悪と異端者

損得で発言、損得で行動したくない。自分に危害が加わろうとも、損をしようとも、言いたいことを言いたいし、言いたくないことを言いたくない。

作家になりたい。僕は未だにそれを夢想するのだ。

筒井康隆の「悪と異端者」を久々にめくる。

この言葉に、未だ引っ張られて生きているのである。

以下引用–
「作家だから何を言っても良いということにはならない」という常識があり、一般の人がそういうのはかまわないが作家までがそう言ったりする。これがなさけない。作家は何を言ってもいいのである。言いたいことが言えなくてなんで作家になるものか。言うべきことを言わず本心を明らかにせぬ作家が増えてきて、世の中はおかしくなり、文学はだめになった。好むと好まざるにかかわらず作家の役割は一般社会の無意識層たるべきことである。

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