YAMAGURA

先日の書き込みで記載した
「見栄と格好と自由と共生を扱える砂場を、近々手に入れる予定です。」
が、現実化しました。
家から歩いて2分のクリエイティブルームを契約し、機材類を運び込みました。その名も「YAMAGURA」。

すみませんかっこつけました。
簡単に言いますと、自分の事務所、ではなく、住居、でもなく、一軒お部屋を借りたのです。
いわゆるセカンドルーム。

本当なら、事務所をひとつ借りて、自宅(生活環境)と分けて考える、という方は多かろうと思うのですが、僕、自宅で仕事したいポリシーなんですね。なので、本来は外に事業所を作る必要は無いのですよ。

ただ、そうすると、撮影機材やら書類やら何やらかにやらで部屋がひどいことになってきまして。
まあ簡単に言うと同居しているかみさんが「こんなはずではない」とキレまして。

なので、書庫含めて移動してしまおう、ということで、自宅そばに一部屋借り、そこに僕の持ってる本棚を全て移し、アナログツールを移動し、楽器関係を移動したのです。

何をする場所かというと、「僕が遊ぶ砂場」なのです。
本を読み、絵を描き、楽器を奏でる。それだけの場所です。

ただ、テーマとして「仕事をしない」「PC、Macなどデジタルツールを置かない」というルールで運用します。
ここで、僕は1日8時間くらい過ごす予定です。

最近仕事漬けなので、あえてインプット専用ルームを作って籠ろうか、と。

あくまでも、事務所じゃありません。
映像とCGの仕事は自宅で行います。

もちろん「YAMAGURA」のネーミングは伏木曳山から取りました。
あの、みんなが週末にこもり、曳山を飾り、綱を締め、お祭りに備えてワークを行うあの場所への望郷を込めての名前です。
「ちょっと、山倉行ってくる」
このセリフを、言いたくて仕方なかったのです。

http://takaoka.zening.info/fushiki/hikiyama_Yamagura.htm

PrinceNight ENDOFTHEYEARPARTY2016

DJ AKKYと今年6回目のコンビを組んでのVJ参戦です。
19時より20時まで、早い時間ですが皆様と楽しんでまいります。
これるPopLifeなかたは、是非金曜日夜歌舞伎町BeーWAVEで僕と握手!

PRINCE NIGHT 2016

【DJ】
テリー植田/JIRO/TUNA/DJ MARRON/DJ AKKY/DJ 清sin
【VJ】
TASKU
2016/12/02(金)
open/start 18:30-23:00
¥2500 w1drink(当日券のみ)

23年間、ファンによってファン同士のコミュニケーションの場として開催が続けられているプリンスDJパーティ。

プリンスファンが全国から大集合!
今回のプリンスナイトも、大好評につきPeace&Be Wildに2フロアを使用した新宿ビーウェイブでの開催になります。

1階がラウンジフロアでDJあり、テーブル席で飲食ができるPeaceなフロアに。
BARカウンターで喫煙可。
地下1階がBe Wildなダンスフロアに。地下でもドリンクがオーダーできます。
1階受付で来店時にエントランスをお支払い下さい。

プリンスにちなんだフードメニューとドリンクメニューの販売を予定しています。前回大好評で完売したプリンスが大好きだたテリヤキサーモンも販売予定です。

会場:歌舞伎町Be-Wave
東京都新宿区歌舞伎町1-15-9 1F&地下
03-5292-0853
歌舞伎町ドンキホーテからゴジラの見えるTOHOシネマ前の天下一品を右折、ラーメン神座(かむくら)横の神社向かいビル地下1階。
http://www.be-wave.co.jp/restaurant-bar/

エンドロールに名前が出る。

映画のエンドロールに名前が出ました。
映画の中で、いくつか特別編集技術、いわゆるVFXで参加しました。
VFX:山本輔 にて、スクリーンに名前が載るのは、初めてのことです。予告編にも記載があって少し涙うるうるです。

「スクリーンに名前が載る」この意味が、どれだけの重みをもっていることか。映像に携わる人間として、いわゆる(良し悪しは別にして、そして壊れつつあるものの、まだ歴然と存在する)映画とTVを頂点としたヒエラルキー構造の中で、ブライダルや企業VPという枠から入り込んだ人間が、短編でもスクリーンに名を残せるというのは大きなことなのですよ。信長の野望、ニューヨークはバラ色に、的な一人下克上ストーリーを歩んでいるのですよ。そして僕はまだまだ道半ば。もっと進むのですよ。
このご縁いただいた古新監督ありがとうございます!

古新監督の最新短編映画「結婚騒選挙」いよいよ4日発表です。現在予告編アップされ始めました。

ご興味ある方、12月4日八王子で公開です!

女の子の撮影

女の子の写真撮影である。

この世でカメラを手にしたものが撮らなければいけないものは3つ。
そう、「女性」と「子供」と「料理」である。
僕はここに「祭り」を加えたいのだが世間ではあまり受け入れられないので敢えて引き下がろう。この一瞬でしか存在しないこの美しさを収めるという意味ではお祭りも女性や子供、料理に匹敵する(以下略)。話が逸れた。
そしてその3つともにおいて僕は無頓着である。これではいかん。死活問題である。

と言うわけで、仲良くさせて頂いている有り難き女の子の皆様を撮影させていただきました。恐れ多いことに先方からノリノリでご指名依頼頂き、もう二つ返事で了承ですよ。ひらにひらに。
(本心はKaty、ゆり茶、さーや、bill、助けて!ですが。それは言ってはならない)

師匠に言われたことを真面目に受け取り「ときめかなければシャッターを切るな」「嫁を連れていくな」というアドバイスを忠実に施行。「うん、わかったー」と、素直に聞いて撮影開始。

ときめいて撮影すること。その原点ともなる、その場を楽しく広げていきつつ、その瞬間をきれいに切り取っていくことは、半年前より余裕を持ってできるようになってきたみたいだ。ときめいているかで言うと…うむ、ときめく余裕も出てきているよ。もっとときめこう。いつもシャッターの段になると無言になっちゃうんだよな。

自分の本道とは違う仕事だからこそ、得るものも大きいのです。でも、仕事はプロの側が「何かを得ていてはいけない」というのも重々承知。今回に関して、僕が提供できる価値は「僕が撮った」ということ。そう、名を消した「ニーズにお応えする職人芸の道」ではなく、「山本輔印」僕自身であることに喜びを感じてくれる方がいる間は、それをもっと押し出そうじゃないか。何ができるかじゃなくて「僕ができる」ということの価値をもっと作らないといけないんだ。さあ、精進精進。

そして未だに思う。なぜ僕はカメラを扱っているのだろうか。気がつくと手元にあって、得物の一つになってしまったもの。

元気でいること。

2016旧友たちに会いに、夫婦でみなとみらいに。
僕をこの道に入ることになる大きなトリガーを引いた方。
そして10年前には僕を毎日叱り飛ばしてくれた方。
(今思えば26歳の子に罵倒されるとかとても良いプレイじゃないか)
彼女たちの支えがあって、あの頃があって、今があるのだ。
このご縁を切ることは簡単かもしれない。だけど、僕は寂しいじゃないか。寂しいのは、嫌いだ。縁をつないでいこう。つないでもらいたいと思える人であろう。
5年ぶりにお会いした夫婦は、すでに姉弟二人の子宝を授かり、父が自分の働く意義を問いつつも家族を守る真っ当な社会人をされている。こんな理想的な家族がいるだろうか。よし、僕も目指して4キロ走ろう。

何より。ありがとう。本当に、ここまで支えてくれていた方にお会いしてのお礼。まだまだ行脚しなきゃいけないところもあるけれど、まずこれが姐さんでよかった。ほんとよかった。元気でよかった。また近いうちに元気で会おう。

僕も元気でいます。

おしえてたすくせんせい 11月度放送

2016さあ、今日は21時半より「おしえてたすく先生」です。
一ヶ月ぶり、今日のゲストはモーショングラフィックスの学校BYNDナビゲーターにしてマスコットキャラクター、AYAKAさんです!

今月のテーマは「学生時代、楽しかった思い出」です。お便りお待ちしてます!

◆視聴方法
——————————
▶️ パソコン
radio365HPの番組ページより視聴
http://www.radio365.net/programs/entame/radiodoc/
▶️ スマホ
radio365HPの番組ページより視聴、
または各ストアより
無料アプリ『RADIO365 PLAYER』をDLして視聴
①iPhone
https://itunes.apple.com/jp/app/radio365-player/id543100224
②Android
https://play.google.com/store/apps/details
http://www.radio365.net/

何屋なのかと問うても意味はない。

で、何屋さんなのですか?という質問を今年だけでも10回以上受けているであろう。
当たり前だ。自分でさえも何が専門なのかわからないのだから。

昨晩からWebサイトのコーディングをして疲れてきたら展示パネルをデザインして疲れてきたら動画を編集して疲れてきたら授業の準備をして疲れてきたら来週の撮影の準備をしているのである。

で、何屋さんなんだろう。
答えは結局自分に収斂していく。
やりたいこと屋さん、で居させてくれるこの世が有難いのだ。それがいつまで続いてくれるのか。少なくとも、学び続けて価値を産み出して、信頼に応えていかないと、流れはきっと断ち切れてしまうのだ。

その合間に「画面遷移のモックを作って欲しいのですが」という話が来た。
これでXDにも手を出すことになる。もう終わった。いや、もう始まった。

今この瞬間に興味を持ったことをやって、生きていくのである。

賊のままに、勝ってはならない。

勝てば官軍 という言葉がどうにも苦手でして。

将棋が好きで、時々遊んだりするのですが、まあ下手の横好きというか、まあ、その、あまり賢くはないのです。
そんな中で、なんとか泥沼勝負を制することができるときもあるのですが、改めてその最終棋譜を見たら、ご覧の通り「うわ私の年収低すぎ」じゃなかった「うわ私の棋譜汚すぎ」というあまりにひどい棋譜が出来上がっていたりするわけです。

で、そこで「勝てば官軍」思考について。
勝ったから棋譜が汚くてもいいじゃないか、という発想がどうにも受け入れられないのですよ。この勝負、勝ったかもしれないけど、僕そんなに楽しくないのですよね。たしかに勝つためにいろいろ考えて結果を出してはみたものの、見る方が見たら分かる通り「お前途中で考えること放棄して物量投入しただろうええお前は資本主義の犬かトランプノミクスか男の風上にも置けぬわこのポピュリストめ」という声がまことしやかに聞こえてくるのです。

楽しんでやってることなのだから、勝った負けたよりも、よりその行為や経過を楽しんで、美しくしないとダメじゃないか、と。
勝ち負けで家計が決まり、生活かけてる棋士ですら棋譜の美しさを追求するのに、お前が楽しまなくてどうするんだ、と。
勝つことに何の意味があるんだ、と。考え抜いて、考え抜いた結果が綺麗な盤面に現れるのが面白いんじゃないか、そして面白がるために将棋やってるんじゃないかと。
勝つことで得られるドーパミン放出だけ欲しいのなら、パチンコや麻薬でいいわけです。

ゆえに、汚くても勝てばいいんだ、とはなり得ないのです。たとえそこに生活がかかってたとしても。

そんなことでは生きていけない?生活できない?いやもちろん負けてらんないよ。もちろん、勝つのだよ。だけど、汚く勝って満足してるよりも、美しく勝てる道を探したほうが、よっぽど価値があることだとも思うわけです。

いや、言い方が違うな。本当に「なりふり構わない生き方」ってのは、意外と美しいものだったりすると思うのです。
それこそ、信条かけて、精一杯頭を使ってリスクを背負った行動が、汚いわけがないのです。
それが汚ければ、それこそ、その、なんだ、なんかズルしてるし、みっともないことをしてる、と思うわけです。
そして、その、AIとか技術革新とかが進んでる今こそ、この「みっともない」「かっこいい」を基軸にする思考が、人の人たる存在意義になるのかと思うのです。

この盤面では、僕は明らかに、途中で汚い攻め方をしてるわけです。もちろんルール違反はしてない(PC対戦だからできない)けど「そんなことやって何が楽しいんだ」という勝ち方をしてしまったわけです。
負けるよりいい?うーむ、そうかい?そこが将棋を打つことの肝要だとは、どうしても思えない。そして生きることの肝要とも(以下略)話が広がりすぎた。
結論。

僕と将棋打ってくれる人募集してます。

あなた自身の尊厳を守りなさい

誕生日にアップした、退職前退職後の写真が結構評判になっておりました。まあ、それだけ僕は今イキイキさせていただいているという現実があるのです。
「いや、でも、あれはそういう写真を選んだんでしょ。」
「あんなにわかり易く顔が変わるなんてありえない」

なんてことも言われまして。
ムキになる必要もないのですが、僕にはたまたま毎年同じ日に同じタイミングで撮っている写真というのがあり、そこでの顔つきをつなげてみたら…やっぱり僕には笑顔が戻ってきています。
何より祭の日ですら笑えなかったこの頃の僕は、どうなっていたのか!

万一にも、今の環境で笑えなくなってる人がいたら、今すぐ逃げなさいね。そんな顔にさせる環境に意味はないよ。
逃げるは恥でない上にものすごく役立ちます。
ただ、戦わなきゃいけないものは確実にあるので、覚悟は必要です。

どうしても辛い人は声をかけてください。僕の経験の中だけですが、辛い場所を抜け出して、楽しく生き抜く手法を共有できれば幸いです。
あなた自身の尊厳を守りなさい。

Happy Birthday to me!

しつこくもHappy Birthday to meな一日。
いや、もう、嬉しいことがあり過ぎるので許したってくれ。この僕を許したってくれ。

実は結婚記念16周年でもあるという一粒で2度おいしい贅沢な日でした。
(記念日が1日少なくなったとかみさんにはずっとブーブー言われておりました)

そんな中、今日は更にもう一つ嬉しい1日でもありまして。
講師を務めさせていただいている「BYND」のAutumnキャンプ(秋クラス)卒業製作発表会。
たくさんの受講生が一所懸命に作った作品をプロジェクタとJBLのスピーカで鑑賞し、その後に作品と受講生について、僕がまるで我が子のように自慢げに誇らしげにプレゼンするという素晴らしきひととき。そして卒業証書授与。

いや、本当に幸せなのですよ。こんな素晴らしい時間はなかなかありません。1人につき1時間づつ語りたいくらいなのですが、さすがに制限時間もあってなかなか実現はできません。作品はこの後Webサイトにも掲載される予定なので是非皆様ご鑑賞ください(http://www.hlywd.co.jp/bynd )

そしてスタッフの皆様からはサプライズケーキ!
幸せな43歳ですみません。ほんと僕の人生、30〜40歳を全部足して1年にまとめても敵わないくらいに充実させていただいております。
でもまあ、それなりに苦労もしてきちょるから、これからの人生充実してもバチは当たらないと自己解釈してこれからも充実してまいります。

14915297_1525772730772576_8107195178631224579_n 14915583_1525772990772550_5672173445990266801_n-1