オペレッタ「こうもり」上演しました。

この僕が舞台に立って歌い踊る日が来るとは…人生はわからないものである。

今日はオペラ「こうもり」上演の日でした。
僕にとっては人生初舞台(もちろん小学校とかは除く)。

何かと芝居や音楽の近くにいながら、自分が被写体、オンステージな立場に立つことはどこかで「自分にはそぐわない」と遠慮をしていたところがあります。

でも最近は、何かと人前に出させてもらうことも多くなり、何かと「替えのきかない役割」を引き受けることも多くなってきた。

こうなればいざ、役者も歌い手も、声がかかるならやってみようではないか、と、今回のつながりに相成りました。

これも何も、大学時代に在籍してた合唱団の5つ下の後輩、永井さんのお陰です。彼女が僕をこの世界に引き込んでくれました。ご縁は本当に大事。僕の人生に、また一つ彩りが加わりました。本当に最近は鮮やかすぎる毎日です。

そして、これだけ無節操に活動する理由。あれもこれも手を出していったい何がしたいのだ、という声に。
僕の答えはいたって簡単「かみさん、そして親兄弟が喜んでくれることはなんでもやる」という一点なのです。
僕が新しいことにチャレンジして仲間を作ってくる、いろいろ悩んで答えを出す、喜びながらその過程をとうとうと話す、というプロセスを、僕の妻は本当に喜んで聞いてくれるのです。
妻の言葉「私は楽をしたくて一緒にいるわけではありません。ずっと退屈せず、楽しくありたいから側にいるのです。」
そう、僕はずっとかみさんを楽しませ続けるために、どんなことでもやり続けます。そして僕に敬意を払ってくれることならば、どんなことでも楽しみ尽くします。
「時は過ぎやすく、人は老い易い。我らの合言葉、遊び、遊べ、楽しく遊ぼう」「この世は全て冗談だ。笑っていたものの勝ちなんだ」我が家の毎日はオルロフスキーの舞踏会です。

僕にはどんな世界にも、大切な仲間たちがいるのだということを再認識。あらゆる仲間たちをつなげて幸せにしていけば、僕の未来は明るいに違いないのだ。

舞台に立つという経験。教壇に立つ経験。ラジオで話す経験。VJステージに立つ経験。
これ全部、僕の望む望まないに関係なくこの2年間に一気に僕にやってきてくれたギフトです。

すべての経験が、また別の経験に活きるのです。
これからも、がんばるよ。

お越しいただいた皆様、ありがとう!!

明日はオペレッタ「こうもり」上演です。

さあ明日は本番。今日は舞台作りです。

合唱役と言ってましたがごめんなさい、いつの間にか演技もしてステップも踏む役になってます。踏めてません。

僕は舞踏会に軟派な気持ちで参加して、女の子にちょっかいかけて口説いてダンスして、その後には女の子の口説き方教えろと歌う脇役で出ます…。

明日は16時半に武蔵小金井で握手!

5月だよ

そう。そして2017も1/3が過ぎた。この4ヶ月間、いや、2014年からのこの3年間、何があった?どんな世界になった?どんな男になった?

…言うまでもない。この3年間、僕は自分史上に確実に残るほどに、世界は劇的に変わり、彩りを取り戻した。世に価値を提供する量は増えたし、頂く量も質も増えた。雇用の安定という常識は僕にとっての足枷だったのだと確信し、自立した別の生き方をできる自信を身につけた。

僕と僕の家族は確実に幸せになった。和も繋げた。能力も伸ばした。沢山のイタズラをした。美味しいご飯を食べた。ふかふかの布団で寝た。沢山の贈り物を頂き、沢山の想いを伝えた。絵も描いた。演奏もした。台湾にもロサンゼルスにも行った。恋もした。いろんな作品に感銘を受けて、作り出し続けてきた。

もっともっと、この世の中を美しく幸せに。

そして、これを書いたその時、僕はすでに退職を決意していた。
そこから2ヶ月と27日目に、退職届けを出した。