いただきもの

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もうさすがにこれは惚気と言われてしまう程度ではないかと訝しんでおりますが。でも頂いた事を皆様に公表することでまた妻の受注につながるものならば、進んで公開してまいりましょう。
 
今日も頂きました。いわゆる僕世代でいうズボンです。今の若い子はパンツというのでしょうか。ズボン。発音してみたかっただけです。声調でいえば第四声です。
 
そして僕もある方面では「速さに定評がある」と言われましたが(過去形)、かみさんにそれが乗り移っている模様。今年入ってから、いったい何作目だ、これ。阿修羅の如き速度で仕事をする妻。鬼子母神か。
 
ポイントは敢えて裏地につけたボタンとワンポイントのファスナー。裁縫技術はよく解りませんが、履き心地は素晴らしいです。今穿いてます。
 
そして相変わらず全尺はお見せしません。僕の股下尺は個人情報保護法案の庇護の下、厳重に管理されるべき国家機密の如しです。
 
(また、こういう記事にて「仲良し夫婦」的な態を感じ取って頂いているようですが、これは別居期間や闘病期間や明日の飯にも困る極貧期間を13年近く経て今あるささやかな幸せなのです。あれ、僕が全部悪いのか。)
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子供に夢を託すな

子供に夢をたくすな
思うこと3つほど。
1・子供に夢を託すのは健全じゃないと思う。
いや、未来を応援する悪い事じゃないけど、自分のやりたい事とかなりたい事とかは幾つになっても自分で達成する事で、誰かに委託するものじゃないと思います。子供といえど、他人だし、別人格だし、その未来は個々人のものです。子供に対してできるのは、選択の枠を広げ、また実例を紹介してあげる事であり、チョイスじゃない。
その意味でこのCMについて、メッセージの全否定はしない。
2・でもサラリーマンは否定しない。
自分の生き方がつまらないと思うなら、それは被雇用者の立場や、自分の会社に理由が原因である場合は少ないと思います(苦しい、辛い、だと話は別だけど)。そもそも自分の生き方のうちで、仕事が占める割合なんて大したものじゃない(僕がおかしいのか?)。僕自身、仕事は全力で取り組むし、誇りだってあるけれど、行き過ぎて自分のアイデンティティを仕事と同一化することは、むしろ気持ち悪ささえ感じています。ゆえに、転職したってフリーになったって、生き方も楽しさも、変わらないと思います。サラリーマンでもバランス保って誇らしく楽しげな人も居るし、その逆も沢山見てます。何か違和感を覚えるなら、今すぐ何か楽しげになることをやればいい。誰もその行動を止めることは出来ないし(国も法律も)、自分の幸福のための行動は、仕事同様にプライオリティは高い。(その結果として、仕事が100%アイデンティティになるのなら、それはそれで悪くない)
その意味で、疲れたサラリーマンを演出して画一的に表現することには、違和感を覚えます。サラリーマン、楽しいよ。
3・で、このCMによってリクルートが受ける利益は何?
転職させたいのだとしたら、ちょっとフォーカスがぼやけてると思います。
疲れた毎日に諦めないで、子供に夢を託さないで、自分自身が挑戦しようよ、という意図はわかるけど、そこで次の選択肢としてリクルートのサービスを使って別の会社に移る、という誘導には説得力が足りない気がします。特に「夢」なんてワードを使ったら、それこそ世間一般イメージでは被雇用者である事自体の否定とも受け取られず、転職=リクルートの利益、からも外れる気がします。

今の世の中「家庭を支えて、生活するために仕方なく今の会社に居る人たち」ばかりじゃない。会社の名や保護に依らず、生きていける人は存外多いものです。(、もちろん、雇用環境における庇護、恩恵も理解したうえで)

そもそも、サラリーマン対その他という二項対立のチョイスさえ、もう古い。複合的に、爽やかに、そしてしたたかに、楽しく生きる方法がたくさんある時代だと感じています。

起業における最大のリスクは「リビングデッド」だと思う

★起業における最大のリスクは「リビングデッド」だと思う★
!!この記事・・・。
2000年にパソコンスクールで起業した僕。ものの見事にリビングデッドを経験しました。それも月々沈んでいきながら。
7月に開校し、10月から12月に掛けて、スクールを5店舗に一気に拡大(しかもある方法で家賃等の経費は無し)したのは僥倖だったものの、マネジメント力不足で講師も教材も何にもそろえられなかった。走り回って全てを担当する僕。主任講師兼システム担当兼広報兼人事兼教材開発兼経営者。
(因みに当時の僕がスクールのお手本として事業研究を徹底して行っていたのがあのDHW社。その5年後に縁があるとも露知らず)
金沢・武蔵が辻からクリエイティブの風を!といきまいて始めたものの、来て頂いたお客様は平均50代~60代。教えるのは電源のつけ方からワードエクセル。ごくまれにフォトショップ。たまにWeb制作の引き受け。
もう一人、信頼する先生が居たけれど、それでも回るはずがない。
 
月々無くなる売上、夜な夜なチラシ配りする僕、授業を教える僕、サイト作る僕。自宅帰ったら嫁さんは東京に夜逃げ。お金も入れずに家にも帰ってこなけりゃ当たり前だ。
 
いい経験、というには苦々しすぎるし、お詫びしないといけない人もまだまだ沢山居る状態だけど、成功も失敗も失敗も失敗も味わいました。そしてリスクの意味も良くわかります。
(写真は2000年当時の校舎のうち2つ)
musashi
zerokai

撮影パーティ in Yokohama

2014-02-28-07.00.33
自宅の千葉に背を向けて、今日も撮影現場inミッドナイト横浜。友達からお誘い頂き、こんな僕を活用してもらえるなら、と、休日の夜を充実した緊張感溢れる体育会系的クリエイティブパーティナイトとして過ごす。制作チームの一員として、お役に立てただろうか。(個人情報含むため日付を一週以上ずらしてアップしてます)
もうね、僕も不惑を超えたことだし、こういうね、体力も気力も掛かる大人の活動にはね、もう、どんどん乗っていきたいと思う。お誘いがかかるウチが華。老い先は思ってるほど長くないから楽しい事は満喫して、遠慮しないで突き抜けたいし、これから生きる期間は思った以上に長くなることだから、ご縁は大事に「信頼」のお付き合い。ああ、何も矛盾していない。やる。