35歳という年齢

 35歳という年齢に対する恐れを感じる事がある。
 キリストは33歳、芥川龍之介は35歳でこの世を去った。
 もう自分自身相当な年齢に差し掛かっていると感じる。
 なんて話がしたいわけじゃなくて。
 同学年の仲間たちと話していると、いろいろ惑いが多い時期にさしかかっているなぁ、と思います。
 30代中盤といえば、社会に属する一般人としての責任、将来に対する不安、家族を背負う意識、自らの健康、金銭的蓄え、老いていく両親、などなど、社会や家族、子育て、全てにおいて悩ましい事柄がどんどんのしかかる時期だね。他人事じゃ無いけどさ。ここを如何に真面目に楽しく軽く乗り切るか、それが人生の醍醐味だと思ったりするわけで。こればっかりは一人ひとり全員違うプロパティを背負ってるわけだからねぇ、比較することも出来なきゃ他に助けを求めることも出来ないわけだ。わはは。笑い事じゃねぇや。
 ふと思うけど、楽しいのと苦しいのって、反対語ではないよね。
 楽しいの反対は「楽しくない」だし、苦しいの反対は「苦しくない」だと思います。
 生きるのって「楽しくって苦しい」んだよね。死んでしまえばそりゃ苦しくないけど、楽しくも無いわけでさ。
 いやね、最近同世代の人たちと話してると、結構重苦しいプレッシャーを背負ってる方が多いと感じることが多いんですよ。ええ、真面目な方々が多いもので。
 比較的裕福な暮らしをしてる人も、家族がみんな健康だという人も、何故か眉間にしわを寄せて悩み始める三十台中盤。君らが苦しい顔をしたら、底辺で生きる僕はどんな顔してりゃいいのだ。
 まあ好き好んでこの生き方してるわけだから、幸せな顔してりゃいいんだろうけど。にしても僕は阿呆みたいな顔してる事が、なんとなく幸せだけど、それでいいのか?なんて変な悩みを持ってしまうわけなんだよね。こんなに悩まなくって大丈夫なんだろうか、老後の自分?
 まあ、ややこしいことは考えられない僕の脳みそ。しょうもない事はさておき、楽しい音楽と文章とお酒と女性(以下略)があれば何も悩む必要ないわけだ。わはは。
 今日も頭空っぽで生き抜きます。
 「Song for Barry / Brecker Brothers」

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