映画を見るということ

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 高校時代、最低でも週に一回は映画館に通っていた。
 父親が映画に理解があったこともあり、「映画代は出してやる。サボらずに毎週必ず映画館に行け」と言うなんとも奔放な教育を受けてきたため、僕が高校時代の’89~’91年ころはどんな映画でもとにかく見てきた。
 僕が住んでいた富山県高岡市には、当時6つほどの映画館があって、2本立てや3本立ても数多かったから、一月で結果20本ほどの映画を見てきた計算になる。ちょうどレンタルビデオに押され気味の頃で、僕が上京する頃には潰れてしまったのだけれど。
 まあ、それでも本当に映画が好きな人に比べたら、全然見ているうちに入らないのだけれど、とにかく量を受け入れる事が、ある種の指標に役立つ用になった事を、この年になって実感します。
 いい作品を選んでみるのではなく、とにかく良作奇作駄作気にせず見続ける。これがすごい栄養分になってると思います。全てにおいて。
 そして大人になり、気がついたら全く映画館に足を踏み入れなくなってしまいました。
 今日は久々に映画館に行き、「パプリカ」を見て来ました。
 筒井康隆の作品が好きで、パプリカも原作は熟読したけれど、これがどう映像化されるのか、実はとても楽しみでした。とりあえずネタバレのない程度に、記載していこうと思います。
 でも、前ふりで長くなってしまったので、また明日。

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