長期間のブログの続け方

 気がつけば11年このブログを書き続けています。
 その間、酸いも甘いもいろいろありました。甘くはないか。
 で、よく聞かれるのです。「なんでそんなにブログが長続きするのですか?」と。
 うん、確かに、ブログを書く事による金銭的な儲けはないし(長期で見ると微々たる収入はあるのですが)、コメントがそんなにたくさんもらえるわけではないし、普通の神経をしてればそんなに書き続ける事は出来ないと思うのです。それはよく解ります。だって、何にも得しないもん。無駄もいいところ。そもそも結論は「僕が普通の神経をしてないから」という逆説的なモノです。
 でも、そこで食い下がって「それでも、長くやるには何かメリットがあるんでしょ」と食い下がられる場合もあるのです。いや、そこまで食い下がってもらってありがたいのですが・・・本当に何もないのです。こんな腐れブログからよいところを探していただいても、残念ながら本当に何も出てこないのです。逆に申し訳なさで一杯になることが多いのです。
 結論から言うと、長続きの秘訣は「僕は僕の文章を読むのが好きだ。」というとってもチラシの裏的な答えなのです。
 僕は誰より僕の文章が好きなのです。時々自分のブログを読み返してニヤニヤしてます。そして批判を加えたりいろいろ意見を自分の中で交えながら、更にまた文章を書くのです。
 うん、とっても不遜な事を言うと、僕には僕のブログが一番面白いのです。iPhoneでも暇があると自分のブログを見るというなんらかの人格障害的な性癖ももちつつあります。「King of チラシの裏」という自信があります。節度をもって、大人として、堂々とチラシの裏を公共の場にさらしております。
 更に、「この僕の文章を他の人はどう思いながら読んでいるのだろう」という事も想像しながら、またニヤニヤして自分で推敲を重ねます。中心は自分。The world is mine。
 みなさんの「駄目だこのオヤジ・・・はやく何とかしなければ」という顔がモニタ越しに見えてますよ。

「長期間のブログの続け方」への2件のフィードバック

  1. いや、X-10さんのブログへのスタンス、よくわかりますよ。
    僕も似たようなところがありますよ。
    いや、結構ブロガーの方って、そうなんじゃないかなぁと思いますよー。

  2. >takeさん
     結局は自分で自分の制作物に対する情熱や愛情がないと、長続きできないんですよね。。。収益どうこうではなく。本当なら愛情だけでもなかなか長続きしないのでしょうが、こういうカスミ食ってても平気なヤカラは愛情だけでどこまででも突っ走れちゃうんですよね。

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