新年は地元の震災から

新年になって、まず起きた出来事が故郷・富山県高岡市の被災。

すぐに両親兄弟ともに安否が確認できたので、「まずは自分の身の回りから」という意味では、落ち着いていますが…同じ故郷を持つ同窓生、仲間達、親戚はじめ富山石川で生まれ育った方々への想いは尽きません。

2024年、まさかこのような形で迎えるとは思っていませんでした。

僕の生まれ育った地元、高岡市福岡町は強いて言えば若干内陸部でもあり、被害は(あくまで比較の中で)大きくはなかったそうです。実際には水道を開くと泥水が出てきたとか、生々しくは大変なところもありますが…。

同時に、僕のもう一つの故郷。高岡市伏木。祖母の実家であり祭りの縁がある土地。

港町でもあり地盤が強くなく、液状化も甚だしい。

今年のお祭りがどうなるか、なんて考えていられる場合でもない。みんなの生活と命の方が優先だ。

果たして、僕に一体何ができるのか。

母と話した中では「みんな元気です。今は戻ってくる時じゃない。むしろ慌てて動くことが混乱を招くこともある」と気丈に話してくれたけれども、いつ何があるとも限らない。

悠々と放蕩息子を興じてはいたが、こういう時に何の力にもなり得ない自分へのもどかしさを感じる。

放蕩者だからこその、他者と違うアプローチでみんなを助けられる力を持っていなければ大人とは言えない。

大人になり切れてない自分に恥ずかしさも覚える。

今年は重い年になりそうだ。それでも軽やかにしなやかに行くけどね。

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