卒業

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デジタルハリウッド渋谷校
総合ProコースWebデザイナー専攻 09年1月クラス
 本日を以って、山本、全課程修了しました。
 本当に、ありがとうございます。
 いや、ここまで受講すること自体、いろいろ葛藤はあったのです。
 そもそも通ってる場合ちゃうやんけ、とか
 今更あなたWeb学んでなにするの、とか
 それこそ、いわれの無い風評含め、仕事も忙しい中、辛い日々もありました。
 それでも、「今、やっておいたほうがいい」と、逆風を全て撥ね退けて防波堤になってくれて、後押しをしてくれた上司、そして「今だからこそ、お前は受講という形で力を蓄えて、大きな視野で備えてくれ」と語ってくれた先輩。
 僕が授業を受けること。
 僕がWebを学ぶこと。
 その意味を真に理解してくれている皆さんのおかげで、今日に至ることができました。
 そしてもちろん、受講期間、守ってくれた渋谷のスタッフ。
 皆さんのお力があって、修了できたものです。
 これは、全てこの会社、学校の発展という形で寄与していきます。
 3年前、自分の妻にもデジハリに入学してもらいました。
 「してもらう」というのも横柄な言い分ですが、当時の彼女の病状にとって少しでもリハビリになればと思い、僕が決断したものであります。
 それこそ、受講期間中の成長も、学校のフォローも良く知っている中で、支払った価格以上のものを吸収してもらうことができました。「ここはやはりいい学校だ」と心から思えました。
 この学校のよさを、もっと知らないといけない。魅力を知らないといけない。
 開発をするとしても、運営をするとしても、大雑把な性格の僕だからこそ、時間を掛けて末端まで知り尽くす必要がある、と、その頃から思っていたのです。
 現場を知るには遅すぎる。もっと他に学ぶこともあるだろう、という葛藤もありましたが、そうじゃない「全て学んでおく必要があるのだ」と、会計学や実学と共に、平行して学ぶ必要性を強く感じたのです。
 そもそも、僕は学校で何かを学ぶ、という経験がありませんでした。
 高校時代も劣等生で、昼からしか授業に行かず、一時間ほどで帰ってくるダメ生徒でしたから。
 大学は言わずもがな。
 「学ぶ」ということ自体に対する目線の構築と、実際の現場を知る気持ち、そして自らの知識のブラッシュアップ。
 「学校」を自らの現場とするからには、最低限抑えておかなければならないベースをつくらなければならない。それも早急に。
 そのためには「外部で授業のスキルを訓練された経験を持つ講師」且つ「Webの最先端のスキルを持つ講師」且つ「母校の卒業生である講師」のクラスがあることが必要でした。
 今回、この項目を満たす講師が登壇するとわかった時点で方針を決め、受講を決意しました。その行動は間違っていなかったようで、自分の職域の中で、大きな「気づき」をすることができました。
 学ぶこと、その大事さを、その偉大さを、改めて知りました。
 そして、制作という仕事についていた事がありながらも、どこかで捻くれて、ハイクオリティを望まなくなっていた自分。
 これを打ち破ることができたのも、このクラスで学んだこと(及び、平行して師匠となってくれたWさん)の大事なポイントです。
 がむしゃらに、追及していいんですよね。
 ぎりぎりまで、最後まで搾りかすを使い果たして創る、という崇高さ。
 「費用対効果」「選択と集中」という効率化の波の中でビジネスを行う中、全く反面にあたる「最後の一滴まで貫き通す」ことにちゃんと向き合うことができ、バランスを取って付き合えるようになってきたと思います。
 これからも、がんばるよ。
 卒業を経験して、達成感と共に、ひとつの学びに区切りがついたことに寂しさも感じる夜でした。
 ちなみに、僕の卒業制作
http://www.kenkayama.jp
 ID:yamamoto
 PS:僕の下の名前(6字)
 写真他、著作権的にはまだ問題があるので、ID/PSで公開です。
 来年の祭りで写真が撮れたら、一気に公開いたします。

「卒業」への2件のフィードバック

  1. お疲れさまでした!
    安定を求めたり不況だったりで、意味の無い後ろ向きな言葉が多く聞かれる中、素敵なトライだったと思いますよ!
    作品の方は、明日からのアレで、何か気付きがあるかもですねぇぇぇ。
    いやいや、ホント、お疲れさまでした!

  2. takeさん
     いやいやいや。偉そうな事言ってますが、単純に卒業生が羨ましかったから受けたくなった。その一点に尽きます。
     明日からの授業もまた、期待してます!

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