祭りのあと

祭りも終わりました。既に僕は上京しており、平素の日常に戻ってきました。なので、お祭り狂いの語りごとはこれが最後といたします(今後も発作的に始まるけど)。戻ってきたとたん大忙しでスイッチが切り替わってます。
その上で。冷静に振り返って。何より今年は本当に楽しかったです。縁があって三年目、幼少期から見てきた曳山を自分で曳ける様になって、大分立ち回りも(少しづつですが)理解できたんじゃないかな、と思ってます。ちょっとした小狡さも覚えて、体力を残しながらポイントで力を出して曳き回す術なんかも身につけました。
何より、今回は後ろ山から押す役をさせてもらい、ずっと山の本体につながって(ここ独特の言い回しで、山と身体を触れさせている状態)いたことで、なんだか本当に山の側にいる事の幸せをひたすら感じてました。僕何かおかしいでしょうか。これ、共感いただくのは相当難しいのですが。
とはいえ、今年で客人も三年目、来年辺りからは楽しむばかりでなく、きちんと後進のことを考えたり、少しでも大人として、このお祭りの役に立てるように努力していきたいです。(拍子木とか舵取りとかは望みませんが・・・あれ、体力的にも運動神経的にも無理だとはっきりわかりました)
果たして、僕の帰属意識はどこに向かっているのだろう?不思議な気持ちに襲われてしまいます。
祭り当日の早朝、出発前に取った集合写真(お顔が見えにくいくらいに加工してます)。ぼく自身も客の立場からすこしずつ仲間として認識されてきた気がして、本当に嬉しく思います(本当に仲間になるなら山倉で3月から徹夜ですが)。そしてその隣が昭和62年時のやま、昭和24年時の集合写真です。こうやって綿々と、脈々とつながる伝統行事に僕は参加しているという自覚と喜びをもって、また明日からも頑張って行きます。
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祖母

帰京前に。祖母の家に寄って顔を出す。
元気でちゃきちゃきして、そして孫を育ち盛りと信じて疑わない祖母。
目の前には弁当とオードブルがそれぞれ人数分。オードブル一人一つってどういうことだ。「あ、間違ごうた。けど、輔育ち盛りやし食べれるやろ。」僕はもはや育ち盛りを20年ほど過ぎてます。
「あんた、白いご飯あげっちゃ」いえ、結構です。
「白いご飯もってくっよ」いやだからもう結構です。
「あんた、足りんやろ。白いご飯持ってくるよ」・・・
正直祖母のパワーにはまだまだ圧倒されています。大変ありがたい、うちの本家の最高人です。
そして、最後に。僕が今中国語の事を話すと
「おじいちゃんもねぇ・・・盧溝橋であの時(中略)」と日本の歴史に繋がるものすごいターニングポイントに祖父が居た話が出てまいりました。そして、僕が中国語を話せるようになる事をとても期待されてしまいました。両親も期待してるし、最近中断してましたけど、やっぱりがんばらなあかんような気がしています。そうか、中国語は親孝行か・・・うむむ、中国語、やるぞ。
そして帰京祝いに。滅多に写真を撮らせてくれない両親の珍しいツーショット。
本当にこの一週間ありがとう。

富山新聞に取り上げられました

地元の祭が好き過ぎて、しかもそれをアピールしまくってたら、地元の新聞に掲載されてしまいました(富山新聞)。母の地元とはいえ、幼い頃から慣れ親しんだ祭に、なぜ地元を捨てたも同然の地元不幸な僕が、他所者のままに、三十代も終わりに近づいてから参加させていただくことになったのか、というドラマは端折られてしまいましたが…。でも、悪い事以外で新聞というメディアに出ることもなかなか無いでしょうから、良い記念です。
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ミュゼカメラ館

実家から歩いて5分にある、カメラ博物館(ミュゼ)へ。中井精也さんの展示会開催中で鉄道祭りでした。にしても、この館、凄いな。なんでこんな田舎(失礼)に安藤忠雄が建築してるのだ。そしてカメラの贈機量。質。僕は詳しくないけれど、充分に楽しみました。そしてやっぱりライカM3は格好良い。
(館内撮影OKでした)

岸渡川と蓑川

今日はお世話になっている方、ご縁のある方々にご挨拶。
一つは同級生で、地元のために頑張るあの方(僕の様な穀潰しと付き合いがあると思われて、彼のデメリットになるといけないのでこんな形で紹介)。
久々の再会でしたが、まあなんと同級生の元気でタフで立派な事か。その双肩に大きな責任を背負っているコトをヒシヒシと感じました。眩しすぎます。丁重にもてなして頂いて、本当に感謝しきりです。何より、地元の役に立っておらずごめんなさい。地元はもちろん、祭の為なら全力で頑張るからね。応援しとるよ!
そして高岡の、これからきっと日本を代表するであろうメディア企業をご訪問。(こちらも僕の様な穀潰し以下略)。
ITや未来のコンテンツについてのトークに華が咲くと思いきや、徹底してけんかやまと獅子舞の話。すみません僕の責任です。とても貴重な時間を頂きました。
…様々ご挨拶させて頂いて、今迄、本当にご挨拶や信頼、というものを蔑ろにしながら歳を重ねてしまった、と反省しきりです。これについては、何より「人として」の礼儀を改めて教えてくれた、今の職場に感謝してます。これまで、私自身の中に「良いモノ創ればそれで良いんだ」という不遜な思いがあったことを自覚し、恥ずかしい限りです。だからといって、これまでの失礼が帳消しになる訳でも無いですが、一つ一つ、礼を尽くして(たまに忘れて叱られて)生きていきたいと思います。

墓参りと富山

今日は父母と共に墓参り。盆暮正月に顔を出さず、5月の時期しか(基本的には)帰省しない駄目長男の詫びの日です。「貴方には未だにものすごい数の様々な庇護があります」とは母、及び妻の統一見解ですが、一人で生きてないご縁とご運の綱渡り男を、何卒何卒。生きててすみません。生きててありがとう。

墓参りの後は氷見へ。富山は寒ブリとシラエビが有名になり過ぎてますが、その実、他県にはあまり知られてない美味がまだまだあります。
その一つが「氷見牛」。柔らかく厚くとろける様に美味い。昔から好物です。「なん、よそ様に出すほど、数取れんから〜」と地元の方が仰っており、メジャーにはなってませんが、飛騨や松坂にも引けを取るとは思いません。寧ろ独占できてありがたいほど。
http://hokuriku.biz/meat/氷見牛.html
そして結構他県の方に驚かれるのが「この時期(5月)の生牡蠣」。市場にて、店頭で数百円で牡蠣を買って、その場で開けてレモン絞って食べる。ファーストフード的生牡蠣。今朝目の前の海で取れたものなので、当然だがアタらない。冬場の料理ではないのですよ。
http://www.nhk.or.jp/toyama-blog/300/159503.html
景観も美しく、観光整備もされた氷見。富山に来る方が居たら、是非お連れしたい場所の一つです。

In Kosugi

小杉駅に降り立ったのは、生まれて初めてだ。
そして富山で居酒屋に入ることも初めてに近い。18の頃に上京して、以後ほとんど帰ってなかったし。
多くは語らない。語れない。僕は精一杯、やるだけです。
・反骨精神
・三大奇跡は実は二大奇跡であり、その二人が邂逅。
・結局は、信頼できる人となること。
・結果を出すこと。組織を超えて、グローバルに。それができるのだよ。
・実績を出せば、全てはひっくり返る。シニカルになる程に。
・酸いを経験した上での青臭さは素晴らしいものじゃないか。
・社長に必要なのは、システムとしては決済と人事、情としては時として傲慢な程の情熱。
・全てがつながり、欠けていたピースが埋まる喜び。推理小説の伏線回収。
・僕の人生の伏線は回収されるのだろうか。いや、するのだ。
・僕が高校時代から変わってないのは、成長が無いととるか、良くとるべきか。
・カンヌ
・事実は小説より奇なり。
・クリエイティブは力。
・hideが流れたのは何かの縁か。
・うちはゴッドファーザーじゃない。みんな敬服し過ぎだと思うぞ。
・将棋打ちそびれた。次回是非!

サシのみfeat Elegant Lady

今日は日本を代表するみんな大好き小売店の総経理とご相伴。こちらも10年以上のお付き合い。偉大なるクライアント。僕が尊敬するJampin’ jack flashing Honkytonk woman。一緒に飲んでてこんなに楽しい人も中々居ない。今回もファミリーセール使わせて頂きます!
・母と妻と仕事と町内みなさんと学校行事と自分の趣味を全部やっても、楽しくハードに生きていける。
・東海道は魅力的なのである。関西とか関東とかの区分なく。
・時代はベルベッドアンダーグラウンドに戻ってきた。トムヴァーレインやルーリード、ウィルコジョンソンはまだまだ現役だ。早逝するカリスマと、戦う老ロッカーが居る。
・キースよりミックな女性が居て嬉しい。教授より幸宏は仕方ないとしても。松武までアリなのはびっくり。
・ミックテイラーとメイヨールは女性に人気無いのだな。
・母は偉大だ。全てを理解して、見守っている。
・奔放なFunkyGirlに育てられた人は幸せだ。
・とりあえず立命館は僕の中でアリになりました。
・ほんとうの意味で日本酒の専門店は初めてだ。
・日本酒極楽は、いろいろ危険。この店また今度来る。
・そしてこの方には是非カレー居酒屋をご紹介したい。最近良い店を紹介されてばかりで幸せだ。
・お隣客さんはいろいろ怪しい。年齢差や関係が。中年オヤジ頑張れ。
・行き着くところは阿房列車/内田百閒。
・スコットランドとイングランドとウェールズとアイルランドの差別意識。どこもそう。スケールの大小なく、地域区分は仲が悪いもの。
・所沢、焼き鳥、新所沢に航空公園。堤氏は偉大なり。

甥っ子のおくい初め

昨年の今日は、両親の還暦祝い。今年の今日は、弟の息子のお食い初め&宮参り&家族写真撮影。去年は影も形も無かったこの子が、実家の中心にいる事に喜びを感じます。
写真は僕が我儘を言って包んでもらった法被。湊の男の子になってもらいたいです。(僕は農村のあんちゃんです)因みにそれは腰紐であって鉢巻ではありません。

サシのみfeat メディアクリエイター

昨日は日本を代表するメディアアーティストの方にお誘いいただき、会食@六本木。8年近い付き合いの中でも、サシ飲みははじめてかも。出会った頃はFlashのプログラマーだったのが(当時から天才的だったが)、いつの間にやらインタラクティブメディアコンテンツの専門家に。因みに僕はカタカナの意味はわかっていません。周りの人がどんどん著名になっていく。僕も頑張らねば。
1・本命の仕事をこなしつつ、穴馬狙いを続けていく。
2・出来る人、じゃなくて、頼みたいと思える人に仕事はお願いするものだよ。
3・高級感、モノクローム、立体、無敗の大英帝国をお手本に。
4・Flash使わないって言われすぎ。あのiPhoneのアプリも(中略)ActionScriptで作ってるよ。
でも、そういう風潮だからこそ僕に仕事が舞い込んでくる。
5・その人からみてもKaty(僕の師匠)は才能溢れ、一目置かれる男だった。
6・何屋なのか解らないのが良い。むしろ全てに平均以上で、更に先端をもってないと、やっていけない様な社会になってきた。
7・自分の専門とは違う学びを常に続ける事が必要。
8・プロジェクションマッピングとかタイムラプスとか「そうじゃない」使い方が多い風潮に一石。「具」として活かしたい。メインにすると、リミットは20分だ。
9・「で、輔さんはいったい何屋さんなんですか?」僕も解らない。
10・蕎麦美味しかったです。