ちくま書房 日本文学シリーズ

が最近のブーム。
 僕は基本的にあまり何も考えずにばかばかと本を買うスタンスです。
 こういう全集ものをまとめて買うことは滅多に無いのですが、ときどき馬鹿みたいに手を出してしまいます。
 昔、Jazzにはまってた頃はマイルスデイビスのコンプリートCDとかキースジャレットとかも全集モノを買ってた時代があったけど、音楽関係は・・・今はダウンロードの時代になってなんというか購入意欲があまりなくなってしまったなぁ。
 ちくま文庫は昔からひいきな出版社です。
 なにより、装丁が並ぶと綺麗な本棚が出来上がる。
 筑摩書房 日本文学シリーズ
 はっきり言って、かなり偏った文士を選んでる。気がする。
 トップバッターが内田百閒。それだけで買い。
 泉鏡花に中島敦、谷崎潤一郎あたりはまあいいでしょう。澁澤龍彦、色川武大、夢野久作なんて絶対編者の好み以外ないだろうというチョイス。僕は大喜びですが。極めつけはエロ詩人金子光晴。谷川俊太郎入れないでこっち入れちゃうんだ。思わず「節子、そっちやあらあへん!」と叫びそうです。
 と、色々書いてみましたが、冷静に見てみると、確かにこの40人、美文を書くなぁ、言葉の使い方が美しい人が並んでるよな、と思います。
 で、いきなりコンプリートしようと思いましたが財布をもったかみさんに止められ、まずは手始めに寺山修二と澁澤龍彦を購入。自分チョイスでは至極当然です。
 感想。
 これ高校時代に読んだ全集の焼き直しやん。
 でもよかったです。20年前とは感覚も違っていますね。作家一人の全集とかよりあっさり読めて、今の体力ではこういう文庫のほうがありがたい。やっぱり全部購入予定。
 

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