僕の母校は九龍城塞

仕事柄、様々な大学にお邪魔することが多いのだけれど。
みんな、綺麗なんですよね。素敵なキャンパスに、親身なスタッフ。手厚いサポートと行き届いた清掃。本当に「学ぶ環境」って、大事なんだと、改めて思うのです。
そんな時、同窓のFB記事から自分が通学してた頃の写真と記事がアップされていたのですよ。(出典は大学の学報です。少し切り取らせていただきました。)
しかもピンポイントに、自分が4年間ほぼ「住んでいた」と言ってもいい場所。この写真の右にある部室に4年間たむろして、青春を捧げていたのです。(現在は取り壊されて建て直しされました)
まあ、どう形容しようとも、スラム以外のなにものでもないですよね。
自分自身のキャンパスライフと、今の学生達の考えるキャンパスライフに、あまりにも隔たりがあると感じる今日この頃です。港区と九龍城の違いみたいなものです。
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読書家

”読書家は、知識と思考が相反する関係にあることに気がつくゆとりもなく、多忙である。知識の方が思考より体裁がいいから、もの知りになって、思考を圧倒する。知識をふりまわして知的活動をしているように誤解する。”
思考こそが知なのである。思考という行為の栄養分として、知識がある。知識をそのまま扱うことは、生野菜をそのまま食卓に出す行為に等しい。
そして、サラダは美味い。
こうして、何が言いたいのか解らなくなる。
思考も知識も無い直感的な発言とはこのようなことを言うのである。

映画秘宝!

その昔「別冊宝島」という雑誌がありまして(今もあるのか)。僕はずっと愛読してました。その系譜のサブカルチャー雑誌「映画秘宝」も、90年代野郎の僕には思い出深いものがあります。うむ、98年ごろの表紙、覚えてるぞ。新卒時代の会社(プロダクション)で同僚と熱く語ってたことを思い出します。最近は少し雑誌文化からご無沙汰してました。すみません。
そして今回、映画秘宝20周年ムックにFunky shit mickyことりゅーちことタカシバンこと高柴隆一御大が「午後ロード」特集の対談に起用されてるじゃないですか!そりゃ読むでしょ。買うでしょ。個人的にはクローネンバーグやタランティーノ、ジョンウーがインタビューされてるだけでも充分お買い得なのに。古いって言うな。
友人が載ってる等の身内ビイキ抜きにしても、面白いです。
どことは言いませんが、彼の熱い思いのこもった名文を勝手に抜粋。どことは言いませんが。そうか、カットしないのか。
・・・と、冗談めかして書いてますが、本当の名文句は「事故的に出会って衝撃を受けてほしい」です。僕らの原風景、映画の80年代は衝撃ショックの連続でした。この文化を永遠に!
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実は3DCG触るの初めて

今日はCADと格闘です。何故だ。無節操に制作してます。mayaでもcinema4dでもありません。CG関係は「制作を進める息抜きに遊びで制作する」という無間地獄に陥ります。ドラえもんが進んでいるときは即ち本業が煮詰まってるコトを意味します。そしてCADはこうやって使うものではありません。
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本祭直後

このずぶ濡れの法被が全てを物語っています…。
僕の雨男パワーが全町の曳き子及び関係者の皆様、実行委員会の皆様、役員の皆様全てに多大なるご迷惑をおかけした事深くお詫びいたします。
副総代からも「東洋一の雨男」の異名を頂きました。
来年は、晴れ男晴れ女を多数お招きすることで解決を図りたいと考えております。
兎にもかくにも、六町無事山倉まで戻ったのを見て「いい祭りだった!」と思っています。楽しかった!(雨男だけど)
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祭りの後

祭りも終わりました。既に僕は帰京しており、平素の日常に戻ってきました。なので、お祭り狂いの語りごとはこれが最後です。(今後も発作的に始まるけど)。戻ってきたとたん仕事山積み大忙しでスイッチが切り替わってます。
その上で。冷静に振り返って。何より今年は最高に楽しかったです。縁があって四年目、顔を覚えてもらって、少しは山の近くで曳かせてもらって、車輪の近くで梶取って、こんなことさせてもらっていいんだろうか、と思える環境をつくっていただきました。
そして何より、今年は東京からゲストまでお越し頂き、プログラマーの坂本ミチロウ先生がなんと富山初上陸!この祭りを見るために!僕が熱く阿呆なことを語り続けてきた思いが伝わったのでしょうか・・・本当に嬉しいです。
 いろいろ写真も撮っていただきましたが、何よりやまの前でお神楽後、鉢巻を締めなおすシーン、夜祭曳きだし直前に自分のポジションを撮ってるときの姿など、ほとんど隠し撮りでもとっていただけたこと、(これ個人的に)すごく嬉しいのですよ。僕、これまでほとんど個人で参加してたもので、なかなか平素の姿を写真に残されることがありませんでした。蝶山車とのツーショットなんてどんなロックスターのツーショットよりも憧れてました。
 と、まあ、ミーハーな客人意識はここまで。5年目からは、本当に求められる立場をきちんとわきまえて、出来る価値をより大きく出来るように頑張りたいと考えてます。
一つは、僕がメディア媒体を通じてけんかやまを発信し、数多くの仲間たちやクリエイターを伏木にお招きすること。何かに触発されていい作品を作るきっかけとなってもらいたい。
二つは、僕自身が準備から片づけまできちんと「一年の仕事」を身につけること。
そして三つ目に、後進の育成。いうても、僕らもうおじいちゃんですから。自分がはしゃぐんじゃなくて、はしゃいでいる若者を教育して、礼節持ってはしゃがせてあげたい。そんな不遜な気持ちがわいてくるわけです。僕自身が4年目のペーペーなのですが。
何はともあれ、坂本先生御来伏木、ありがとうございました!
そして貴方がホテルに帰った途端に大雨ですよ。貴方、晴れ男だな。
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父がネットに殴りこみ

Facebookに父親が登場しました。
僕の注意欠陥多動性を更にパワーアップし(本人公認)、世界におもねらず自ら知と道を人の100倍のスピードで開拓する通称「スーパージジイ(塾生談)」です。後片付けが大変なパターンです。
そもそも60代にしてiPadからLineで高校生に数学を教えながら、毎日Youtubeに動画をアップし、Facebookを更新する男が居るだろうか。
今は隠居前に、ICTを活用した新時代のEdTech(石川県版)を作ろうと奮闘中です。
60代の操るLINE、動画、ビジネス展開をご覧になりたい方は是非お友達申請してください。
(受けるかどうかは解らないけど・・・僕の友人ならほぼ大丈夫でしょう)
そしていつの間にか友人数も激増している。
「あれ、お父さん、僕の友達の●●さん知り合いだったっけ」
「いや、知らん。お前の友達に何か知ってそうな顔がいたから友人申請出した」
・・・そういう人です。
資本主義と権力が大嫌いな父。
Lineの文面に
「これで資本の暴力から逃れられる」
「マルクスが言っていた国家の収奪が(略)」
「我々が資本主義に生きる中において労働とは(略)」
僕のLine上で学生運動が始まりました。
会社や警察にもすぐ殴りこんでくる(それが大企業だとなお盛り上がる)気質ももち、
息子や孫達に何かあれば後先考えず喧嘩をはじめる頼もしい(一族以外にははた迷惑な)
おじい様です。みんなに愛されています。
喧嘩好きな気質は僕に。会社に殴りこむ気質は妻に受け継がれています(血のつながりはありません)。
因みにうちの祖母も祖父の会社に「お前なにさせとるんじゃ」と殴りこんだそうです。
もう、これは血だ。血でしかない。そして妻よお前の血はどこからきた。
こんなスーパージジイを皆様よろしくお願いいたします。
なんだかんだ言ってますけど、塾生も家族も皆大好きです。
本人は今孫にメロメロになってますけど・・・
そして昨日は「インスタグラム始めました」と連絡が来た・・・父よ、どこまでいくのだ。