2022年抱負

さあ今年もあっという間に元日が終わりました。

多分また豪速球で一年が過ぎ去るに違いありません。

2013年から3ヵ年計画、1年計画を決めて行動しています。年齢が40を超え、会社からの強制的転籍を命じられたあたりから「あ、組織の言いなりになって振り回されてちゃカッコいい大人になれないわ」と自覚し、自分の人生に対して戦略を考える様になりました。それも、1年スパン、3年スパン、10年スパンで。

(一例:2014年の新年。この時はまだ転籍先のサラリーマンでした)

http://www.zerokai.co.jp/royalscam/?p=4241

2013-2015は「三カ年での飛躍」。それは確かに独立を指していました。喧嘩して辞めたのは事実であれ、そこには数年の段取りは仕込んでおりました。

飛躍のためには、踏み込む時間も必要だと「今年は飛躍しない!」を標榜した年もありました。

http://www.zerokai.co.jp/royalscam/?p=4181

2019-2021は「役割を果たす」でした。与えられた役割がなんであれ、それを丁寧に誠実に行う。どれだけ忙しかろうとも引き受ける。人様のお役に立てるなら。

もちろんこれはこの3年に限らないポリシーなのですが、この3年間は「役割をいただく中で、自分の居場所はどこなのか」を定める期間だったのです。

結果、何より伏木曳山祭の副総代をさせてもらった。もうこれだけで死んで良いレベルの目標達成なのですが、その他BYND講師、ディレクター、タレント、ラジオDJ、VJ、オペラでファルケ博士を演じさせて頂いたのもこの期間ですね。もちろん物づくり屋…あらゆる経験をさせて頂きました。

そしてその結果、あることに気が付きました。

「僕は人様のために何か作って納品することでお金をいただいているわけではなく、なんかニコニコと好きなモノを作ってるから巡り巡って依頼されるのだ」と。どうも日本ビジネスの根幹とちょっとずれたところでニーズがあった様です。

それを基に考えると…僕はこれまでの仕事観を変えていかなければなりません。

と、言うわけで、2022-2024、改めての3ヵ年計画。それは…「脱皮」です。

それは大きくは日本を飛び立てる様になることも意味し、今までの手癖これまでのインプットだけで「こなせる仕事」「楽にできる仕事」から脱して新たにチャレンジすることを意味し、むしろ「前の3ヵ年で求められた役割を基に、今度は自分のできる幅を自らの意思で広げる」時期と考えてます。もう50歳にもなるのに。でも良いの。僕が楽しくてやってるので、利益とか前例とかそんなの関係ないの。僕の人生なの。手癖でモノを作ったり依頼ごとに苦労するのではなく「ニコニコとパフォーマンスする」ところにニーズがあるんだな、と、3年かけて会得したのです。

そこにおいて今年の目標…これ言ったらまた波風が立つんだけど、あえて言います「仕事しない」。わあ言っちゃった。

そうです。仕事を制御するのとはまた違いますが、僕は僕のインプットの幅を広げ、教養を洗い直し、これまでのスタイルから脱皮して、ニコニコとパフォーマンスできるための時間的余裕を作るのです。仕事してられないのです。

でも何故か、こう書くと必ず「仕事が増える」流れになることが多いです。不思議なもので。みんな僕の文脈ちゃんと読んでるんだな…

そんな3ヵ年の1年目。今年も目標行ってみます!

●筋肉と健康(数値目標:体重65kg / 体脂肪率20% / 不摂生からなる大病せず / 髪の毛3000本増やす)

10年間一回も達成してないのですが、もう、書いてあることに意味がある。

●けんかやま今年も曳く。(2年連続疫病のため延期)

はよ曳きたいがこればっかりは穏やかに、みんなが笑顔になる時まで耐えるのです。慌ててはいけないのです。なんと言っても神事です。

が、今年はもう流石に…曳きたいです。僕はこのために生きているのですから。

●海外進出の足場を作る(3年目)英会話学ぶ。コスト100万投下する。

今年は外に出られる予定ないので、世界の動きを読んだりオンラインで商談できるようにする準備をしたいな、と。仕事しない時間をここに投下しないといけません。

●今年も3本仕上げて応募する。

今年もじゃない、今年「は」だ。

もうそもそも人生の目標を履き違え始めてきたぞ。僕

●徹底的にインプットする(小説:新書除く100冊、映画100本)、そして見たものをちゃんとメモにてアーカイブする。

もうこれは日常にすぎません。

目と耳を良くし、知識を身につけることにちゃんと向き合います。ほら仕事してられない。

●自分のアート映像作品を3本作る。

そうなのこれも大事なの。ややこしいけど僕の仕事は「人様から頼まれたこと」ではなく「僕がニコニコとモノを作ること」なの。そのためにはこれが必須事項なの。

●自分のアウトプット環境(ブログ、Youtube、Vimeo、Note、ラジオ、展覧会、講演会)を更新し続ける。年間100本達成する。

騒ぎ続ける喚き続けるそれが僕の生きる意味。鬱陶しくて常識人が皆顔をしかめることこそが愉快犯としての僕の生き様。出せば出すほどニコニコする僕。80年代ハリウッド映画における爆弾魔の如し。

●楽器と向き合う。カメラと向き合う。絵筆と向き合う。それぞれ一回づつアウトプットの場を作る。

良い目良い耳、良い指先神経。そう、デジタルツールのおかげでカバーしてもらっていた部分だからこそ、再度アナログ身体感覚の研鑽に向かうのです。訓練を積むこと。この様な研鑽時間が全く取れていないため、僕の人生偏ってきたと認識しています。決して職人になれる気質ではないですが、彼らが何を考えて技術を磨くのか、その一端を垣間見ることは僕の作家人生に大きな意味をもたらします。

●常に健康、常に上機嫌

その名の如し。

●売上目標●万円(昨年対比100%)

仕事しないとは言ったものの、昨年対比を下回らない様に工夫することが重要です。

●生き抜く。永く栄える。彌く榮える。(48年間目標続行中)

もうこのあたりは曖昧で数値化しきれないものもありますが、それでも常に意識するべきものです。今年も頑張ります。

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