2014年のまとめ

気がついてしまった。大晦日じゃないか。
今年も本当に皆様ありがとうございました。
今年は懐かしい出会いがあったり、昨年以上に数多くの新たな出会いがあったりしました。と同時に、本当に大事にすべき仲間たちと過ごす時間が長く、僕自身、感謝や信頼と深く向き合う一年でした。
特にプライベートでは甥っ子が生まれたり、国外に飛び出したり、一つ一つの作業と徹底的に向き合ったりと、自分自身の軸を再度考え直す良い時間を過ごすことができたと思います。
・・・いや、本当にたくさんのことがあったぞ。昨年も盛りだくさんだけど、今年は更に!
語りだすとキリがないので、それはまたおいおいブログに書きましょう。
(そうそう、既にメディアとしてのブログは大分下火なのだけど、僕にとっては15年続けている大事なメディアです。Facebookに記載するほうが気楽ではあるけれど、自分のブログも改めて大事にしたいと思います。)
そして、年末年始にブログにまとめている目標と結果ですが、一言目は今年もやっぱり昨年と同じ。
「今年は中期三年計画の二年目、順調な進捗ではあるが、まとめて振り返ることはあまりないかなぁ」です。
・・・昨年の記載から
2013年の決意(3カ年計画1年目)
 そう、僕は3カ年計画で「チャレンジと飛躍」を考えています。その中での今年は1年目。そこでは、芋虫のように栄養を溜め込み、チャレンジの方向性、方針性を決める時期でもあるのです。
 チャレンジしない、と言っていても、今年も既に5つの試験を受ける事を決めていますし、友人と大きな挑戦を踏み出す可能性も持っています。一般的に見たら充分なチャレンジと受け取られるかもしれませんが、僕にとってこれらは「飛躍のための仮説と検証」を繰り返す期間だと考えています。
・・・そして昨年のまとめ
2013年の反省
自分の飛躍に向けての3カ年計画、1年目はどうだったのか。きちんと、足場を固める事ができたのか。飛躍に向けての踏ん張りはできたのか?
・・・
最高とはいえませんが、及第点はつけられたかな、と思います。
中国語の学びについてもHSK4級合格、(5級及びTECCは結果待ち)、映像やWebなどのクリエイティブ活動も、結果として18本の作品を生み出すに落ち着きました。
また、予定外の成果として、諦めていた大人的品格、社会的常識についても、ご縁あり改めて全うな人間になれる機会をいただけました。これは僥倖です。まだまだ、常識人とさせてもらえるチャンスがあったんだなぁ、と思います。
・・・今年の冒頭
2014年の決意(3ヵ年計画の2年目)
昨年の正月に自分で決めた「3年での飛躍」という軸を保てた事が、何よりも功を奏したのだと思っている。改めて昨年を振り返る必要はないのだけれど、一つだけ。
僕の全てを把握している家族の存在。これがどれだけ心強かった事か。(中略)
そして今年は「志高身低」。高い志と謙虚な心。
中期計画の中間年ということで、たるみがちな自分自身を律していかなければならないと思うわけですよ。基本的に怠惰な人間である事は変わりないので、怠惰は怠惰なりに、皆様に謙虚な心をもって接しながら、常に志と目線だけは忘れないようにしたいなぁ、と思っているわけです。
(以上、以前の記事からの引用です)
と、流れてまいりました。
そこまでを踏まえて。2014年の反省。
一言で言えば「大きく変化してるように見えて、全てはつながって然るべく流れている」ということ。
なんかね、全て必然だと思えるようになってきたんですよ。甥っ子の誕生から、自分の今の立ち居地まで。そして、その流れに逆らわないことで、全ては周辺のみんなを幸せにできる、と勝手に信じているのです。
・・・なんか昨年も同じこと言ったな。結局僕は流れているだけなのか。それならそれで良い。
また熱く語りそうなので、とりあえずこの辺で区切りまして。
昨年末にまとめた内容と同じく目標そのほかの取りまとめです。
◆目標2014
・TECC(中国語の試験) 現状より+200点【未達成】
 うーむ、昨年、下手に618点を取得してしまったため、かなり高い目標になってしまった。
 12月受験分、現在結果待ちです。でも818点は無理です。無理です。ごめんなさい。
・62kg≧体重。【未達成】
 今年も無理でした。体重はもっとも厳しい目標です。
・けんかやま今年も曳く。【達成】
 そんな中でも祭り関係の目標は達成しています。
・ある試験に向けての試受験。本番は来年。【未達成】
 受験、受けられませんでした。無念。
・今年も3本仕上げる。【達成】
 3本、確かに仕上げました。後は、どう実弾として打つか、そして更に腕を磨くかです。
・僕を5年間苦しめたあの語学に再挑戦。検定4級合格へ。【未達成】
 あの語学の隣の語学で6級を取ってしまいました。方針変更です。
・この場所での地力固め。社会貢献。【未達成】
 これは方針転換でした。家族とも相談し、更に自分の力を存分に発揮する場所へとシフトチェンジしてまいります。
・中国へ行く。【達成】
 行った(台湾だけど)!達成!おまけにアメリカにも行きました。
・楽器を久々に始める。語学は音楽に通じる。【半達成】
 ベースを少し始めましたが、気持ちはやっぱりピアノに未練あります。
 特に12月に聴いたショパンにショックを受けました。幻想即興曲・・・弾きたい!
>何かの形でステージに立つ事を目標にしよう。
 ステージには立てませんでした・・・来年こそはぜひ!
・落ち着いて芳情で豊穣な、価値観をブラさない日々の生活。【達成】
 案外、価値観をぶらさない、と言う意味では充分な毎日でした。
 「素直な割りに頑固だよね」とよく言われます。僕の価値観は強固なのです。
 毎年、価値観を揺るがすような出来事がありますが、少なくとも今年まで、自分を曲げないで貫き通せているかな、と感じます。そのしわ寄せをかみさんが食らってますが。ごめんなさい。
・アレ【半達成】
 ああ、アレね。実はワンステップ、達成したんだよ。
◆目標2015
・昨年以上の増収増益 形も変わったのだから増収250%目標
・TECC(中国語の試験) 718点以上 何気に最難関目標です。
・HSK(中国語の試験) 6級合格
・62kg≧体重。(3年連続3未達成チャレンジ中)
・けんかやま今年も曳く。(3年連続3回達成継続中)
・高校時代に身につけ忘れた、ある習慣を取り戻す(ただし条件付)
・ある試験の受験。
・今年も3本仕上げる。いや仕上げるだけでなく賞を取るよ。
・リリースできるプロダクトを3つ。
・映像関係、来年は100本作ろうじゃないか。(今年は58本でした)
・エスパニョール語。検定4級合格へ。
 (別に試験じゃなくてもいいんだけど、語学初歩には良い目安です)
・今年も中国へ行く。
・更には妻とロサンゼルスにもう一度行く
・ピアノを久々に始める。語学は音楽に通じる。
 できるか否か、ショパンが目標です。
・毛を増やす。
・日本の祭りを5つ見に行く。
・落ち着いて芳情で豊穣な、価値観をブラさない日々の生活。
・家族を大事にする。具体的には・・・えーと、後提出で!
・アレ、年相応にパワーダウンしないように。
◆ほしいもの2014
・Clavinova CVP-605B
・AKAI EWI 4000s
・Trapcode Suite
・Electribe(去年も買ったけど、自分の分)【購入】
・Macbook Pro
・GoPro
・ライカM3
・ReelSmartMotionBlur
・18-35mm F1.8 DC HSM
・ES-335
・アレ
買ったのはElectribeのみ・・・なんか目標に入ってないリグとかBlackMagicとか買ってるし!なんのためのリストアップだ!これはいかん!
◆ほしいもの2015
・Clavinova CVP-605B
・AKAI EWI 4000s
・Trapcode Suite
・Macbook Pro
・DMC-GH3
・EF100mm F2.8 L マクロ IS USM
・ReelSmartMotionBlur
・18-35mm F1.8 DC HSM
・ES-335
・HM-TLB7AD
・エルゴヒューマン椅子
・三台目モニタの設置
・Nokton 17.5mm F0.95
・毎月継続プロペシア
・アレ
なんかどんどん増えてるし!

なりすまし

 時々、僕のところに「乗っ取り」や「なりすまし」でメッセージや書き込みを行う人が居るけれど、その方々にお伝えしたいことがあります。
 もっと、乗っ取った方の文体や筆跡を真似なさい。緻密に。徹底的に。
 なんというか、見た瞬間に「おや、いつもの文章ではないな」と思わせるような稚拙な模倣ではいけません。それでは完全犯罪もできませんよ。
 FacebookやTwitterといった素人文芸披露のような場でさえも、いや、むしろ素人文章だからこそ、微に入り細にわたり、乗っ取った人の文章を徹底的に研究し再現し、時には写経をするような日々の努力を行ったうえで我々第三者に対して発信を行ってください。でないと「だまされたぁ」というカタルシスさえ感じません。
 そして、その努力と報酬を天秤にかけたとき、それがいかに徒労に帰す行為か理解すると思います。
 「そんな細かいコトはどうでもいいのだ」と言うのであれば、貴方に「なりすまし」を行う資格はありません。「なりすます」という行為はシェイクスピアの時代から、文芸の極北にあるものです。

この世では富者の愚言が金言としてまかり通る

この世では富者の愚言が金言としてまかり通る
 -ガルブレイス「満足の文化」より
 それを理解したうえで、「自分の言葉を金言として受け入れてもらいたいがため富者=経済的成功者になる」というのは正道なのだろうか?
 成功者が「正しい」わけじゃない。成功者は成功者として、その功績を賛される価値はあるけれど(賛を必要としないのが本当の「成功」だが)。
 成功云々以前に生まれついての富者なんてのも居てむしろ富者は代々富者が多いから成功と富者との関係性等々言い出すと長いのでまた今度。
 拝聴する側にも発する側にも、富者・貧者に関わらず金言愚言を見極められる知性と品性が求められる。
 同時に、品性を身につけるよりも富者になるほうがよっぽど簡単なので、ぱっぱと富者っちゃって、金言を見極められる社会になる前に「僕は富者だから僕の言うことは金言でありシモジモのみんなはちゃんと僕の言うことを聞いて褒め称えてね。おほん」的な扱いされたほうが楽なんだよね。かくして歴史は富者=経済的勝者が築いていく。勝者には何もやるな。ノブレスオブリージュ。

腐れ縁

札幌から友人が上京。帰郷途中に我が家に一泊してもらう。20年来、我が家夫婦共々の長い付き合いゆえ、モテナシも学生時代風。オリジンで弁当、コンビニでビールを買って、食した後は公園で一服。寒空の下で馬鹿話。大学同窓にして同サークル所属、同留年、新卒期には同じ会社に入社、一緒に退職、一緒に劇団旗揚げ、同じ時期に札幌の会社に所属。真の意味で同じ釜の飯野郎です。

華月~源平妖魔の乱~

二十年来の友人が経営する会社から、androidアプリがリリースされました。外国人向けの日本語学習アプリです。
その友人とは今年久々にFBでつながり再会しました。高校当時、源平闘魔伝や天外魔境にハマっていた事や好きな音楽についてなど、近い価値観を有してたコトが解り、尽きることなく会話を繰り返しました。当時の価値観を共有しながら、作品・商品が生み出されていくことに、僕はとてもワクワクしています。
わずかながらではありますが、アプリ開発に協力させていただき、エンドクレジットにも僕の名前が掲載されているそうです。(僕もまだエンドクレジットまでたどり着いてません)
Androidユーザーは、是非、ダウンロードしてお楽しみください!
「華月 -kagetsu- 源平妖魔の乱」
https://play.google.com/store/apps/details…

満足の文化/ JKガルブレイス

組織に勤めているときは、放言しているようでやっぱりどこかおもねっている部分がありました。
こういう自分の好きな文章の引用さえ、掲載するのをためらっていました。
でも、僕は・・・自分の言いたいことを言いたいだけ言うために、この道を選んだはずです。
自分の言葉を重ねることが第一ではありますが、それはそれとして、感銘を受けた文章の引用です。
「満足の文化/ JKガルブレイス」より。
大組織の経営者がまず関心を持つのは、自己の安全、特権、役得、権力を確保することであり、それらを侵害するもの-これまでに既に述べた破壊的現象-を撃退することである。また組織の成員は、総じて、官僚的な安定指向と快適指向に傾きがちである。これこそが、われわれが目の当たりにしている大組織の特徴なのである。
しかし、既成の経済学教育や経済論議では、そのことが理解されておらず、市場は半ば宗教的崇拝の対象になっている。つまり、市場経済においては、欲求や必要性に関する指示は、必ず消費者から生産者へと向かうものとされている。その場合、消費者とはある意味で生産者の道具であり、大企業の奉仕対象は公共も区的でなく大企業自身であるという事実が隠蔽されるのである。
組織の成功のための協同努力に大して抵抗したり異議を唱えたりするのは好ましくない。既定の方針に疑問を抱く人物は、それがいかに正当な疑問であれ、組織の目標達成に必要な基本条件に反していることになる。その基本条件とは、共通目標を受け入れ、それに奉仕すること-一般的な言い方をすれば、良いチームプレーやになること-である。それが個々人の安楽にもつながる道であることは、いうまでもない。トルストイも言ったことだが、多数者の側に身を置くことほど楽なことはない。大脳作用による思考と、そこから生じる意見や行為ほど、仕事上の対人関係を損ない、当初の計画を覆し、時には自分自身に苦痛を与えるものはない。また、これほど昇給と出世の見込みを損なうものはない。「やつは頭はいいが、協力的でない」というわけである。
仕事と言う語は、人によっては無味乾燥で、苦痛に満ちて品位のないものを指す。同時に、人によっては楽しく、社会的な評価が高く経済的な報酬も多いものを指す。このことほど、現代の幻想ないしペテンといえるものはない、楽しく、報酬もよい仕事に従事している人は、いかに自分の仕事が「激務」であるかを強調して、自分たちが恵まれた階級であるという事実を隠蔽しようとする。
–この文章群に対して、僕はどう思っているのか。何を意図して引用しているのか。
それは書かないんですね。何も意図してないときもあるし。
少なくとも、ポジショントークではないし、自分を有利にするための言葉でもなければ、恨み言でもないのさ。好き放題、言いたいだけ、言いたいのだ。

スペイン語検定 合格しました

また「お主はいったい何処を目指しておるのだ」と怪訝な顔つきで罵られることを承知の上で。
スペイン語検定を受けてきました。
はい。ええ。待って。ちょっと待って。説明するから。ちゃんと説明するから。ちょっと待って。
「輔は確か中国語を(以下略)」
はいそうです。正しいです。その通りです。ただいま中国語を勉強中です。
でも、浮気したつもりもありません。
簡単に言うと、こういうことです。
中国語を学ぶ中で、いろいろと語学の学び方やメソッドを見聞してきました。そのメソッドに基づいて、僕は中国語を学んできました。今もまだまだ学習中の身です。先週もTECC(中国語の検定のひとつ)を受けてきましたが見事に轟沈しました。試験形式は理解して時間配分してたはずなのに、ラストに待ち受ける長文八連発に試験時間を奪われました。(この長文で八題全て満点を取ることを「大威震八連制覇」と呼びます。今僕が決めました)
話を戻して。
そこで、とある疑問が沸いてきましたのです。「このメソッドは、中国語以外の他の語学に活かすことはできないのだろうか」
思い立ったが吉日。実証実験は自分の身でやらなければ気がすまない性分です。自分が中国語で行った語学メソッドを他の語学で試してみたくなったのです。それをビジネスにしようとかそういう思いはなく、単純に「面白いから」です。僕の行動は全てこれです。
でも、英語だと、これまで色々触れてきたので、まっさらな頭で実証実験ができない(というか英語に触れたくないだけ)。フランス語に至っては以ての外。奴にどれだけ大学時代苦しめられて(以下略)。
と言うわけで、ちょっと面白そうで、仲間が近くに居る語学・・・かつ、訪米予定や僕の好みの耳触りなども加味して、スペイン語をやってみよやないけ、と相成ったわけです。
メソッドそのものの詳細については差し控えますが、僕が自らで実験した結果としては一ヶ月で六級合格(一番最初の級です)。うん、初歩からの学び方としては非常に効果的みたい。
といっても、西語六級は英検でいえば四級レベルと言われます。まだまだスタートしたばかり。西語ネイティブからすれば鼻で笑われるレベルです。ホテルに行って「鍵、クダサイ」とやっと言える位です。
改めて、語学は中国語に戻る予定ですが、ロサンゼルスに行ったりなんだりする中で、スペイン語もちょっと面白いなぁと感じておりますので、時々息抜きに学んでみようかと思ってます。ビジネスに求められているわけでもないので、十年かけてセルバンテス読めるくらいになれれば、という思いです。まだまだがんばりますよ。
※何度もいいますが僕は語学が大の苦手です。好きでやってるわけではありません。でも趣味でやってます。苦手なことに立ち向かってると、いろいろ解って面白いのです。
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親知らず抜きました。

この年の瀬に、親知らずを抜きました。左の上顎。通算三本目(残りは右上一本)。炎症が治まらず、スケジュールが延び延びになりましたが本日何とか抜歯に至ることができました。
二十歳のころに、下の親知らずがありえない生え方をしていると神楽坂の歯医者さんに言われ、翌日飯田橋の日本歯科大学附属病院に紹介状を書かれ、「全身麻酔するので死んだら許してね」的な書類にサインさせられ、挙句の果てには麻酔で薄らぼんやりした記憶の中でペンチと金槌で僕の顎を破壊するかのごとく歯を叩き割られた記憶があります。いや、お医者さんが悪いのではなくて、そうでもしないと取れなかったんです。実際。
それから20年、噛み合う下の歯がないまま上の親知らずは僕の口の中で生き残ってきましたが、年も重ねて歯茎も弱ると、どうにも悪さをするようになってきまして。時々痛みが断続的に出てくるようになり、「これはあきまへんな」と10年来いきつけの信頼する歯医者さんに、思いっきり引っこ抜いていただきました。今回は部分麻酔だけでOKです。それでも、引っこ抜かれているとき、脳天に「メキメキ」「ガポポポ」と身体の一部を引き剥がされている体感は十分に感じました。
まあその後は痛みも無く、今日は安静に生活しています。明日は消毒です。
抜歯した歯の写真ですが、まあグロテスクで、失礼いたします。まだ歯茎などが取りきれてなくて、このような状態です。
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リグマスターに俺はなる

 リグ&マットボックス&フォローフォーカスを買いました。
 リグとは何かと申しますと、カメラにつける装着品です。簡単に言えば鉄の棒2本です。
 どう大事かというと、ええ、まあ、「カメラがトランスフォーマーのように巨大化してカッコよくなり出演者のテンションが上がる」という大変な効用を持つのです。
買ったのはいいのですが、まだアマゾンから届いておりません。
Links toあなたのデジカメをシネマスタイルのビッグなカメラにする方法
 この記事に全てが集約されています。「あなたのデジカメがシネマカメラに見えるための唯一にして最高のアイテムがマットボックス。それは『出演者のテンションが上がる』ために存在します」
もうこの一言で打ち抜かれました。はい。必須です。使いまくります。
ちなみに僕は出演者でありません。だけどテンションがあがってます。
まずは27日の撮影から、これを使って乗り切ろうと思ってます・・・。
・・・ところで・・・
こういう機材に関しては、僕にはまだまだ先を行くカメラの師匠が居りまして。
また彼がいつも優しいんですよね。「リグ、買う前に言ってくれればいつでも貸すのに」。
うん、解ってる。快く貸してくれるのも解ってる。遠慮してるわけじゃないのです。
僕はいつも、このステップで「学び」の力を最大限にしてるのです。
1・自分がまずは安価でも使いやすそうなアイテムを手に入れる。
2・とりあえず使い倒す。で、自分なりに「使いこなせるぜべいべ」と言える様になってみる。
3・作った作品を師匠に見せる
4・師匠、無言になる。
5・その後に師匠の使っているアイテムを借りる。
6・借りた瞬間に「思てたんと違う!」と衝撃を受ける。
そう、この6ステップ目。自分でまず吸収したと思った後に、厳選されて使い込まれてメンテナンスを完璧にされた師匠のアイテムに触れたときに、最大限の学びが勢いよく流れ込んでくるのです。
今流行の反転学習にも通じるものがあるかもしれませんが、この学び方、僕は非常に気に入ってます。
今後も、こういった形で学び続けられるといいなぁ、と思ってます。
2015年は、というか2014年残り20日も「学び」の年にする、つもり。まだまだ、人生の階段を降りるつもりはないでぇ。無垢の綜合に抗う老害になるつもりもないが、スマートに下り坂を降りる方法は、まだまだ学ばないと身についているとは言いがたいのでね。駘蕩たる下腹を湛えつつ。