ノートブック

昔のノートを整理する。延々と小説やら散文やらを書き写してた若い頃の拙い字が出てくるわ出てくるわ。山口瞳や丸谷才一のまあ好きなこと。軽妙洒脱な文章はいくら写しても書けるものではないと悟った三十代。
 
そして何を狂ったかその後はAfterEffectsのパラメータを全部書き写したり覚え込んだりしようとしたノートも発見。何を考えているのだ。力技にもほどがある。
 
でも、それが素地になってたりもするんだよな。こういう馬鹿で熱狂的な、努力とも思ってないチカラワザの気違い活動が。
最近、こういうバイタリティ溢れる、所謂「好きでやってる無駄な努力」が自分から失われている、と感じます。こういう行動こそ、五年後の自分を助けるというのに。(しかし、好きでやってるだけなので、自分を助ける、なんて見返りさえも求めてはいないのだ)
スマートになんて出来ないのだ。全部飲み込むのだ。胃袋を鍛えるのだ。

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