19920410

僕が東京に出てきたのは1992年4月10日。あの日から29年が過ぎた。


当時18歳。高校を卒業し、受け入れてくれる大学はなく、ただ浪人生として上京した。東京には「地元じゃない漠然とした期待」だけを感じていた。


上京したばかりの頃は、御茶ノ水や新宿ばかりに顔を出し、東京をとにかく味わっていた。コロナはもちろん、まだ震災もオウムも911も311も経験していない、バブル落ち着くあたりの「頑張ればどうにかなる」「マジョリティに入れればなんとかなる」空気が流れていた。


赤坂見附でランジェリーパブのボーイとして働いた。あの頃の店長は29歳だった。読売新聞の世論調査員もやった。新大久保の牛丼屋でも働いた。もちろん、勉学にも勤しんだし、遊びにも勤しんだ。酒も飲んだし、恋もした。様々な地方から集まってくる同級生たちにたくさんの刺激を受けた。


映像は好きだったけど、まさか本業にするなんて思ってなかった。


そんな時間を重ねて、今の僕がいます。とりあえず、あの頃の自分には、堂々と「どや。面白い大人やろ」と言える自分だとは思います。


あの頃の自分を裏切らない大人になっていることだけは、わずかな自信です。


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