僕の愛すべき伴侶に苦労をかけないように努力を続けるだけだ。
そう思えるのも、彼女と僕の5年間が何よりも素晴らしいものだったからだと信じている。そのためだろう、今でも彼女と良い友情関係を保っている。
別れてから1年半…
あれから僕は心から信頼できる人を見つけて結婚し、彼女もまた優しい人を見つけたようだ。
あの時は、お互いがお互いにとって、初めての彼氏彼女だったから、経験していないことだらけだった。色々と苦しいこと、辛いことも経験した。
全てを含めて、感謝してる。本当に、彼女には感謝してる。
「あの頃」はお互いの事しか目に入らず、また、冷静な判断をするための判断材料もなかったんだ。
うん、良いことだと思う。良い人生だ。
彼女とは今でも、どんなことでも話ができる。素晴らしき友人関係。
お互い盟友として過ごした時期があるからこそ、分かり合える信頼感。包み隠すことのない安心感。嗚呼、素晴らしき哉、人生。
でも、
君が変わっていく事を知る事は、本当は、怖いことかもしれない。
それは、僕の思い出の中の君が変わっていくことだから。
でも、大丈夫。僕は怖くない。君への想いは吹っ切れているから、無意味な心の痛みを感じる事もないよ。
だから、是非、教えて欲しい…。
君も、ステキな男性に出会って
どんなことに気づいて、どんな風に大人になっていくのか、教えて欲しい。
あのときの僕じゃない。あの時の、臆病な僕じゃないんだ。ちくりとも痛くないさ。思い出にすがって生きる僕じゃないから…
君とは、これからもずっと良い友人関係で居たいから…
君は今、何を思っているんだい?僕に、教えてくれないか…
「やっぱねえ、最低2人はHしてみなきゃダメよね。良く解ったわ。
今ははっきり言えるわ。
あんた、めちゃめちゃ早すg」痛ぁ